プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

7/3【DDT】上野がKO-D前哨戦制すも王者・遠藤断言「今のままじゃ俺の圧勝」、EXTREME王者・青木が魔苦・怒鳴門を指名

 東京・新宿FACE大会『DDTで逢いましょう2020』が3日、行われ、上野勇希が7・23後楽園でのKO-D無差別級王座戦へ向けた前哨戦に勝利したものの、王者・遠藤哲哉は「今のままじゃ圧勝します」と断言。DDT EXTREME級王者・青木真也は魔苦・怒鳴門(マク・ドナルト)を次期挑戦者に指名し、7・23後楽園でのV4戦が決まった。

 7・23後楽園大会で2度目のKO-D無差別級王座挑戦を控える上野がこの日、KO-Dタッグ王座を保持する吉村直巳とのノーチラスで出陣し、マッド・ポーリーと組んだ遠藤との前哨戦に臨んだ。遠藤のゆりかもめに苦しむ場面もあった上野だが、吉村のパイルドライバーでアシストを受けると、BME(ベスト・ムーンサルト・エバー)をさく裂させてポーリーから3カウントを奪取。前哨戦を制した上野は「遠藤さん! 直接じゃないけど勝てました。自信がもてました。無差別級のベルト、本気で獲れると思ってます」と豪語してみせた。

 対する王者・遠藤は右足首の負傷で6・28鶴見大会を欠場。これが復帰戦となった。「(ケガは)問題ない。復帰した後のオレが強い」と断言し、「プロレスラーは結果だけよければいいのか? それを問いたい。チャンピオンは内容も問われる。(上野は)今日やって覚悟を感じない」と意識の差を強調すると、「今のままじゃ圧勝します。オレが後楽園ですべてもっていくことになる」と余裕たっぷりに予告してみせた。

 この日、異色マスクマンの魔苦・怒鳴門が参戦。UNIVERSAL王者のクリス・ブルックスと対戦したが、プレイング・マンティスボムの前にごう沈した。試合後、なぜか青木がEXTREMEのベルトを持って現れ、「ベルト懸けて、ボクの挑戦を受けてください」と怒鳴門を次期挑戦者に指名した。怒鳴門は「こんな強い人無理よ! 寝技は好きだけど、違う寝技は…。あなたは無理よ!」と拒否したものの、今林久弥アシスタントプロデューサーがタイトル戦を強引に決定。青木が求めたグータッチに怒鳴門も仕方なく応じた。

【青木の話】「予約がないんで自分から動かないと。ボクの新しい引き出しができるんじゃないかと思ってますけどね。闘いとか強さとか、そういうものとはちょっと外れたところで違ったものがまたできてくるんじゃないかという期待感はありまね。新しい引き出しを出すとしたら、こういうものしかないと思うので。何かおもしろいものというか、必ずできると確信あるんで、やってみたいと思います」

【怒鳴門の話】「なんであんな強いヤツと。寝技の第一人者、恐ろしいけど、私も夜の寝技はすごいのもってる自信ある。びびってばかりはいられないわ。くんずほぐれつ、青木さんとエクスタシーしたい」

プロ格 情報局