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5/23【DDT】佐々木がUNIVERSAL王座死守、V3戦はイサミ、勝俣とのハードコア3WAY戦に決定

 『DDT TV SHOW! #4』が23日、WRESTLE UNIVERSEで放送され、佐々木大輔がクリス・ブルックス、吉村直巳との3WAYマッチを制し、DDT UNIVERSAL王座2度目の防衛に成功。V3戦は木高イサミ、勝俣駿馬とのハードコア3WAY戦に決まった。

 当初は4WAY戦で行われる予定だったUNIVERSAL王座戦だが、MAOが右足首負傷のため急きょ欠場。3WAY戦に変更となった。試合は3者が入り乱れる混戦模様となったが、佐々木の急所蹴りを食らってもん絶する吉村にブルックスが必殺のプレイング・マンティスボムをさく裂。フォールの体勢に入ったものの、妨害した佐々木が吉村に覆いかぶさって3カウントを奪った。

 この結果にブルックスはぼう然。2度目の防衛を果たし、してやったりの佐々木は「このベルトはオレのモノだ。お前(ブルックス)にはノーチャンスだ。ステイホームしてろ!」と勝ち誇り、ブルックスを蹴飛ばした。「このUNIVERSALのベルトは、ずっとオレのモノ。クリスにはもうチャンスはない。次の挑戦者はオレが決める」と言い切った佐々木は「暴れ足りないからハードコアでやりたい」と宣言。眼前に現れた勝俣に向かって「この団体でハードコアと言ったら、勝俣(瞬馬)だ。テメェを指名してやる。この団体でいちばん弱いからな」と見下しつつ次期挑戦者に指名した。

 これに勝俣は「(佐々木に)1回も勝ったことないし、今のオレじゃ勝てない。でも、もう一人のスーパーハードコア勝俣なら、勝つ可能性が1パーセントある」と控え目ながらもアピール。すると今度はイサミが現れた。「お久しぶりです。次はハードコア? DDTの主要なタイトルは獲ってきたけど、そのベルトは巻いたことない。オレとやりましょう」と名乗りを上げると、佐々木は「おもしろいのが出てきた。じゃあ勝俣、お前に用事はない」とイサミ迎撃を宣言した。

 これを合図に3人は大乱闘に発展。事態収拾に飛び出した今林アシスタントプロデューサーが「だったら3WAYでどうですか?」と提案した。佐々木は「イサミとシングル! おもしろいから」と主張したが、今林APは聞く耳を持たず、「OKということで、3WAYで決定です」と断を下した。

【佐々木の話】「出てきやがったな、イサミ。スーパーハードコア勝俣って、どこの芸人だよ。戦力外通告になって、明日から仕事探さなきゃいけなくなる。イサミも暇して来たなら、相手してやる。オレは暇じゃない」

【イサミの話】「お客さんがいなくて、いろんな形で発信していかないといけないから、顔を出しに来た。アイアンマンは巻いたことないけど、佐々木の持ってるUNIVERSALは巻いたことないし、忘れ物を取りに来た心境。(ハードコアは)得意なジャンルで、願ったりかなったり。3WAYは空間を見てないと勝てない。いろんなキャリア、培ってきたものがある。(DDTを)他団体と思ってる。DDTへの通行手形として、ベルトが必要」

【勝俣の話】「佐々木が指名したのに、どういうことだ。でも、確かに勝俣じゃ、勝てる確率は0パーセント。心の奥底にいるスーパーハードコア勝俣なら1パーセント確率がある。イサミは関係ない。佐々木から3カウント取って、ベルトを獲ってやる」

【ブルックスの話】「バカげてる。いつになったら、1対1で、ササキとやらせてくれるんだ。何でカツマタ? イサミが出てきて試合? この前、カツマタにはハードコアで勝った。理解できない。いつになったらササキとシングルでできるのか?」

※写真、情報提供:DDTプロレスリング

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