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7/11【ZERO1】ZERO1が破壊王命日に新体制を発表 「株式会社ダイコーZERO1」として再出発 大谷「新しいプロレスにも全力で挑戦していく」

 ZERO1が11日、東京・靖国神社で会見し、新体制を発表。株式会社ダイコーホールディングスグループの子会社として、株式会社ダイコーZERO1が誕生。「ZERO1をファンと共に創る」をキャッチフレーズに「ZERO1 BASE プロジェクト」を立ち上げるなど、創設者・橋本真也さんの命日に再出発を図ることになった。

 創立20周年を1年後に控えるZERO1は今年、激震に見舞われ続けてきた。3月に新運営会社「iFD」が立ち上がり、岩本和裕氏が新社長に就任したものの、新型コロナ禍によって経営状況が悪化。4月には岩本氏が団体から去った。そして、5月30日付で高岩竜一、7月1日付で佐藤耕平、日高郁人と主力3選手が相次いで退団した。

 団体の存続が危ぶまれる状況の中、救いの手を差しのべたのが、IT企業のダイコーホールディングスグループだった。神長大代表はかつて大仁田厚が所属する芸能プロダクションを立ち上げたことでプロレス界とのつながりができた。その後、大仁田との金銭トラブルによって「この人と付き合うことはできないし、嫌悪感を抱き、ひいてはプロレスラーという大きなくくりで嫌悪感を抱くようになりました」とプロレス界と距離を置いてきた。それでもZERO1の窮状を見かねた中牧昭二氏(元プロレスラーで、大仁田の参議院議員時代の秘書)の仲介がきっかけとなってZERO1支援を決めた。

 ダイコーホールディングスグループの子会社として株式会社ダイコーZERO1が6月11日に発足。代表には大仁田の元マネージャーでもある神尊仁氏が就任した。旗揚げメンバーである大谷は取締役を務め、田中将斗は選手会長に就任。ハートリー・ジャクソンがコーチに就いた。

 新体制発足に伴い、新たな試みにも着手する。ダイコーホールディングスグループが運営するスポーツブロックチェーンプラットフォーム「押忍(OSU)」を活用し、「ZERO1 BASE プロジェクト」を立ち上げる。「ZERO1をファンと共に創る」をコンセプトに、幅広くファンを獲得していくことを目指し、ファンクラブのWEB版といえるもの。ZERO1 BASEメンバーになると、メンバー限定のコミュニティー「ONLINE ZERO1 BASE」を利用可能となる。そこでは選手とファンがオンラインで直接対話でき、仮想通貨を用いてマッチメイク権を購入することもできる。カードだけでなく、会場、レフェリー、リングアナウンサーなど細かく指定することも可能で、プロレスファン垂涎の企画となりそうだ。

 また、コロナの抗体検査とプロレス観戦を連動してできる無料チャリティーイベントも開催される。株式会社アクロディアとのタッグで実現するもので、コロナの抗体検査を無料で実施し、後日ZERO1の試合を無料で観戦できる。ZERO1の別ブランドといえる超花火プロレスもこれまでと同様に運営。工藤めぐみEP(エクスプロージョン・プリンセス)が育成した新人レスラーのデビュー戦を来年3・14両国大会で行い、アジャ・コングが相手を務めることも決まった。

 奇しくもこの日は故・橋本真也さんの命日。前身であるZERO-ONEのキャッチフレーズは「破壊なくして創造なし」だったが、20周年を前に新体制となったZERO1は新たな団体像、プロレス像を創造することになりそうだ。大谷は「今までの熱く素晴らしい大切なものを守りながら、新しい素晴らしいものの中にも熱いものがたくさんあると僕は信じています。なので、このダイコーZERO1で新しいプロレスにも一生懸命、全力で挑戦していきたいと思います」と意気込み、破壊王から受け継いだ看板を守り抜いていくことを改めて誓っていた。

☆株式会社ダイコーZERO1会社概要
▼所在地
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-7-5 日経茅場町第二別館6F
03-6661-6961
▼設立
2020年6月11日

