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2/4【新日本】ヒロムが復帰戦で敗れたイーグルスに雪辱 「シングルでやろうぜ」

『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2020年2月4日)
○高橋ヒロム&鷹木信悟&EVILvs後藤洋央紀&石井智宏&ロビー・イーグルス×

 ヒロムが復帰戦で敗れたイーグルスに雪辱。それでも気持ちは収まらず、「リベンジ成功…なわけねえよ、ロビー。シングルでやろうぜ」と要求した。

 ジュニア王者・ヒロムは2・9大阪城ホールでリュウ・リー相手に初防衛戦が決まっているが、首負傷からの復帰戦となった昨年の12・19後楽園ではタッグマッチながらイーグルスに不覚を取っており、リベンジを見据えていた。今宵は2・6後楽園でのNEVER6人タッグ王座戦「(王者)鷹木&EVIL&BUSHIvs後藤&石井&イーグルス(挑戦者)」の前哨戦に加わる形で、鷹木&EVILとトリオを組み、挑戦者組を迎え撃った。

 2・1札幌で鷹木と後藤、EVILと石井が一騎打ちを行ったばかりだけに、両軍の戦いは序盤から白熱。特に激しくぶつかり合ったのが、NEVER王座を戴冠したばかりの鷹木と石井だった。石井が挑発気味にステップキックで顔面を蹴り上げると、鷹木が激怒。コーナーに押し込んで逆水平やナックルパートを連打して腰砕けにし、お返しのステップキックを叩き込む。引かない石井も逆水平とエルボーを交互で乱射し、頭突きでメッタ打ちに。止める浅見レフェリーを突き飛ばすほどエキサイトする。「お返しだ!」と鷹木は串刺しパンピングボンバーをぶち込むと、負けじと石井がバックドロップで強引に引っこ抜く。王者も意地で即座に立ち上がり、左腕ラリアットを振り抜いて痛み分けに持ち込んだ。

 鷹木と石井の熱に感化されたのか、ヒロムとイーグルスも先読み合戦で火花。EVILが介入すると、守勢を強いられたイーグルスだったが、ターボバックパックから必殺のロン・ミラー・スペシャル(変型裏足4の字固め)に捕獲して、ヒロムをギブアップ寸前まで追い詰めた。鷹木のカットが間に合うも、石井らの援護射撃を受けると、イーグルスは低空619、スワンダイブ式低空ドロップキックで足を打ち抜き、再びロン・ミラー・スペシャルに。だが、ヒロムは狙いすました首固めで抑え込み、逆転の3カウントを奪い取った。

 イーグルスに雪辱を果たしたヒロムだったが、まだ気持ちは収まらないようで、「リベンジ成功…なわけねえよ、ロビー。シングルでやろうぜ」と要求した。今はあくまでリー戦に集中する構えだが、「このベルトさんが欲しいんだろ? ならば、ヒロム包囲網に加われよ。な? みんなで狙ってこいよ」と挑発し、「面白いことになるぞ、ジュニアが」とニヤリ。自分が狙われる立場とはいえ、ジュニアのシングル戦線が過熱することが嬉しくてたまらない様子だった。

【ヒロムの話】「リベンジ成功…なわけねえよ、ロビー。シングルでやろうぜ。お前も言ってただろ? このベルトさんが欲しいんだろ? ならば、ヒロム包囲網に加われよ。な? みんなで狙ってこいよ。ただし、俺がドラゴン・リーを潰したあとだ。面白いことになるぞ、ジュニアが」

【鷹木の話】「こうやってベルト2本持って入場するのも気持ちいいな。レスラー冥利に尽きるよ。それはそうと、石井のオッサン、なにスイッチ入ってんだよ? 相変わらず元気だな、あのオッサン。まあ、後藤はたぶん寝て起きたら忘れたんだろうな。もう3日ぐらい経ってるから。このNEVERのベルトを見せても何も反応しなかったし。それはそうと、2・9大阪城ホールで俺、試合組まれてないけど、思ったんだよ。札幌で『オンリーワンのベルトにする』とか言ったから、なにもNEVERのタイトルマッチは大会場、ビックマッチ限定でやる必要ねえからよ。言ってんだろ? 俺が持ったからには自由だ。自由だ。現状でもヘナーレ、SHOなんかが俺の名前を出してるよな。面白えじゃねえか。ビッグマッチじゃなくてもいいぞ。後楽園だろうが、地方だろうが、何だったら俺の地元の山梨だろうが、機が熟せばタイトルマッチやってやろうじゃねえか。面白え。文句があるヤツは誰でも構わんぞ。この俺にケンカ売ってこい」

【EVILの話】「明後日、このNEVER6人タッグのベルトはお前らに譲らねえからな。お前らをもう一度地獄へ落としてやるよ。よく覚えとけ」

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