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2/26【全日本】ヨシタツが石川狩りで世界タッグ戦パートナー名乗りも 困惑・宮原は返答保留

『GROWIN'UP vol.24』東京・新木場1stRING(2020年2月26日)
○ヨシタツ&宮原健斗&フランシスコ・アキラvs諏訪魔&岡田佑介&石川修司×

 世界タッグ王者・石川を撃破したヨシタツが宮原のパートナーに名乗りを上げたものの、困惑する最高男は返答を保留した。

 3・23後楽園大会の三冠戦へ向けた前哨戦もこれが8度目。2・23大阪大会では宮原が諏訪魔から直接勝利を奪い、世界タッグ挑戦を要求。諏訪魔も受けて立つ構えをみせ、両者による「全日本の顔」決定戦は5冠争いの様相も呈することが決定的となった。

 新たなテーマができた両者の攻防はさらに白熱。諏訪魔がエルボーで先制し、ヘッドロックで絞め上げれば、宮原もすぐさまフロントハイキックでやり返す。2度目の激突ではエルボー合戦で激しく渡り合い、諏訪魔がダブルチョップで制したが、宮原もフロントハイキックで応戦して譲らなかった。

 最後に決めたのはヨシタツ。ヨシタツのニーリフト、宮原のフロントハイキック、ヨシタツのフェースクラッシャーを立て続けに決めるヨシケン連係を石川にさく裂。暴走大巨人のサンドイッチラリアットや境川の餌食となり、石川にランニングニーリフト、ファイアーサンダーで追い込まれたが、スプラッシュマウンテンは決めさせず。起死回生のCBJで逆転すると、ヨシタツ幻想(ファンタジー)で絞め上げて石川をギブアップさせた。

 世界タッグ王者から会心の勝利。試合後、ヨシタツは宮原に向かって「心に決めた人がいる? 健斗、そんな回りくどい言い方しなくていいよ。人望がない? 俺がいるじゃない」と呼びかけ、「世界タッグチャンピオンの石川から俺は直接獲っている。健斗、これこそ満場一致でタッグパートナーはヨシタツだろ?」とヨシケン再結成を迫った。

 だが、宮原はただただ困惑するばかり。「タッグパートナーに関しては、明日以降発表する。今日はちょっと戸惑ってる」と返答を保留した。明日27日に31歳の誕生日を迎える最高男にとって、この日は30歳最後の試合。ヨシタツが「やっぱこういうきっかけ必要だからね。ちょうどいいんじゃない? 健斗、俺はしつこいから」と呼びかけ、ヨシケン再結成決定を強調したが、宮原はそのたびに「えっ?」と疑問の声を上げた。

 世界タッグ奪取による5冠制覇を狙う宮原にとってパートナーは不可欠。宮原が諏訪魔、ヨシタツが石川と王者をそれぞれ撃破し、ヨシケンなら実績は申し分なし。だが、宮原がヨシケン連係を決めたあとや退場時に二人並んでのポージングを拒んでいたのが気になるところ。ヨシタツの浮気によって休止状態となっていたヨシケンは、世界タッグという目標へ向けて再結成となるか。

【試合後の宮原&ヨシタツ】
▼ヨシタツ「いやぁ健斗、ヨシケン再結成。30歳最後の日、ヨシケン」

▼宮原「どうしたんですか?」

▼ヨシタツ「最高じゃない?」

▼宮原「最高!」

▼ヨシタツ「31歳からまたヨシケンスタートだね」

▼宮原「えっ?」

▼ヨシタツ「いやぁ素晴らしいよ。いいんじゃない。やっぱこういうきっかけ必要だからね。ちょうどいいんじゃない? 健斗、俺はしつこいから」

▼宮原「「えっ?」

▼ヨシタツ「「蛇年だから」

▼宮原「えっ?」

▼ヨシタツ「「まぁ、それだけです。もう再結成決定」

▼宮原「えっ?」

▼ヨシタツ「あと書いといて見出し。ヨシケン再結成って」

▼宮原「えっ?」

▼ヨシタツ「ありがとうございました。また頑張ろう明日から」

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