プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/23【2AW】梶&CHANGOが同門対決制してタッグ王座V3、滝澤&本田が挑戦表明

『GRAND SLAM in サムライTV』(2020年5月23日)
2AWタッグ選手権試合 ○CHANGO&梶トマトvs最上九&ダイナソー拓真×

 梶&CHANGOがダイナソー&最上との“ねば〜らんどNEO"同門対決を制し、2AWタッグ王座3度目の防衛。滝澤&本田のTempestが挑戦の名乗りを上げた。

 5・10TVマッチで梶&CHANGOは真霜&十嶋を退け、タッグ王座2度目の防衛に成功。試合後、梶が次期挑戦者にダイナソー&最上を指名し、同門対決が実現することになった。その日、ダイナソーと最上はタッグを組んでいたが、何度も衝突し、仲間割れ寸前の不穏ムードだった、梶から「ねば〜らんどNEOやめるか、このベルトに挑戦するか2択なんだよ。さぁどっちだ?」と迫られて渋々挑戦に合意した。

 タッグチームとして機能するか懸念されたダイナソー&最上だったが、二人同時に奇襲攻撃を仕掛けて不安を一掃。ダブルタックルで梶をねじ伏せて先手を取った。負けじと王者組もダブル低空ドロップキックなどチームプレーで応戦。最上に的を絞って主導権を握りかけたが、逆にCHANGOが捕まる劣勢がしばし続いた。

 CHANGOがゼロ戦キックで打開すると、梶が最上にプランチャ、ダイナソーにロープ越しボディプレス、掌底連打→アッパー掌底で立ち回って挽回。挑戦者チームの反撃を最上へのフライングヘッドシザース、低空延髄斬りで食い止め、CHANGOも延髄斬りで続く。最上の羽根折り固めに捕まっても、巧みに切り抜けると後ろ手に絞める変型ドラゴンスリーパーで捕獲。さらにシザースキック、バックフリップで追い討ちをかけると、ダイビングセントーンを発射した。

 王者組の勝機だったが、これを最上が自爆させて逆転。ダイナソーはCHANGOのスプレー噴射をかわすと雪崩式ブレーンバスターで叩き落とし、カットに入った梶をダイナソーボムで蹴散らす。そしてCHANGOにもダイナソーボムの構えに入ったが、CHANGOは不時着。レフェリーの死角を突いてベルトでダイナソーの首を絞めながら外道クラッチで丸め込む。カットに入った最上がフィッシャーマンバスターでCHANGOを叩きつけ、ダイナソーがダイビングギロチンドロップを投下したが、王者組は沈まず。梶が動きを止めた最上の背中をCHANGOが殴りつけて同士討ちをねつ造すると、二人を正面衝突させてからダイナソーをスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪った。

 梶&CHANGOが熱戦となった同門対決を制し、タッグ王座V3を達成した。ダイナソー&最上に感謝した梶は「めちゃくちゃ楽しかった! 俺たちはな、戦ってもよし、組んでもよし。最高のユニット、ねば〜らんどNEOなんだよ!」と豪語。「これからの2AW、俺たちトマチャン、そしてねば〜らんどNEOが新しい世界に連れていきます」と誓ってみせた。

 3・25後楽園大会での戴冠から約2ヵ月で3度の防衛に成功。短いスパンで防衛を重ねてきた梶&CHANGOはその座を盤石としつつある。そんな二人に次なる挑戦者が現れた。Tempestの滝澤&本田だ。バックステージで二人がコメントしていると、ドアがガタガタと音を立てた。あわてた梶とCHANGOが振り返ると、いつの間にか本田が出現。そして王者組の背後に滝澤が立ち、二人が気づくと同時に本田がローブローをお見舞いして挑戦を意思表示した。

 苦もんした王者組だったが、梶は「いいよ! 誰が来たってな、トマチャンは何気にな強ぇんだよ! 俺たちが勝ってやるからな、楽しみにしとけ!」と迎撃を宣言。対照的にCHANGOは「また相手100キロあるじゃん…」と困惑気味だった。

【試合後マイク】
▼梶「梶トマト&CHANGO、トマチャン3度目の防衛に成功したぞ! トマチャンはいつも試合後こんな感じだよ。でもな、最後に勝つのはな、俺たちトマチャンなんだよ! 俺のわがままでねば〜らんどNEO同門対決、ダイナ、モガ相手してくれて本当にありがとう。めちゃくちゃ楽しかった! 俺たちはな、戦ってもよし、組んでもよし。最高のユニット、ねば〜らんどNEOなんだよ! これからの2AW、俺たちトマチャン、そしてねば〜らんどNEOが新しい世界に連れていきますので、皆さん、お楽しみ下さい。それではまたお会いしましょう。ねば〜らんどNEO」

【試合後の梶&CHANGO】
▼梶「オイ、梶トマト&CHANGO、トマチャン3度目の防衛成功したぞ!」

▼CHANGO「必殺口封じ(と梶の口を手で押さえる)」

▼梶「やめろ、やめろ」

▼CHANGO「俺もチャンピオンだぞ。発言権があるんだ。いいか、次の挑戦者、俺が決める!」

▼梶「やめろ!」

▼CHANGO「必殺口封じ。誰の挑戦でもかかってこい。やってやる。俺たちは強ぇんだよ!」

※ドアがガタガタと鳴り

▼CHANGO「何だよ!?」

▼梶「いいよ、来い、来い」

▼CHANGO「来るな、来るな、来るな! 大きい奴は来るな!」

▼梶「来ねぇじゃねぇか!」

▼CHANGO「よかった」

※二人の前に本田が現れる

▼梶&CHANGO「おぉ!」

▼梶「次、お前か?」

▼CHANGO「誰だ、お前は!?」

▼梶「いいよ、お前だったらやってやるよ。かかってこい!」

▼CHANGO「かかってこいよ!」

※二人が振り向き、背後にいた滝澤に気づく

▼梶「おぉ! 何だよ、お前ら!」

※本田が二人にローブロー。もん絶する二人を横目に滝澤とともに去る

▼梶「何だよ、お前ら。やるっていうのかよ!?」

▼CHANGO「プチトマトと小CHANGOが痛いよ!」

▼梶「いいよ! 誰が来たってな、トマチャンは何気にな強ぇんだよ! 俺たちが勝ってやるからな、楽しみにしとけ!」

▼CHANGO「また相手100キロあるじゃん…」


【試合後のダイナソー&最上】
▼ダイナソー「クソ! お前と力を合わせてやったら結局この結果だよ! ふざけんなよ!」

▼最上「うるせぇ! 最後おめぇが殴ってきたんだろ!?」

▼ダイナソー「違う。あれはCHANGOがやったんだよ」

▼最上「俺は何もしてねぇぞ。お前が殴ってきたし、お前がぶつかってきたんだろ俺に!?」

▼ダイナソー「違う!」

▼最上「結局お前の言う通りやってもダメじゃねぇかよ!」

※口論しながら控室へ

プロ格 情報局