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3/10【WWE】エッジがオートンに掟破りの逆RKO、カブキ・ウォリアーズ快勝、アスカはチェンバー戦敗退の憂さ晴らし

 ロウが米国現地時間9日、ワシントンD.C.のキャピタル・ワン・アリーナで開催された。

 ロウ女子王者ベッキー・リンチがリングに登場した。前日のPPV大会『エリミネーション・チェンバー』におけるチェンバー戦を制したシェイナ・ベイズラーが『レッスルマニア』での挑戦者に決定したばかり。ベッキーが「最終的に私の対戦相手が決まった。ケージファイターのシェイナ・ベイズラーだ」と言及すると、会場ビジョンにチェンバー戦の模様と勝者シェイナのコメント映像が流された。「レッスルマニアでロウ女子王座を奪ってやる! お前にできることはないぞ」と王座奪取を宣言したシェイナに対し、ベッキーは「レッスルマニアは“ザ・マン"と“クィーン・オブ・スペード"の闘いだ。お前の顔を粉砕してやる」と返り討ちを宣言した。王者ベッキーvsシェイナのロウ女子王座戦が行なわれるPPV大会『レッスルマニア36』は日本時間4月6日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

 WWE女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズが再始動。ナタリア&リブ・モーガンに勝利した。リングに登場したアスカが「おい! 誰かボコボコにしたいんだけど、誰かおれへんのか?」と日本語で対戦相手を探すと、カイリは「あぁ〜エリミネーション・チェンバー。この怪我がなかったらアスカさん絶対負けなかったのに」とPPV大会でのアスカの敗戦を悔やしがった。さらにアスカが「アレクサ・ブリスがおったわ」と指名したものの、そこへ現れたのはナタリア&リブ。両チームによるタッグ戦となった。リブがドロップキックからナタリアとの連係によるダブル・スープレックスで攻め込めば、アスカとカイリはテーピングをしたナタリアの左腕を集中攻撃。途中からリブの元チームメイトで遺恨が勃発しているルビー・ライオットとサラ・ローガンがそれぞれ現れて場外から観戦する中、終盤にはその2人が乱闘に。そこへリブがコーナートップからクロスボディを発射し、ナタリアもカイリにシャープシューターを決めるなど孤軍奮闘したものの、最後はアスカがハイキックでナタリアをKO。PPV大会での憂さを晴らす勝利を決めた。

 9年ぶりの復帰を果たしたエッジが裏切り者ランディ・オートンと火花を散らした。まずMVPがリングに登場し、「エッジは問題を抱えてるが、俺が導いて再び王者にしてやる」と主張した。そこへ苛立つエッジが姿を現し、「ランディ出てこい」と因縁のオートンを呼び出した。MVPは上から目線で「問題解決に集中しろ。お前の妻はどうなんだ?」とオートンに襲撃された妻ベス・フェニックスに言及したものの、怒りを爆発させたエッジはMVPにスピアーをさく裂させた。そこへオートンが現れ、背後からエッジに奇襲を仕掛けたが、察知したエッジは逆に掟破りの逆RKOでオートンを返り討ちにし、パイプ椅子を持ち出した。そのスキにオートンはリングから逃亡。するとエッジはMVPもRKOで沈め、「これがお前だ! ランディ」と叫び、MVPの頭をパイプ椅子で殴りつけた。

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