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4/6【WWE】レスナー陥落 マッキンタイアがWWE王座戴冠、ワイアットが幻想パワーでシナに報復、エッジが涙のオートンKO レッスルマニア

 日本時間6日、フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで行なわれたPPV大会『レッスルマニア36』の2日目が配信された。

 女子ロイヤルランブル戦覇者シャーロット・フレアーがNXT女子王者リア・リプリーに挑戦した。序盤、シャーロットはリアをひっかけて倒すと「これがNXTの王者だ」と侮辱しながらチョップを連打。この挑発にリアも必殺のリップタイドを早くも決め、ドロップキックからのジャーマンスープレックスで攻め込んだ。負けじとシャーロットがリアの左ヒザをストンピングやポストに叩きつけて集中攻撃すれば、リアはヒザ蹴り連打やドロップキックを顔面に叩き込んで応戦。互角の攻防が展開されたが、最後はシャーロットがヒザにダメージを蓄積していたリアをフィギュア・エイトで絞め上げてタップ勝ち。NXT女子王座返り咲きを果たした。

 家族を巻き込んで遺恨が勃発したエッジとランディ・オートンがラストマン・スタンディング戦で激突した。試合前、カメラマンに扮したオートンがいきなりのRKOを敢行。エッジがダメージを負った状態で試合が始まった。オートンはすかさず2発目のRKOで仕留めにかかったが、エッジはカウント8で立ち上がる。暴走が止まらないオートンはカメラを凶器にして襲いかかり、バックステージでもテーブルに叩きつけるなどエッジを一方的に痛めつけた。それでもエッジはドロップキックでオートンを吹き飛ばし、シャッターに叩きつけてお返し。パフォーマンスセンターのオフィスになだれ込むと、お互いにテーブルや壁に激突させるなど死闘を展開。倉庫では大型トラックの荷台の屋根の上でエッジがスピアー、オートンがRKOとそれぞれ必殺技を決めたものの、両者ともカウント9で辛うじて立ち上がった。ならばとオートンがパイプ椅子でエッジを強打し、「これで終わりだ」とトドメを狙ったが、逆にエッジが肩固めで捕まえてオートンを失神に追い込んだ。レフェリーがダウンカウントを数えようとしたが、これを止めたエッジはパイプ椅子を手にすると、溢れる感情そのままに泣きながらオートンの頭に一撃を食らわしてKOに葬った。

 ジョン・シナと“ザ・フィーンド"ブレイ・ワイアットがファイアフライ・ファンハウス戦で対決した。ワイアットが「他の世界が存在する! ファイアフライ・ファンハウスへようこそ」とシナを招き入れると、ファンハウスのパペットがドアを開けるようシナを誘導。するとシナは暗闇から過去へタイムスリップするかのように次々とワイアットと幻想の世界を移動した。さらにワイアットが「6年前の選択は間違いだった」と言うと2人が対戦した6年前のレッスルマニアが映し出された。。デジャブのようにワイアットがパイプ椅子をシナに渡したが、シナが殴りがかるとワイアットは突如消え去った。今度はシナが馬乗りになってワイアットを殴りつけたものの、いつの間にかパペットに入れ変わって困惑。幻想の中で呆然となったシナの背後に突如不気味な“ザ・フィーンド"ワイアットが現れると、シスターアビゲイルからマンディブルクローのフルコースで3カウント。ワイアットが強力な幻想パワーでシナを破り、6年前の報復を果たした。

 王者ブロック・レスナー(withポール・ヘイマン)とロイヤルランブル覇者ドリュー・マッキンタイアがWWE王座をかけて対決した。ゴングと同時に襲いかかったレスナーだったが、マッキンタイアはカウンターのクレイモアで迎撃。いきなりダウンを喫したレスナーは仕返しとばかりにジャーマンスープレックス3発から必殺のF5をマッキンタイアに決めたが、マッキンタイアはカウント1で起き上がるタフネスぶりを誇示した。これにはさすがのレスナーも驚きを隠せない。苦し紛れにF5を立て続けに2発放ったが、それでもマッキンタイアは起き上がってくる。代理人のヘイマンが「やり続けるだけだ」と鼓舞したものの、レスナーは攻めながらも追いつめられるような状況に。それでも不敵に笑い出してからF5を狙ったが、逆にマッキンタイアがクレイモア3連打を叩き込んで3カウント。マッキンタイアがレスナーから金星を挙げ、WWE王座戴冠を果たした。

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