プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/4【WWE】祭典へ「中邑vsブライアン」実現 中邑が無法KOでIC王者・ゼインを援護

 中邑真輔とダニエル・ブライアンの一騎打ちが『レッスルマニア36』(日本時間4月5日、6日)に向けた“前哨戦"として実現。中邑が反則裁定の末にブライアンをKOし、祭典へ仲間のインターコンチネンタル(IC)王者サミ・ゼインへの援護射撃に成功した。

 4日に配信されたスマックダウン、205 Live(米フロリダ州オーランド・WWEパフォーマンスセンターで収録)で新日本プロレス時代は“盟友"だった中邑とブライアンのシングルマッチが実現した。

 レッスルマニアで行われるIC戦「(王者)ゼインvsブライアン(挑戦者)」の“代理前哨戦"。ゼインがテレビ解説を務めるなか、中邑はセザーロ、ブライアンはドリュー・グラックをセコンドに従え、チーム戦の様相も呈した。

 互いを知り尽くす両雄はやはり白熱の攻防を展開。スライディング・ジャーマンやリバースパワースラムと大技連発に成功した中邑が、必殺のキンシャサを狙って好機を迎えたものの、ブライアンも巧みに逆片エビ固めで絡め取って反撃。逆にアームバーの応酬から必殺のイエスロックに持ち込んだものの、ここでたまらずセザーロが介入して反則裁定がくだされた。

 構わずセザーロはブライアンとグラックを痛めつけるや、中邑はキンシャサをぶち込んでブライアンをKO。さらにはゼインもブライアンにヘルヴァキックを叩き込み、大の字となったブライアンを眼下に勝ち誇った。

 スマックダウンのエンディングにはレッスルマニアで“ザ・フィーンド"ブレイ・ワイアットと対戦するジョン・シナが登場。「ファイアフライ・ファンハウス戦っていったい何だ?」とワイアットが要求する対戦形式に言及すると、「でも“ザ・フィーンド"が望んでいるものは知っている。不確かさとそれで引き起る恐れとパニックだ。俺はパニックにならないし、恐れない。“
ザ・フィーンド"の馬鹿げたチャレンジを受けてやる」とファイアフライ・ファンハウス戦を承諾した。

 するとリングサイドに続々とファイアフライ・ファンハウスの人形が現れ、会場バルコニーにワイアットがシナを睨み付けながら登場。かと思えば、シナの背後にワイアットが現れ、恐怖の決めゼリフ「レット・ミー・イン(中に入れてよ)」をつぶやいてから姿を消した。

 『レッスルマニア36』は日本時間4月5日、6日と2日間に渡ってWWEネットワークで配信され、J SPORTSオンデマンドでは日本語実況版が4月8日、9日に、字幕版が4月12日にそれぞれ配信開始される。

 また、205 LiveではKUSHIDAがダニー・バーチと初対決。序盤からグラウンドやサブミッションで優位に立ったが、強烈な右フックを浴びて一時劣勢に。それでも得意のハンドスプリング・エルボーで巻き返し、最後はホバーボードロックで絡め取って快勝してみせた。

プロ格 情報局