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6/21【DRAGON GATE】石田がブレイブゲート王座V3 R・E・D無法介入で初挑戦・奥田を返り討ち

 石田凱士がR・E・D勢の介入の無法行為で奥田啓介を返り討ちにし、ブレイブゲート王座V3を果たした。

 石田と奥田は5月23日配信の「KING OF GATE 2020」Bブロック2回戦で対決。石田がリングアウト勝ちを収めたが、「俺がほしいのは石田からの勝利だけ」と執念を燃やす奥田のブレイブゲート王座初挑戦が決まり、1ヵ月ぶりの再戦を迎えた。

 雪辱に燃える奥田はゴングと同時に飛びヒザ蹴りをぶち込んで先制。ジャーマンで投げ飛ばし、場外に逃れた石田を追いかけてスリーパーで絞め上げると、サッカーボールキック、ヒザ蹴りを見舞っていく。だが、右ハイキックは石田が回避して鉄柱に誤爆。すかさず石田がレッグロックやアキレス腱固めで絞め上げるなど右足へのピンポイント攻撃に出た。

 奥田も痛む右足でミドルキックを連発し、延髄斬りで反撃すると、コブラツイストで絡みついたが、しのいだ石田がカウンターの低空ドロップキックで右ヒザを射抜いて鎮圧。場外に逃れた奥田をエプロンからのランニングローキックで蹴り飛ばすと、イス攻撃で右足を狙い撃ちし、奥田をリングアウト寸前に追い込んだ。

 意地の奥田もエルボー合戦、張り手合戦で渡り合い、ハイキックも相打ちに持ち込む。さらにハイキック2連発、消灯をさく裂させて勝機を作ったものの石田は3カウントを許さず。延髄斬り、ジャーマン、顔面蹴りの波状攻撃に出る。タイガースープレックスは石田がスリーパーで切り返したが、ここでセコンドについていたR・E・D勢が介入。H・Y・Oがレフェリーの注意を引きつけるスキに、Eitaがパウダー攻撃で奥田を苦もんさせた。すかさず吉田がパイナップルボンバー、ディアマンテがみちのくドライバー、ハルクがファーストフラッシュ、清水がダイビングボディプレスを立て続けに決める暴挙を働くと、石田が覆いかぶさって3カウントを奪った。

 手段を選ばぬ無法行為で石田が奥田を返り討ちにし、ブレイブゲート王座3度目の防衛に成功した。「お前にはな、チャンピオンはまだ早いんじゃ。俺はな、お前がこのDRAGON GATEのリングに来てから気に入らんのじゃ」とあざ笑った石田は「お前とは今日のブレイブをもって終わりじゃ。今日の結果みてわかるだろ。お前は今後一切、俺に絡んでくるな」と完全決着を強調。一方で「お前がどうしても俺に絡みたいんやったら、俺たちR・E・Dの仲間になるっていう選択肢もあるぞ。だってよ、こいつの顔みてみろ。どう考えてもR・E・D寄りやろ」とR・E・Dに勧誘する余裕もみせ、「DRAGON GATE世代でそのまま埋もれていくのか、R・E・Dにきて開花するかはお前の選択次第やぞ」と迫った。

 一方、奥田はブレイブゲート初挑戦でベルト初戴冠ならず。またも石田狩りを逸し、「お前どこが正々堂々や? 納得いくわけねぇやろ」と怒りが収まらない。「俺の顔がR・E・D? ふざけんなよ。何で俺があんなとこ入らなあかんねん」と石田発言を一蹴し、「石田、お前だけは絶対許さへんからな。覚悟しとけよ」と報復を宣言していた。

【石田の話】「奥田、これが結果やオイ。もう、お前は俺に一切絡んでくるな。絡んでくるんやったら俺たちR・E・Dに入るっていう選択肢もあるぞ。こっから上がっていくのか埋もれていくのかはお前の選択次第じゃコラ」

【奥田の話】「お前どこが正々堂々や? 納得いくわけねぇやろ。それとな、俺の顔がR・E・D? ふざけんなよ。何で俺があんなとこ入らなあかんねん。石田、お前だけは絶対許さへんからな。覚悟しとけよ」

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