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2/23【DDT】遠藤が“挑戦剣"獲得 #STRONG HEARTSの6・7さいたまSA出場決定

『Into The Fight 2020』東京・後楽園ホール(2020年2月23日)
イリミネーション8人タッグマッチ ○遠藤哲哉&佐々木大輔&T-Hawk&エル・リンダマンvs勝俣瞬馬&飯野雄貴&橋本千紘&彰人×

 遠藤がKO-D王座への“挑戦剣"を獲得。また、#STRONG HEARTSが6・7さいたまSA大会に出場することが決定した。

 DAMNATIONと#STRONG HEARTSは現在業務提携中。今大会では佐々木&遠藤とT-Hawk&リンダマンが合体し、ALL OUTの彰人&勝俣&飯野に仙台ガールズ・橋本を加えたカルテットとイリミネーションマッチで対戦した。佐々木は6・7さいたまSAでのKO-D無差別級王座挑戦権の証である“挑戦剣"を保持しており、この試合にも懸けられた。

 序盤から白熱のシーソーゲームとなったが、リンダマンがダブルインパクト式コードブレイカーで勝俣を撃破して先制。橋本が女子選手ながらパワフルな攻撃で巻き返すと、エプロンでリンダマンと互いにジャーマンを狙い合ったが、そこに飯野が突っ込むと、2人とも場外に転落し、橋本とリンダマンも脱落に。仲間をオーバー・ザ・トップロープに追い込んでしまった飯野は、ミスを挽回すべく奮戦したものの、佐々木のフランケンシュタイナーに押さえ込まれて敗退した。

 ここから試合は大きく動く。飯野が敗退した直後に、彰人が佐々木をクルリ。ガッチリと押さえ込んで3カウントを奪い取り、挑戦剣を奪取した。場内は大歓声に包まれる。彰人は遠藤&T-Hawk相手に果敢に立ち回り、誤爆を誘うと、T-Hawkをハナマサで戦線離脱に追い込む。そして、彰人をアンクルホールドに絡め取って、千載一遇のチャンスを掴んだ。

 だが、息を吹き返したT-Hawkがケルベロスを突き刺してカットイン。彰人の動きが鈍ったところで、遠藤はジャンピングパワーボムからゆりかもめに捕獲してギブアップを奪い取り、結果的に挑戦剣は佐々木から遠藤の手に移った。

 試合後、遠藤は「カリスマ! 挑戦剣を取り返しましたよ」と剣を掲げたもののの、佐々木が「俺の剣を返せ!」と詰め寄る場面も。気を取り直した遠藤は業務提携に手応えを感じたようで、「このプロレス界、いや、世界中で俺たちに勝てる人間はいないんじゃないか?」と吠えた。

 セコンドのCIMAも気持ちは同じ。「この業務提携は日本だけでなく、アメリカ、メキシコ、ヨーロッパと続いていますんで。クリスも参戦することですし、いろいろ狙っていきますよ」と予告。手始めとして、「#STRONG HEARTSの大好物はビッグマッチ。しかも、まだ1回も出たことのない会場が関東にあるらしいやないですか? 6月7日、さいたまスーパーアリーナ、#STRONG HEARTSにデビューさせてくださいよ」と6・7さいたまSAへの参戦をアピールし、直後に正式決定した。

プロ格 情報局