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4/5【WWE】アスカ&カイリが女子タッグ王者としてWM登場も陥落、ストローマンがゴールドバーグ破ってユニバーサル王座奪取、アンダーテイカーはAJを生き埋め

 フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで行なわれた『レッスルマニア36』の初日が日本時間5日に配信された。

 WWE女子タッグ王者アスカ&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが祭典の大舞台でアレクサ・ブリス&ニッキー・クロスとの防衛戦に臨んだ。カイリが「何これ? 変なの」とアレクサの髪飾りを馬鹿にして挑発すると、アスカも「なめんなよ。しばくぞ! こら!」とニッキーを威嚇。アレクサとニッキーがトペ・コンヒーロやクロスボディで攻撃しても、アスカはアレクサをコーナーポストに叩きつけ、カイリもニッキーにハリケーンラナを決めて「ワシらがチャンピオンだ」と息巻いた。その後もアスカのピンチをカイリがニッキーへのインセイン・エルボーで救出するなど激しい攻防が続き、アスカがアスカロックをニッキーに決めて勝機を作ったものの、アレクサのツイステッドブリスでカットされてしまう。最後はニッキーがスピニングネックブリーカーでカイリを沈めたスキにアレクサがコーナートップからツイステッドブリスをさく裂させて3カウント。カブキ・ウォリアーズはWWE女子タッグ王座から陥落し、アレクサ&ニッキーが返り咲きを果たした。

 IC王者サミ・ゼイン(with中邑真輔、セザーロ)がダニエル・ブライアン(withドリュー・グラック)を迎え撃った。序盤、ゼインは場外を逃げ回って心理戦を仕掛けると、追いかけてきたブライアンの前に中邑やセザーロが立ちはだかって妨害。これに怒ったグラックが中邑&セザーロを襲撃してバリケード外に蹴散らすと、ブライアンは孤立無援となったゼインに馬乗りになって攻撃を加えた。その後、ゼインがクローズラインを決めて一矢報いたが、ブライアンはイエスキック連打や顔面ストンピングで圧倒。グラックが1人で“イエス"チャントを始めると、今度は中邑&セザーロがお返しとばかりにグラックを襲撃。するとブライアンが2人にトペ・スイシーダを決めて蹴散らし、コーナートップからダイブしたが、ゼインがヘルヴァキックをクリーンヒットさせて3カウント。逆転勝利を決めたゼインがIC王座防衛に成功した。

 王者ゴールドバーグと“巨獣"ブラウン・ストローマンがユニバーサル王座をかけて激突した。ゴールドバーグは必殺のスピアーを3連発して攻め込んだもののカウント2。なおもゴールドバーグはスピアーを決めると勝利を確信するように雄叫びを上げたが、ジャックハマーは不発に終わった。今度はストローマンがパワースラムを3連発。これで一気に流れが変わると、ストローマンはランニング・パワースラムでゴールドバーグにトドメを刺し、悲願のユニバーサル王座戴冠を果たした。

 “デッドマン"ジ・アンダーテイカーとAJスタイルズがボーンヤード(墓場)戦で対決した。AJが霊柩車の棺桶から上機嫌で登場すると、アンダーテイカーはバイクに乗って暗闇から現れ、決戦の場である墓場にやってきた。AJは「お前のために墓穴を掘っておいたぞ」と挑発すると、拾った大石で攻撃を狙ったが、逆にアンダーテイカーに捕まって棺桶や霊柩車のフロントガラスに叩きつけられてしまう。さらにアンダーテイカーが墓穴にAJを殴り落とすと、ルーク・ギャローズとカール・アンダーソンが黒いフードをかぶった集団とともにAJ救援に駆けつけたが、アンダーテイカーがことごとく返り討ち。しかし、今度はAJが背後からブロックを叩きつけて反撃し、「今ここで埋めてやる」とスコップでアンダーテイカーを殴って墓穴に落とした。すかさずAJがブルドーザーを操縦しようとしたが、穴に落とされたはずのアンダーテイカーがAJの背後から出現。動揺を隠せないAJは古屋の屋根に逃げたものの、捕まえたアンダーテイカーがチョークスラムで叩き落とした。致命的なダメージを負ったAJは許しを請うものの、アンダーテイカーは容赦なし。ブルドーザーを操ってAJを生き埋めにすると、「AJスタイルズ REST IN PEACE 1977-2020」と刻まれた墓石を設置して鐘の音とともにバイクで走り去った。

 『レッスルマニア36』2日目は日本時間4月6日にWWEネットワークで配信される。J SPORTSオンデマンドでは日本語実況版が4月8日、9日、字幕版が4月12日に配信開始される。

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