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2/23【全日本】イザナギが3度目の岩本ピンフォール PURPLE HAZEがシリーズ最終戦で陣撃破

『2020 EXCITE SERIES』最終戦 エディオンアリーナ大阪 第2競技場(2020年2月23日)
○イザナギ&ゼウス&ルーカス・スティールvsジェイク・リー&阿部史典&岩本煌史×

 イザナギが岩本から今シリーズ3度目となるピンフォール勝ちを収め、世界ジュニアのベルトに照準を定めた。

 今シリーズ、激化の一途をたどっている陣 JINとPURPLE HAZEのユニット闘争。中でも岩本とイザナギは2度ずつ直接勝利を奪い合い、前夜の赤磐大会では反則三昧のイザナギを岩本がイス攻撃で制裁し、遺恨を深めた。

 この日は岩本がジェイク&阿部、イザナギがゼウス&ルーカスとそれぞれ組んで対戦。PURPLE HAZEは大阪でも反則殺法を連発して陣を苦しめた。そのいずれもレフェリーの死角を突いている狡猾さは言うまでもない。終盤には岩本がイザナギをブレーンバスターや一本背負いで投げ飛ばすなど攻め込んだが、セコンドの入江がレフェリーを場外に引きずりおろして3カウントを入れさせず。すかさずゼウスとルーカスが串刺しラリアットで援護射撃し、イザナギもバズソーキックで追い討ち。エルボー連打で粘る岩本に入江が場外からのイス攻撃を見舞うと、イザナギもトンファーで殴りつける。ソシテトンファーを右足に仕込んでのバズソーキックをぶち込むと、タイガーススープレックスホールドで岩本にとどめを刺した。、

 イザナギが岩本から3度目となるピンフォール勝ちをスコア。シリーズ中の戦績を3勝2敗で勝ち越しを決めた。試合後、イザナギは「俺たちの勝ちだ。全日本プロレスは俺たちのもんだ。俺たちは全てをみている。アイズ・オブ・ザ・ワールド!」と笑いが止まらず。元王者の岩本から3度勝利した実績を作り、セミファイナルで岡田を下した王者・ススムを襲撃して世界ジュニア挑戦を挑戦を表明した。

【イザナギの話】「みたかオイ! 俺たちの勝ちだ。全日本プロレスは俺たちのもんだ。俺たちは全てをみている。アイズ・オブ・ザ・ワールド!(ゼウスと二人で高笑い)」

【試合後のジェイク&岩本&阿部】
▼岩本「ふざけんなよあのヤロー! 金的使って、イス使って、トンファー使って、セコンドも使って。お前らまともにやって勝てねぇのか? 昨日みたいにもう一回、制裁してやろうか、てめぇらコノヤロー!」

▼阿部「岩本さん、怒っちゃダメ。ダメだって。怒ったら、またやられちゃうんだからダメ。怒っちゃダメ、深呼吸だよ深呼吸。鼻から吸って口から出す。怒っちゃダメ」

▼岩本「OK。ありがとう。やっぱ腹立つな!」

▼阿部「だからダメ! 怒っちゃダメだよ。気持ちはわかるけど」

▼岩本「許せねぇんだよ! どうしたらいいんだよ?」

▼阿部「鼻から吸って口から出す。深呼吸。でも、これで終わりじゃないから」

▼岩本「今シリーズは今日で終わりなんだよ」

▼阿部「何勝何敗ですか?」

▼岩本「わかんねぇな。でも昨日は俺、負けたと思ってねぇから。反則負けだけど…やっぱむかつく!」

▼阿部「むかつきますよジェイクさん、ねぇ?」

▼ジェイク「おぉ」

▼阿部「ジェイクさん、深呼吸できてるから」

▼岩本「深呼吸だな」

▼阿部「深呼吸だから。怒っちゃダメ。ただ、この借りは必ず返す。今日は悪いことされて負けた。負けは負けなんでね」

▼岩本「頭痛ぇよ」

▼阿部「作戦を練り直しましょう」

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