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3/9【WWE】アンダーテイカー襲撃でAJが屈辱敗戦、中邑らとの好連係でゼインが新IC王者に、アスカはロウ女子王座挑戦権逸す 『エリミネーション・チェンバー』

 PPV大会『エリミネーション・チェンバー』が現地時間8日、ペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで開催された。

 AJスタイルズ(with ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン)とアリスター・ブラックがノーDQ戦で激突した。AJが竹刀やパイプ椅子で猛攻を仕掛けると、ブラックもダイビング・ダブル・ニースタンプでテーブル葬にして応戦。白熱の攻防が展開される中、ギャローズ&アンダーソンがブラックを襲撃したが、ここで突如会場が暗転し、ジ・アンダーテイカーがリングに降臨した。ギャローズ&アンダーソンの首を絞めたアンダーテイカーは因縁のAJをチョークスラムで沈めてそのまま暗闇の中に消え去った。これで大ダメージを負ったAJはブラックのブラックマスによって3カウントを聞き、前回のPPV大会『スーパー・ショーダウン』におけるトゥワイク・トロフィー・ガントレット戦に続き、アンダーテイカーの襲撃によって敗戦の屈辱を味わった。

 中邑真輔がセザーロ&サミ・ゼインと組んでのハンディキャップ戦でインターコンチネンタル王者ブラウン・ストローマンに挑戦した。序盤、ストローマンが中邑のクローズラインを跳ね返してパワー差を見せつければ、数的有利の中邑が延髄斬り、セザーロがアッパーカット、ゼインがチープショットを次々に決める連続攻撃で応戦。場外戦でストローマンを3人がかりで鉄製ステップに叩きつけると、中邑がキンシャサを決めて攻め込んだ。終盤にはセザーロがストローマンをポストに誤爆させ、中邑が再びキンシャサをさく裂。最後はゼインが3人がかりの合体ヘルヴァキックでトドメを刺して3カウントを奪い、新IC王者となった。

 アスカが『レッスルマニア36』でのロウ女子王座挑戦権をかけたエリミネーション・チェンバー戦に挑んだ。ナタリアとルビー・ライオットの顔合わせで金網戦が始まると、その後5分ごとに透明の小部屋からサラ・ローガン、シェイナ・ベイズラーが次々に登場。シェイナがサラ、ルビー、ナタリア3人をキリフダ・クラッチで立て続けに脱落させてリングを一掃し、小部屋で待機するのアスカに見せつけるようにリブ・モーガンをもキリフダ・クラッチで絞め落とした。そこへアスカが最後に登場。「こいや! やったるからな! バーカ! バーカ!」と挑発したアスカはヒップアタックを見舞うと、必殺のアスカロックを決めて勝機を作ったものの、強烈なヒザ攻撃からキリフダ・クラッチに捕まって無念の失神負け。エリミネーション・チェンバー戦を制したシェイナが『レッスルマニア36』でのロウ女子王座挑戦権を獲得し、王者ベッキー・リンチと対戦することが決まった。PPV大会『レッスルマニア36』は日本時間4月6日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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