プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/8【NOAH】Jrタッグ挑戦実現へYO-HEYがカード変更要求 小峠に直接敗退も…

『HIGHER GROUND 2020』新潟・アオーレ長岡アリーナ(2020年2月8日)
○小峠篤司&小川良成&鈴木鼓太郎vsタダスケ&HAYATA&YO-HEY×

 GHCジュニアタッグ王座挑戦を“却下"され続けているYO-HEYが、この日の長岡大会で王者・小峠に丸め込まれてピンフォール負け。挑戦実現が遠のいたが、あす(9日)福島大会のカード変更を要求しながら、巻き返しを宣言した。

 1・30後楽園大会で小峠を丸め込んだYO-HEYは、HAYATAとともに王座挑戦を要求。ところが王者の鼓太郎&小峠は「くるっとやっただけ」と“勝ち方"を不服として拒否し、前夜(7日)の横浜大会でもその姿勢を鮮明にしていた。

 この日の長岡大会では6人タッグマッチで直接対決。変わらぬハイレベルな攻防を展開したものの、終盤に入って気を吐いたのは“挑戦実現"へと燃えるYO-HEYで、単身STINGER3人をトラースキックで撃ち抜いてみせた。

 だが、その直後。一瞬のスキを見逃さずに小峠がスクールボーイで丸め込み、ガッチリ体重を載せて3カウントを奪取。あっさり後楽園の借りを返し、試合後には改めて鼓太郎が“×"マークを腕で作って挑戦拒否を通告した。

 YO-HEYはバックステージにも乗り込んで何やらまくしたてたが、肝心なところで“噛んで"しまい、痛恨の叫び声を上げながら退散…。呆れ笑いの鼓太郎は、HAYATA&YO-HEYへの“興味なし"を強調したうえで、GHCタッグ王者・丸藤正道&望月成晃組に興味を示し「ジュニアじゃん、体重的に。同じジュニアなのに、何で持ってるベルトのバックルの大きさが違うの?」と“ジュニアvsヘビー"のタッグ王者対決を見据えはじめた。

 おさまらないのはYO-HEY。メイン後に記者を招集すると、「さっきなあ! 6人タッグで我々3人が負けちゃって、コメントもカミカミで、あんなんじゃYO-HEYちゃんのペロンペロンな脳みそが気ぃすまへんから、ちょっとひとつ提案があって。明日もボス(原田)、俺、お母さん(タダスケ)でSTINGERの3人と当たるカードが決まっとるけど、お母さんには申し訳ないけど、ちょっとそこは嫁さん(HAYATA)に代わってもらって、今日のお返しを存分にやりたいから。お母さん、良かったら代わってもらっても良いですか?」と提案した。

 つまり、あす(9日)福島大会の「HAYATAvs覇王」「小川&鼓太郎&小峠vs原田&YO-HEY&タダスケ」を、「タダスケvs覇王」「小川&鼓太郎&小峠vs原田&HAYATA&YO-HEY」に変更するよう求めた形。

 タダスケも即諾。YO-HEYは「ほんなら最後にひとつだけ言わせてくださいよ。さっき鈴木コタコと小峠アツエが、こんなん(挑戦拒否の×ポーズ)やっとったけど、ちょっと角度がズレとったから。だから俺は“バツ"とは認めん。それだけや!」と、あきらめの悪さ全開で挑戦実現への執念をむき出しにした。

【試合後の鼓太郎&小峠とYO-HEY】
※鼓太郎&小峠がコメントしようとしたところでYO-HEYが現れる

▼YO-HEY「待て、待て」

▼鼓太郎「しつけーなー」

▼YO-HEY「負けを認めれへんっていうのあるけどな、俺も男や! 今日の負けは認める! でもな! 英語でBUT、B・U・Tや! この前の後楽園でアンタら俺にくるっと丸め込まれてワンツースリーがっちり取られたのに、アンタらは『丸め込みで負けたんなら認めない』って……」

▼鼓太郎「だから今日丸め込みでやり返したんだから、やりま…せんっ!つってんだよ」

▼YO-HEY「まぁええよ! 絶対認めさせてやるからな! お前らのこれ(×ポーズ)、ちょっとカタモ、傾いて…(※噛んだことに痛恨の表情を浮かべながら)ああああああああああああああああ!クソ!!!」

※YO-HEYは悔しげに去っていく

▼小峠「結果でなけりゃ何も始まりませんからね。なんでもすぐ、タイトルマッチ決めすぎてたんですよ。前までは。ベルトの価値をもっと上げていくためには、こういうの(拒否)も英断やと思うてますよ。現に結果出してないし、HAYATAなんか今日突っ立っとっただけやろ? だったらもっとふさわしい、ベストチャレンジャーが来てほしいと思うね、俺は」

▼鼓太郎「ちゃんとしたモノ持ってこなきゃやらない。逆に言えば、ちゃんとしたモノ持ってくれば“やる"って言ってんだよ」

――HAYATA&YO-HEY組以外に気になるチームはいる?

▼鼓太郎「丸藤&望月組」

▼小峠「おー、それは気になりますねえ」

▼鼓太郎「ジュニアじゃん、体重的に。同じジュニアなのに、何で持ってるベルトのバックルの大きさが違うの?」

――HAYATA&YO-HEYよりも高い次元を目指していると?

▼鼓太郎「そうそう。気になるチームはそれくらい。だって他いないじゃん」


【原田&YO-HEY&HAYATA&タダスケの話】(メイン後)

▼YO-HEY「さっきなあ! 6人タッグで我々3人が負けちゃって、コメントもカミカミで、あんなんじゃYO-HEYちゃんのペロンペロンな脳みそが気ぃすまへんから、ちょっとひとつ提案があって。明日もボス(原田)、俺、お母さん(タダスケ)でSTINGERの3人と当たるカードが決まっとるけど、お母さんには申し訳ないけど、ちょっとそこは嫁さん(HAYATA)に代わってもらって、今日のお返しを存分にやりたいから。お母さん、良かったら代わってもらっても良いですか?」

▼タダスケ「おう、どんどんやってくれ! (HAYATAとシングルで対決予定の)覇王は俺に任せろ!」

▼YO-HEY「あざっす! ほんなら最後にひとつだけ言わせてくださいよ。さっき鈴木コタコと小峠アツエが、こんなん(挑戦拒否の×ポーズ)やっとったけど、ちょっと角度がズレとったから。だから俺は“バツ"とは認めん。それだけや!」

▼原田「もっかい噛めや。そこは噛むとこやろ!? …まぁええ。俺は小川良成! いつまで逃げてんねん。俺は過酷なジュニアリーグ戦優勝したぞ。まぁ横浜ラジアントで負けたけどな、俺は諦めてへんぞ。いつまでスカしてるんや、小川良成。俺とベルト懸けて闘え。以上や」

プロ格 情報局