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4/17【NOAH】師弟対決GHCジュニア戦実現か 「鼓太郎はパクって完成した人間」小川良成ミニインタビュー

 鈴木鼓太郎とのGHCジュニア王座戦が決定的となった小川良成。無観客の3・29後楽園大会。ほぼ一貫して組み続けてきた“弟分"からまさかの襲撃を受けた。18日配信のTVマッチではタッグマッチでの直接対決(小川&小峠vs鼓太郎&清宮)も決定。鼓太郎はインタビューで“小川良成へのこだわり"を語ったが、怒りの小川の“返答"は「パクって完成した人間」など、辛らつそのものだった――。

【小川良成ミニインタビュー】

――改めて鼓太郎に襲われたことで、ジュニア王座戦が決定的になった

▼小川「あんなことされたら、やるしかないでしょう」

――鼓太郎は『ああまでしないと小川さんは本気になってくれないから』と話している

▼小川「なんかさあ、それもよくある言葉だよね。“本気にさせたい"って。そんなんばっかじゃん、ノアって(笑)」

――もう組む気はない?

▼小川「無いねえ。あんなことされた終わりだよ、STINGERも。クリス(リッジウェイ)だってもう来ないだろ?」

――改めて繋がりの深い弟分との対決となる

▼小川「試合ほとんどやったことないんだよね。やったのかな?っていうくらいしか覚えてないんだよね。ずっと組んでたから。三沢さんと3人で」

――ということは、特別な存在ではあると…?

▼小川「特別……うーん、もう今はそれほど特別でもないかな。あんなことされてるから」

――とはいえ鼓太郎は自身に流れる“小川イズム"を語ったうえで、「パワーとか瞬発系はこっちに分があると思ってるんで、(倒すなら)打撃とかパワー方面で」と話していた

▼小川「あぁ、そんなこと言ってたの。別に俺はどんな試合でもできるからさ。そんなこと言ったんなら、いつもとは全く違う試合みせてやろうか。それがどんな試合になるかは分からないけど、今まで原田やHAYATAとやってきたタイトルマッチとは、まったく違う試合をやるよ?って。それが良い試合になるか、ならないかは分かんないけど」

――自身がパワーや打撃に付き合うということではなく…

▼小川「うーん…まぁ打撃どうこうで来るんだったら、俺はいつも凄いアタマ使って試合するんだけど、逆に全っっ部、鼓太郎に合わせて、アタマ全然使わないような試合やってやろうかな。ラクでいいよね。アタマ使わないで試合できるんだから。相手のレベルに合わせて、アタマ使わないような試合をしてやろうかな。こっちには合わせられないだろうから、俺が合わせるよ」

――鼓太郎は『小川さんはアイディアが無限に出てきて読めないから、脳内が宇宙的』とも話していた

▼小川「それはアレだよ。自分の引き出しが少ないだけだよ。“こう来たらこう返す"っていうのを自分の中で持ってないだけだから。同じようなワンパターンな試合しかして来なかった人間と、そうでない人間の差。人の技パクって、だいたい同じような試合しかしてこなかった人間と、そうでない人間の差」

――とはいえ鼓太郎は、今までのキャリアを総合した“鈴木鼓太郎オリジナル"で勝負すると語っていた

▼小川「そうは言っていても、アイツの技はほとんど人からパクった技ばっかりだから」

――自分の基礎は三沢イズム、小川イズム、リッキー・マルビンイズムから出来上がっているとも語っていた

▼小川「…というと聞こえは良いけど、三沢さん、俺、リッキーのパクりだよ。そこをパクって完成した人間だから。まぁそれだけじゃない。人の技見て『いいな』って思ったら全部パクってるから、鼓太郎は。そんなレスラーに育てた覚えはないんだけどねえ。そこは残念だったよね」

――…かなり辛らつだが、タイトルマッチが決まったとすれば、二人の関係の終わりになる? それとも始まりになる?

▼小川「どうだろ。このタイトルマッチが何かのプロローグになるかも分かんないけどね。これで終わりじゃなくてね。まぁ、どうなるか分かんないね…」

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