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7/2【新日本】手負いのYOSHI-HASHIを120秒殺 EVILが鬼のヒザ攻めで圧勝

『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』(2020年7月2日)
「NEW JAPAN CUP 2020」準々決勝 ○EVILvsYOSHI-HASHI×

 EVILが右ヒザを負傷しているYOSHI-HASHIを120秒殺。鬼のヒザ攻めで圧勝し、NEW JAPAN CUP準決勝に進出した。

 EVILは「何がなんでも優勝する」という言葉を体現するように、非情な急所蹴りから押し切って、“春男"後藤を2回戦で粉砕。準々決勝に駒を進めてきた。今回の相手は後藤と同じくCHAOS所属のYOSHI-HASHI。2回戦のBUSHI戦で古傷の右ヒザを負傷し、痛み止めを打っての出場となったが、EVILはまたも非情な攻撃に打って出た。

 YOSHI-HASHIは右足を引きずりながらリングに上がるが、奇襲攻撃に出たEVILはいきなりパイプイスでヒザを痛打。さらに、別のイスでヒザを固定し、そこにもパイプイスを振り下ろす。ヒザに激痛が走ってのたうち回ったYOSHI-HASHIは、それでも逆水平などを放って意地を見せるが、暗黒の王は表情ひとつ変えず、痛めている右ヒザを何度も何度も蹴り飛ばし、SCORPION DEATH LOCKに捕獲した。

 YOSHI-HASHIは必死にロープを目指したが、EVILは攻撃の手を緩めず、リング中央に引きずり込んで絞めに絞めると、佐藤レフェリーはこれ以上戦えないと判断して試合をストップ。EVILが連夜の非情攻撃で3年ぶりとなる準決勝に進出を決めた。

 試合後もYOSHI-HASHIのヒザを痛めつけたEVILは、「YOSHI-HASHIのヒザも、ハートも、砕け散ったな、オイ。この俺がナンバーワンになってやる。よく覚えとけ!」と改めて優勝を予告。明日(3日)の準決勝ではロス・インゴ軍の盟友であるSANADAと激突するが、パートナー相手でも手加減なしの非情な攻撃で押し切る構えだ。

【EVILの話】「YOSHI-HASHIのヒザも、ハートも、砕け散ったな、オイ。この俺が、ナンバーワンになってやる。よく、覚えとけ!」

【YOSHI-HASHIの話】「(右ヒザに氷のうを当てながら)今日は、オイ! 俺は覚悟を持って上がってんだ。オイ、EVIL! それがオメーのやり方か、オイ! クソッたれ!」

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