プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/10【NOAH】蹴り勝った 拳王が望月を完全KO “もちまる"にタッグ王者失格のらく印

『GLOBAL TAG LEAGUE 2020 〜episode 3〜』ノアTVマッチ(2020年4月10日配信)
Aブロック公式戦 ○拳王&マサ北宮vs丸藤正道&望月成晃×

 グローバル・タッグリーグ戦Aブロック公式戦で、拳王&北宮の金剛コンビが、現GHCタッグ王者の“もちまる"丸藤&望月組を撃破。壮絶な“蹴撃戦"の末に望月をKOした拳王は、「お前らがベルト持ってても何も刺激ねえ」と王者失格のらく印を押した。

 元GHCタッグ王者でもある拳王&北宮組は、初戦で杉浦軍の外国人コンビに出鼻をくじかれて黒星スタート。2戦目の相手は現タッグ王者コンビだった。

 無傷の2連勝を狙う王者コンビの丸藤&望月が序盤から試合を支配。拳王は望月の掌打をアゴに受けて動きを止められ、左足を徹底的に攻められて苦境が続いた。北宮も丸藤のトラースキックや虎王、望月こん身の蹴りを何発も浴びて流れが作れない。

 ならばと金剛は得意の連続攻撃で望月をとらえて反撃に出たものの、拳王必殺のPFS(ダイビングフットスタンプ)は避けられて決まらず。逆に再びエンジンをふかした丸藤&望月は、串刺し虎王と一角蹴りの同時発射で一気に拳王を追い込むや、望月が投げ捨てドラゴンスープレックスを発射だ。意地の拳王もすぐさま投げ捨てドラゴンで応戦したものの、負けじと望月も真・最強ハイキック(右ハイキック)を叩き込んで拳王の視線をさまよわせた。

 慌てて飛び込んだ北宮が、望月にスピアーを放って追撃を阻止。救われた拳王も得意のミドルキックで応戦したものの、望月はランニングローキック、顔面へのソバット、側頭部へのローキック、そしてツイスターと、さらなる猛ラッシュで止まらない。続けざまに三角蹴りで仕留めにかかる。

 だが、コーナーを駆け上がったところで拳王が背後から掴みかかって阻止。再び猛烈な蹴撃戦に持ち込んだ拳王は、右ハイキックが相打ちに終わった次の瞬間、ふらつきながら拳で顔面を撃ち抜いて棒立ちにすると、こん身の右ハイキックをズバリ。倒れた望月の視線が動かないことを確認したレフェリーが、すぐさま試合を止め、拳王のKO勝ちが宣せられた。

 蹴撃戦を制した金剛コンビが、現王者コンビ破って2戦目で初白星。望月を介抱する丸藤めがけて勝ち誇った拳王は、マイクを握ると「おい、GHCタッグチャンピオン、そんなもんかよ? いいか、おい。俺たち、タッグリーグこれで1勝1敗だ。まだな、優勝決定戦の希望を捨ててねえぞ。いいか、お前らに言ってやるよ。お前らがベルトを持っても、このプロレスリング・ノアのリング、何にも刺激ねえだろ?」と王者失格のらく印を押した。

 北宮も「チャンピオン! リーグ戦であれ何であれ、チャンピオンシップで何であれ、俺たち金剛が取ったんだよ。チャンピオンってのは、フルでシリーズ参戦して、ノア盛り上げてこそのチャンピオンだよ。ベルトが泣いてるよ!」と同調。これで1勝1敗の星取り五分とした金剛コンビは、続く最終公式戦(episode final※4月14日配信)で“アンチェインズ"清宮&谷口組と対決する。


【試合後の拳王&北宮】
▼拳王「今のなあ、タッグチャンピオンチームに勝ったぞ!? いいか!? まだ1勝1敗だろ? 優勝するヤツはな、初戦で負けるのが“プロレス界あるある"だろ? 初戦は負けたぞ? だがな、俺たちが優勝するんだ。優勝して! プロレスリング・ノアの未来を輝かしい未来にしてやるからなあ! これを観てるクソヤローども、これからはな、俺たち金っ剛に…………ついてこい」

▼北宮「おい! いいか!? チャンピオン! リーグ戦であれ何であれ、チャンピオンシップで何であれ、俺たち金剛が取ったんだよ。チャンピオンってのは、フルでシリーズ参戦して、ノア盛り上げてこそのチャンピオンだよ。ベルトが泣いてるよ! それだけだ!!」

プロ格 情報局