代表取締役会長:神長大(かみなが ひろし)
代表取締役:神尊仁(こうそ じん)
取締役:大谷晋二郎
取締役:伊藤彰男
取締役:加藤大雄
取締役:沖田佳也
監査役:中牧昭二
興行部・レフェリー:笹崎勝巳
超花火プロレス社長:アジャ・コング
超花火プロレスEP:工藤めぐみ
選手管理部・選手会長:田中将斗
選手管理部・コーチ:ハートリー・ジャクソン
海外事業部:中村祥之
営業部:柚原真紀、小山幸一


☆ファンコミュニティ ZERO1 BASE
ダイコーホールディングスグループの“プラットフォーム押忍(OSU)"は、スポーツチームをファンと一緒に創りあげるプラットフォームです。
プラットフォーム押忍(OSU)を利用した第一弾として、「ZERO1 BASE」を構築し、非中央集権的なファン主導のデジタルエコノミクスの構築を目指してまいります。

ダイコーZERO1はデジタル技術を取り入れることで、世界中からファンの獲得を目指し、ファンに対して様々なプロモーションを開催することで、全世界に向けてプロレスリング「ZERO1」ブランドの周知を狙います。

ZERO1 BASEのメンバーには、ZERO1のプロジェクト投票権やメンバー限定の特別報酬などをご用意しております。

「ZERO1」の世界進出に向けて、ファンと共に創る新生「ZERO1」にどうぞご期待ください。

▼参加メリット
ZERO1 BASEメンバーだけに開催される投票に参加できます

ZERO1 BASEメンバー限定のコミュニティー「ONLINE ZERO1 BASE」へ参加できます

チーム公式グッズの割引

チームの最新情報を誰よりも早く知ることができます

▼特別報酬
試合やイベントへの無料チケット

試合前後のインタビューや限定動画

限定イベントへのアクセス権

選手との交流イベント

ZERO1 BASEメンバー限定グッズ


☆ONLINE ZERO1 BASE
サイトでZERO1所属のレスラーとファンが直接話ができる“ファンとのコミュニティ活性化"の場所です。

ファンは、家に居ながら応援しているレスラーと直接オンラインにて話をする機会や、自分自身で好きな選手同士を戦わせる夢の対戦カード権(マッチメイク)を購入することが可能です。ここでしか手に入らない選手の限定グッズも入手可能。

ZERO1のOB、現役を引退されたレスラーの方、フリーの方も「ZERO1オンラインBASE」に出店可能です。レスラーの方ならどなたでも出店可能です。場所にとらわれず、ファンとのコミュニケーションの場と収益の機会を得ることが同時に可能です。


【会見の模様】※選手のみ
▼大谷晋二郎「皆様、本日は本当にお忙しい中、ZERO1の再出発会見お越しいただきまして、誠にありがとうございます。そして、いつも我々を温かく迎えてくださる靖国神社様、本当にいつもありがとうございます。そして今日7月11日は橋本さんの命日です。そんな橋本さんが2001年に旗揚げしたZERO1、来年で20年です。その20年の間にいくつものピンチ、逆境、たくさんありました。その逆境が訪れるたびに、負けてたまるか、一緒に頑張ろう。そう言ってくれる仲間、そしてZERO1頑張れ、ZERO1をなくしちゃいけない、そう言って下さる、熱いゲキを飛ばして下さる全国のお客様。そんな方たちがおられることで今ZERO1が存在している。僕はそう思っています。何があってもあきらめない、何度倒されても何度でも立ち上がる。そうきたからこそ今、ダイコーホールディングスグループ神長会長に出会うことができたと僕は心から思っております。僕たちに頑張るチャンスを与えてくださった、僕たちにまた立ち上がる勇気を与えてくださった神長会長に心から感謝します。そしてこの20年、ZERO1に携わってくださったたくさんの皆様、そして今日も何人か来場してくださっていますが、ZERO1をずっと応援してくださっているお客様。そんな皆様への感謝の気持ちを忘れず、我々選手一同、一生懸命、頑張っていきたいと思います。僕はプロレスの力を信じています。大変な世の中だからこそ、立ち上がろうとしている方がたくさんおられるからこそ、今こそプロレスの力が必要だと僕は信じています。だからこそ、これからも一生懸命プロレスをしていきたいと思います。今プロレスは新しいジャンルに変わっていく時だと僕は思っております。そんな中でも今までの熱く素晴らしい大切なものを守りながら、新しい素晴らしいものの中にも熱いものがたくさんあると僕は信じています。なので、このダイコーZERO1で新しいプロレスにも一生懸命、全力で挑戦していきたいと思います。なので、皆様、今後ともダイコーZERO1、そしてプロレスをよろしくお願いいたします。プロレスは頑張ります!」

