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4/26【全日本】アキラがアジアタッグ王者・二丁拳銃への挑戦を表明、宮原がパートナーに名乗り「新たなスタートを切る絶好のチャンス」

 フランシスコ・アキラが26日、アジアタッグ王座への挑戦を表明。パートナーには宮原健斗が名乗りを上げ、「三冠ベルトを失い、新たなスタートを切る絶好のチャンスがやってきた」と最古のベルト獲りを見据えた。

 4月30日放送のTVマッチにおいてアジアタッグ戦の開催が決定。3・23後楽園大会で第109代王者となった“ヤンキー二丁拳銃"木高イサミ&宮本裕向の初防衛戦で、二人は「誰の挑戦でも受ける。勇気ある人は誰でも出てきてほしい」と挑戦者を募っていた。

 そこで名乗りを上げたのがアキラだった。弱冠20歳のアキラは昨年2月の初参戦以来、全日本を中心に活動。2・11後楽園大会では世界ジュニア王座初挑戦を果たしたばかりだ。今も日本に滞在し続けているものの、その間、母国イタリアでの新型コロナの感染は拡大の一途。感染者数はアメリカ、スペインに次いで3位となる19万人以上を数え、アキラも「故郷で多くの人がコロナに感染しているというニュースを見ていると、とても心が痛みます」と悲しみに暮れている。

 そこでアキラは「そんな彼らを元気にするため、何かボクにできることはないだろうか」と考えた結果、「ベルトを獲って、イタリアのみんなに元気になってもらおう」とアジアタッグ挑戦を決意した。が、現在アキラにはパートナーが不在。「誰かボクに力を貸してくれるパートナーはいないでしょうか?」と呼びかけた。

 すると思わぬ男から声が上がった。最高男・宮原だ。3・23後楽園大会で三冠ベルトを失ったばかりとあって、「新たなスタートを切る絶好のチャンスがやってきた」と最古のベルト獲りで再起ロードを踏み出すつもり。「フランシスコ・アキラ選手の祖国であるイタリア、そしてアジアにも『宮原健斗の最高』を届けます」と宣言してみせた。実現すれば宮原と二丁拳銃の遭遇は新鮮かつ刺激的。タイトルマッチの正式決定が待たれる状況となった。

【アキラのコメント】「こんにちはフランシスコ・アキラです。今、ボクはイタリアから遠く離れ、日本でひとりプロレス修行をしています。故郷で多くの人がコロナに感染しているというニュースを見ていると、とても心が痛みます。そんな彼らを元気にするため、何かボクにできることはないだろうか。その時、アジアタッグ王者が挑戦者を募集していることを聞きました。ボクは決めました。そのベルトを獲って、イタリアのみんなに元気になってもらおうと。だけど、困ったことにタッグパートナーがいません。誰かボクに力を貸してくれるパートナーはいないでしょうか?」

【宮原のコメント】「三冠ベルトを失い、新たなスタートを切る絶好のチャンスがやってきた。フランシスコ・アキラ選手の祖国であるイタリア、そしてアジアにも『宮原健斗の最高』を届けます」

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