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5/16【DRAGON GATE】土井が清水料理で史上初ドリームゲート王者の優勝へ始動

 土井が清水を料理し、史上初となるドリームゲート王座によるKING OF GATE制覇へ向けて始動した。

 「KING OF GATE 2020」が前日の15日に開幕。2日目となったこの日はBブロックの1回戦4試合が行われた。2008年覇者の土井は今年、ドリームゲート王者としてエントリー。12年ぶりV2、そして史上初となるドリームゲート王者としての優勝を狙う。この日の初戦でR・E・Dの清水と激突。王者の貫禄を存分に発揮した。

 のっけから清水から串刺しラリアット、フォールアウェイスラムの猛攻を浴びた土井は、フライングショルダーも被弾。バックドロップやDDTで反撃に出ても、バックフリップ、空中胴締め落としで動きを止められた。それでも土井はバカタレスライディングキック、DOI555と得意技を連発して逆襲。清水が砲丸投げスラムで一発逆転を狙っても食い止めると、V9クラッチで丸め込んで3カウントを奪った。

 勝負タイムはわずか4分38秒。土井が見事に清水を料理し、準決勝に勝ち上がった。「敗者復活あるといえど1回負けたら終わりと思ってる」と気を引き締めた土井は、「この調子で1個ずつ獲っていって、決勝の舞台にたどりつく」と慎重姿勢ながらも優勝の2文字を見据えていた。

 土井の準決勝の相手はKAIに決定。1回戦で堀口元気との丸め込み合戦を制して勝ち上がった。初出場となった奥田啓介は2011年優勝者のB×Bハルクを破る番狂わせ。相手は因縁のジェイソン・リーを足攻めで料理したブレイブゲート王者・石田凱士となった。

【土井の話】「とりあえず初戦突破。これはもうリーグ戦じゃなくてトーナメントやからな。敗者復活あるといえど1回負けたら終わりと思ってるから俺は。この調子で1個ずつ獲っていって、決勝の舞台にたどりつく」

【清水の話】「オイちょっと待て待て待てオイ。俺は2で返したぞ。ふざけんな。4分だけか? ふざけんな。まだな俺は終わってないんじゃオイ。敗者復活戦、必ず勝ち残って、そこから決勝までいったるからな、クソ!」

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