▼ハートリー・ジャクソン「こんにちは、皆さん。ハートリー・ジャクソンです。私は3月1日に再び日本に来ました。その前の2年間、WWEのパフォーマンスセンターであるNXTでコーチとプロデューサーをしておりました。WWEには世界中から優秀なレスラーが集まってきます。その中から試合に出場し、頂を見ることができるのはそこから絞り込まれたほんのわずかな選ばれし人間なのです。ですから彼らはスーパースターと称されます。しかしプロレスリングは戦いがベースであり、ファイティングスピリット、ストロングスタイルがない者はすぐに化けの皮がはがれます。日本には、いや、このZERO1にはファイティングスピリットの根源、ストロングスタイルがあります。ミスター・オオタニはジュニアヘビー級の名選手であり、ミスター・タナカは常にベストコンディションで、その実力は世界レベルです。またZERO1のリングが世界に通用することはすでに証明されています。AJスタイルズやサモア・ジョー、CMパンクやウォルターなどZERO1スタイルを経験した選手はみな大成しています。このコロナが収束し、再び飛行機が全世界で飛ぶようになってくれば、また世界中から入門希望者という金の卵がやってきます。日本にいながらWWEのコーチング、その技術に大和魂を植えつけるのが私の使命です。私はこのトレーニングをZERO1道場ベースキャンプと名付けました。私の生徒、つまりベーシストはWWEの試験を受けた時にすぐにパスできるようになります。そしてこのZERO1での経験があれば、全世界どこに行っても通用するようになります」

▼工藤めぐみEP「本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。ZERO1さんとタッグを組みまして、2月にプラズマ爆破マッチをやらせていただきました。その際に田中選手にはZERO1さんとのダブル所属、アジャ・コング選手はOZアカデミーとのダブル所属として頑張っていただく形となりました。アジャ選手はその際に地方創生ということを掲げて、さぁこれからという時にこのコロナ禍になってしまいまして、いったん足踏み状態という形になってしまいましたが、本日をもちまして、また新たに再開することを宣言させていただきます。そして本日は皆様にご報告がございます」

▼アジャ「このたびはダイコーホールディングスグループさんとZERO1さんのタッグおめでとうございます。私も2月に爆破をやりまして、そのプラズマ爆破のあとにOZアカデミーの所属選手ではあるんですけど、、これはもう私にとってこの先の生涯をかけていくに値するものと思いましたので、超花火とダブル所属ということにさせていただきますと宣言しました。その時にOZと超花火が重なるようなことがあれば面白い方に上がると宣言させていただきまして、この会見を聞いた時に正直悔しいという気持ちが上回り、私もいろいろ考えました。超花火というと、どうしてもZERO1さんの別ブランドというか、ZERO1がやってる別物と思われるところがあったと思うんですけど、そこも私が所属になったからにはきちっとしていこうといろいろ考えまして、考えた結果がこちらでございます。ということで私、本日をもちまして超花火プロレスの社長に就任いたしました。社長に就任したからには、名前だけの社長というのは凄く嫌なので、きちんと超花火を、何ならZERO1を上回る形のブランドにして。ZERO1さん来年20周年といってましたけど、私、プロレス生活、来年35周年なんですけど、私が地方創生という言葉をあの時に言ったのも、その35年間でやっぱりアジャ・コングを育ててくれたのも地方なんです。地方がなければアジャ・コングというものはここまでにはなっていないので。その地方を回る一番のいい方法として、今プロレス団体が地方に回るのがなかなか難しいことなんですけど、やっぱりこの超花火というものを引っ提げて、本当に日本全国津々浦々、隅々、その県の方が知らないような村まで行って、アジャ・コングが来たぞと。超花火を、プラズマ爆破を引っ提げて来たぞと。そのプラズマ爆破、客寄せパンダでいいんです。そこに他の試合もあるんで、プロレスが我が町に、オラが村に来たぞという本来プロレスのあるべき姿を超花火ではどんどん作っていきたいと思います。そういった意味で私、超花火の社長に就任しましたので、常にこれから話題を振りまいていきたいと思います」

