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4/26【大日本】ストーム無念準Vも手応え、火野とのタッグ王座獲りに照準

『FIGHTING TVサムライ「BJW TVマッチ』会場非公開(2020年4月26日)
「一騎当千〜strong climb〜」決勝戦 ○橋本大地vsクワイエット・ストーム×

 初出場のストームが惜しくも準優勝に終わったものの、ストロングBJでの頂点獲りに手応えをつかみ、火野とのタッグ王座獲りに照準を定めた。

 今年1月いっぱいでノアを退団し、フリーとなったストームは一騎当千に初出場。K-DOJO時代の盟友・火野を破るなど実力を発揮し、Cブロック1位通過を果たした。準決勝ではDブロック1位の全日本・ジェイクと対決。辛くもリングアウト勝ちを収め、大地の待つ決勝の舞台にコマを進めた。

 相手はストロング王者。初出場・初優勝へ向けて申し分ない舞台が整った中、ストームは大地を圧倒。腕攻めで主導権を握り、得意の50cm腕ラリアットでリングアウト寸前に追い込むと、脇固めで左腕を絞め上げた。終盤にはフィッシャーマンバスター、垂直落下式ブレーンバスターの猛攻をみせ、50cm腕ラリアットも2発叩き込んだものの、最後はシャイニングウィザードからのライジングDDTによって3カウントを聞いた。

 決勝進出を果たしたストームだが、王者・大地の軍門に下り、準優勝に終わった。「必ず決勝いって初の外国人優勝なることイメージしてたんで、今日まさか最後ギリギリで負けたの凄く悔しい」と肩を落としたものの、一方で手応えも十分。「クワイエット・ストームはメインいけるよ。クワイエット・ストーム、トップできるよ。証明した」と豪語したストームは、まず4・27後楽園大会で予定されていた盟友・火野と組んでのBJWタッグ王座獲りに照準を定めていた。

【試合後のストーム】
▼ストーム「凄い悔しい。ホントはこの一騎当千が始まって、私、必ず勝つのイメージしたの。必ず決勝いって初の外国人優勝なることイメージしてたんで、今日まさか最後ギリギリで負けたの凄く悔しい。けど、クワイエット・ストームはメインいけるよ。自分が証明した。自分が試合できるよ。クワイエット・ストーム、トップできるよ。証明した」

――ホームのニューヨークが日本以上に大変な状況でリーグ戦に出場したことについて?

▼ストーム「そうですね。実は私のお母さんはニューヨークに住んでまして、今の状況で凄く大変で。私も帰れないし、お母さんもこっちに来れないし、毎日電話してる。でも今日決勝いったよってあとで電話したら凄く喜ぶと思う。日本で19歳に来て、そのあとずっとずっと頑張って頑張って36歳でなかなか上へ近いまできた。それ、たぶん喜んでると思う。あとは今の状況は世界でみんな一緒。どこでも日本人もアメリカ人もみんなみんな一緒。でも気持ち上げるのはプロレスだけできる。テレビでもサムライTVでもその人がプロレス見たら気を上げる。プロレスしかできない。プロレスラーにとってもうれしいと思う」

――タッグ王座挑戦も決まっていたが?

▼ストーム「そうですね。必ず俺と火野、今までずっとチームはしたことないよね。ずっと仲いい。KAIENTAI入団してから。お互いめちゃめちゃ楽しみにしてる。ここで、大日本で獲りにいくよ。いつかわからないけど獲りにいくよ」

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