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1/23【NOAH】キーワードは「刺激」、清宮再起ロードへ意味深予告 今年初のメイン締め

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』高知市文化プラザ・かるぽーと小ホール(2020年1月23日)
○清宮海斗&丸藤正道&谷口周平&熊野準vs杉浦貴&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&ディック東郷&大原はじめ×

 1・4後楽園大会でGHCヘビー級王座を失った“スーパーノヴァ"清宮が、今年初めてのメイン締め。再起ロードに向けて「刺激」がキーワードの意味深予告を放った。

 昨年、若き王者として新生ノアをけん引し続けた清宮だが、年初大会で潮崎豪に敗れて王座陥落。それでも至って前向きに“新しい景色"を目指して今ツアーを闘ってきた。

 この日の高知大会ではメインに登場。杉浦軍相手の8人タッグマッチに臨み、GHCナショナル王者の杉浦と激しい火花を散らした。終盤には集中砲火を浴びたものの、大原をドロップキックで撃ち抜いて流れを変えると、急角度ジャーマンからのタイガースープレックスホールドで3カウントを奪ってみせた。

 今年初めてメインを締めた清宮は、久々に締めのマイクを握ると「1年ぶりに高知に帰ってきましたー!」と満面の笑顔で叫んで場内も拍手喝采。「今年で20周年イヤーを迎えるノアと、今年、年男の俺が、これからプロレス界のどこの団体よりも“刺激"のある闘いを見せていきたいと思います。これからも俺なりの新しい景色で、高知もぶち上げていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」と締めくくり、王者時代同様、観衆と丁寧に触れ合ってから花道を下がった。

 ベルトはなくとも、観客との信頼関係を最優先で育む“新しい景色"への姿勢は変わらず。「お客さんの迎え入れてくれた気持ちが、すっごい嬉しかったです! ホントにそれは素直に。久しぶりメインを締めても、俺とお客さんの気持ちは、全然切れてないなって。それを強く感じました」と再び満面の笑みを浮かべた。

 一方で再起ロードに向けては“刺激"をキーワードに意味深予告。「リング上でも言ったとおり、“刺激"ですよね。どこの団体よりも、誰よりも“刺激"。その刺激を俺はこれから出していくから。今日の対戦相手の杉浦さんも、なんか少し物足りない感じがあったんじゃないですか? 刺激を求めたいヤツがいるんだったら『俺と闘え』って言いたいですね。必ずそこに、どこでも味わえない刺激があるから。ベルトうんぬんじゃなくてもいい。俺は常に全体を見てるから」と話した。

 どんな一手に出るかは「これからを見ていてください」。新風景を目指し続ける清宮の、“刺激的第一歩"に注目だ。

【試合後の清宮】
――今年初めてメインを締めたが?

▼清宮「お客さんの迎え入れてくれた気持ちが、すっごい嬉しかったです! ホントにそれは素直に。久しぶりメインを締めても、俺とお客さんの気持ちは、全然切れてないなって。それを強く感じました」

――ベルトを失ったが、次の展望は見えつつある?

▼清宮「リング上でも言ったとおり、“刺激"ですよね。どこの団体よりも、誰よりも“刺激"。その刺激を俺はこれから出していくから。今日の対戦相手の杉浦さんも、なんか少し物足りない感じがあったんじゃないですか? 自ら刺激を求める感じはあったでしょう? 俺がこれから、この団体で一番刺激を出して行くから。刺激を求めたいヤツがいるんだったら『俺と闘え』って言いたいですね。必ずそこに、どこでも味わえない刺激があるから。ベルトうんぬんじゃなくてもいい。俺は常に全体を見てるから。全部見てきて、俺が一番、刺激ある闘いができると思うよ」

――ベルトを失ったからこそできることもたくさんある?

▼清宮「そうなんですよね。全体を見てる…って言ったのは、そういう部分も入ってるんで。ベルトが無くても、こうやってお客さんと繋がりあえてるんで、お客さんが求めてる“刺激"も俺が生み出していきたいと思います」

――何に踏み出すのか、あらゆる可能性を否定しない?

▼清宮「そう、色んな可能性を秘めてる。どんな刺激を生み出すかは……これからを見ていてください」

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