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1/23【NOAH】仁王が稔からケジメの1勝、元相棒の突破阻止 Dブロック大混戦で大阪へ

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』高知市文化プラザ・かるぽーと小ホール(2020年1月23日)
Dブロック公式戦 ○仁王vs田中稔×

 仁王がジュニアリーグ戦Dブロック公式戦で稔を撃破。“ケジメの一戦"で元相棒のブロック突破を阻止し、公式戦最終日となる1・25大阪大会を前にDブロックを大混戦へと導いた。

 昨年12月。長らく稔とタッグを組んでいたHi69は、突じょとして“仁王"に変身して金剛入り。ケジメの一戦が、それぞれのリーグ戦最終公式戦で実現した。

 これまで1勝1分の稔は勝てばブロック突破が決定する一戦。一方の仁王は敗れると脱落が決まる一番だった。

 入場パフォーマンス中の稔を奇襲した仁王が、いきなりトペ・スイシーダで突っ込んで覚悟をみせたが、稔もボディ攻めに転じて主導権は握らせない。仁王の反撃を許してもストゥーカ・スプラッシュを剣山で撃墜して再びボディにダメージを与え、ダイビング・フットスタンプも投下して仁王は苦痛にまみれた。

 だが、その後の猛攻をしのいだ仁王は、フィッシャーマンバスター狙いを首固めで切り返して流れを変えると、起き上がりぎわにやり投げ式のDDTを発射。すかさず後頭部へのソバットもぶち込み、みちのくドライバーβで叩きつけて大技さく裂に成功だ。稔も何とか肩を上げたが、続けて必殺の超舞踏(カンクーントルネード)を投下して逆転3カウントを奪ってみせた。

 “ケジメの一戦"を制して、元相棒のブロック突破を阻止。試合後の仁王は「Dブロック、これで分かんねーだろ? 次の原田vsクリス次第だ。運も実力もうちだ。俺は決勝に行くと、ずっと思ってる」と稔については語らずに、あくまで頂上を見据えた。

 これで公式戦最終日となる1・25大阪大会を前に、Dブロックは大混戦に。大阪の「原田大輔vsクリス・リッジウェイ」の勝者がブロック突破となるが、引き分ければ勝ち点3で4人全員が並ぶ。両者無得点試合だった場合は、直接対決で稔を下している仁王が突破となる。

【仁王の話】「Dブロック、これで分かんねーだろ? 次の原田vsクリス次第だ。運も実力もうちだ。俺は決勝に行くと、ずっと思ってる。以上だ」

【稔の話】「今日はね、仁王……あえてHi69くんと言わせてください。彼が仁王になってから初めてのシングル。しかもリーグ戦の最終公式戦で…ってことで、勝ってブロック突破したらひとつ言いたいことがあったけど、言えなかったですね。言いたいことを阻まれてしまった。まぁでも、こっちのブロック、ラクな相手も、ラクな試合もひとつも無かったんで。充実したリーグ戦でした。ありがとうございました」

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