プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/9【NOAH】HAYATAろっ骨負傷で2vs3も…原田が小川、YO-HEYが鼓太郎KO 挑戦実現へ猛反撃

『HIGHER GROUND 2020』福島・トヨタ クラウンアリーナ(国体記念体育館)サブアリーナ(2020年2月9日)
▲小峠篤司&小川良成&鈴木鼓太郎vs原田大輔&HAYATA&YO-HEY▲

 HAYATAがろっ骨負傷で“途中退場"するアクシデントに見舞われながらも、原田&YO-HEYがGHCジュニア王者・小川と同ジュニアタッグ王者の鼓太郎&小峠組に猛反撃。2対3の数的不利を覆して、原田が小川を、YO-HEYが鼓太郎をそれぞれKOしてみせた。

 1・30後楽園大会で原田はジュニアリーグ戦を制覇して王者・小川に挑戦表明。YO-HEYも小峠を丸め込みで下してジュニアタッグ王座挑戦を表明していたが、いずれも未決定のまま。そればかりか、2・7横浜大会で原田はいきなり小川に敗れ、前夜の長岡大会では小峠がYO-HEYを丸め返して雪辱し、むしろ王座挑戦は遠のく現状にあった。

 それでも執念を燃やすYO-HEYがカード変更を主張して、この日の福島で「王者トリオvs挑戦者“候補"」による3対3が実現したが、序盤からいきなりアクシデントに見舞われた。

 わき腹をガチガチにテーピングで固定して現れたHAYATAが、序盤の攻防で早々に戦闘不能に。2・7横浜大会でろっ骨を痛めていたといい、試合途中にも関わらず医務室へと運び込まれた。

 2対3の圧倒的苦境に立たされた原田とYO-HEYだったが、捕まり続けたYO-HEYが切り抜けると、原田がいつも以上の気迫で駆け回ってSTINGER勢を単身押し戻す。火がついたYO-HEYも相手方3人をことごとくトラースキックで撃ち抜くと、鼓太郎をスーパー顔面GでKOし、場外の小峠にはトップロープ超えのノータッチ・トペを敢行してみせた。

 意地の小峠もYO-HEYのリングインを許さずに場外でのデスペナルティを発射。無情にも場外カウント20が数えられて両者リングアウト決着となったが、試合が終わっても原田の気迫はおとろえず。小川との乱闘をニーアッパーからのローリングエルボー連打で制すと、大の字の王者に憤怒の表情でベルトを見せつけながら王座戦を迫った。

 数的不利を覆して、原田とYO-HEYが挑戦実現へ猛反撃。YO-HEYは「俺らふたりとも右乳首ピンピンしとるやろ! さっきもよ、鈴木コタコもぐっちょんぐっちょんになってもーてたがな! 結果は引き分けかもしらんけど、最後見れば“どっちが勝ったんですか?"ってお客さんに聞いたら分かるやろ」と強調し、原田も「小川良成もKOや! ノックアウトでもう立たれへん状態なってたやろ? 鈴木鼓太郎もくたばって、あと一人はしらんけど。今まで溜まってたもんを全部ぶつけた!」と興奮気味にまくし立てた。

 続く2・16後楽園大会でも、この日と同一カードで対戦予定。HAYATAの負傷が気がかりではあるものの、原田は「次の後楽園も思いっきりやり返して、ジュニアタッグ、そしてシングル! 絶対あいつらに“YES"と言わせるぞ。絶対タイトルマッチ組ませたるからな。俺たちがもう一回、あいつらを倒す!!」と“ダメ押し"を宣言した。


【試合後の原田&YO-HEY】
――HAYATAの状態は?

▼原田「見ての通りや! (ろっ骨を)痛めとる。でも! HAYATAの分もYO-HEYが今日動いた。そして2対3。その状況でもな、俺たちは負けてへんぞ!」

▼YO-HEY「最後見てみいや、俺らふたりとも右乳首ピンピンしとるやろ! さっきもよ、鈴木コタコもぐっちょんぐっちょんになってもーてたがな! 結果は引き分けかもしらんけど、最後見れば“どっちが勝ったんですか?"ってお客さんに聞いたら分かるやろ。この通りや。こ・の・と・お・り・や!」

▼原田「そういうことや! 小川良成もKOや! ノックアウトでもう立たれへん状態なってたやろ? 鈴木鼓太郎もくたばって、あと一人はしらんけど。今まで溜まってたもんを全部ぶつけた! そして次の後楽園も思いっきりやり返して、ジュニアタッグ、そしてシングル! 絶対あいつらに“YES"と言わせるぞ。絶対タイトルマッチ組ませたるからな。俺たちがもう一回、あいつらを倒す!! 以上や!!」

プロ格 情報局