プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/3【WWE】レッスルマニアへマッキンタイアがレスナーKO、カイリがシェイナに惜敗、オートンがエッジの妻・ベスにRKO敢行

 ロウが米国現地時間2日、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催された。

 WWE王者ブロック・レスナーが『レッスルマニア36』での挑戦者ドリュー・マッキンタイアの必殺技クレイモア3発を食らってKOされた。この日レスナーは代理人ポール・ヘイマンとともにオープニングに登場。ヘイマンが「ロイヤルランブル戦の言い訳はしないが、マッキンタイアがレスナーに勝てる訳ないだろ」と豪語すると、マッキンタイアが現れた。マッキンタイアと対峙してにらみ合ったレスナーはリングを去る素振りをみせておいて襲撃を狙ったものの、察知したマッキンタイアはカウンターのクレイモアで返り討ちに。一度はバックステージに戻ったマッキンタイアだったが、ステージ上で再び不意打ちのクレイモアをレスナーに決めると、“ワンモアタイム"チャントに応えるかのように3発目のクレイモアでレスナーを完全にKO。大一番を前にインパクトを残したマッキンタイアは会場のレッスルマニアロゴを指さして年間最大の祭典を見据えた。PPV大会『レッスルマニア36』は日本時間4月6日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

 カイリ・セインがライバルのシェイナ・ベイズラーと激突した。当初、アスカがシェイナの対戦相手となる予定だったが、手首を負傷したため欠場。代わりにパートナーのカイリが出場した。試合前、カイリは「私にお任せあれ」と自信を見せると、セコンドとして登場したアスカも「エリミネーション・チェンバーでは今日の代わりにやってやるからな! コノヤロー」と息巻いた。試合になるとカイリは平手打ちを食らわせ、自身のお尻を叩いて挑発。シェイナもスパインバスターで反撃し、カイリの左足を踏みつけて集中攻撃に出た。試合途中にロウ女子王者ベッキー・リンチがゲスト解説として登場する中、カイリがスライディングDを叩き込めば、シェイナもスーパープレックスを敢行するなど激しい攻防を展開。終盤にはカイリがスピアーから必殺のインセイン・エルボーを放ったが、これを蹴りで迎撃したシェイナはそのままキリフダクラッチで捕まえてタップ勝ちを収めた。試合後もシェイナは再びキリフダクラッチを決めてカイリを締め落とし、その残忍さを王者に見せつけた。すると王者ベッキーはロウ女子王座のベルトを掲げてシェイナを挑発した。アスカ、シェイナら6人によるロウ女子王座挑戦権をかけたエリミネーション・チェンバー戦が行なわれるPPV大会『エリミネーション・チェンバー』は日本時間3月9日にWWEネットワーク(日本語実況版り)でライブ配信される。

 エッジの妻ベス・フェニックスがエンディングに登場した。エッジは1月26日のロイヤルランブルで8年ぶりに復帰したものの、翌27日のロウでランディ・オートンの裏切りにあい、RKO、イス攻撃の暴挙を受けた。ベスがエッジの回復状況を説明しようとすると、遮るようにオートンが登場。ハグや握手を求めたオートンは、ベスに拒否されると「エッジはもう試合をすることはできない。俺がやらなければ、いつか誰かがエッジを車椅子送りにしていただろう。俺のおかげで娘たちと遊べるんだ」とエッジ襲撃の理由を説明。「お前のせいだ。エッジを止めるのはお前の役目だったんだ」とベスを非難した。これに激怒したベスは強烈な平手打ちで返答したが、オートンはマイクを通さず地声で何やら挑発すると、RKOでベスを沈めた。

プロ格 情報局