▼工藤EP「そして私、今、アジャ選手の心意気を聞きまして、私も闘志メラメラとわいてきました。こちらを考えてきました。女子プロレスラー育成プロジェクトを掲げます。私もですね、ダイコーさんとZERO1さんのタッグということ、今のアジャ選手の心意気を聞いて、本当に刺激を受けています。ですが、私は引退したのでリングに上がって試合をすることができませんので、私の魂などを、今までやってきたものを引き継いで、継承してくれるような女子プロレスラーを育て上げまして、来たる2021年3月14日、ZERO1さんの両国国技館大会でデビューさせたいと思っております。もう一つ考えております。デビュー戦の相手ですね。アジャ選手にぜひともお願いしたいと思っておりますが、いかがでしょうか?」

▼アジャ「工藤EPからの大役を仰せつかり、こんなうれしいことはありません。私35年間プロレスをやってきた中で、工藤EPと私、昭和61年に入った全日本女子プロレスの同期であります。一番仲が良かった同期なんですけど、お互い別の道を行く中で、また再会できた場所が両国国技館という思い出の場所でしたし、工藤EPと世界タイトルをかけてやった場所でありますし、思い出の両国国技館。そして何よりもプロレスラーになって、こいつはやばいなと思った人間が二人おりまして、戦う相手としていろんなライバルがいるんですけど、気の強さでこいつとこいつには絶対勝てないなと思っているのが一人は尾崎魔弓。そしてもう一人が工藤めぐみでございます。その工藤めぐみが作り上げる女子プロレスラーということで、今から募集してとなると、半年ぐらいでデビューってことで、どれだけのことができるかっていうのは、正直なところ難しいところだと思いますけど、ただ、スピリットに関してはですね。全部それを教え込まれるとちょっとやばいなと。なので絶対的にそのスピリットだけは教え込んでおいてください。工藤めぐみ魂をキッチリ入れ込んでおいてください。そうすると、たぶんそこは35年選手vs1年選手だろうともキッチリした勝負がみせられると思います。そこは私もプロレスラーとして絶対負けたくない部分でもありますので、工藤めぐみに勝てなかった気の強さをその若い子には勝っていきたいと思います。ということで3月14日はぜひ楽しみにしてます。そして私、超花火の社長として、まず超花火をやっていかないと意味がないので。ただコロナ禍で地方を回るのはなかなか難しいんですけど、第1弾の試合を、その時点で社長就任は発表してないですけど、超花火の所属として勝手に決めてまいりました。先日のOZアカデミーの新宿大会で、OZアカデミーの選手から、ぜひ爆破をやりたいという話が、爆破をわかってないバカから軽い調子できたんですけど、そこにおります爆女王の松本選手もチャンピオンではありますけど、所属ではないですけど、決めかねているところで、所属の私にどうですかと来たので所属権限で決めました。8月28日のOZアカデミーの横浜文体。横浜文体は8月でなくなってしまいますので、OZアカデミーとして横浜文体最終興行になるんですけど、そちらでプラズマ爆破デスマッチを開催することを決めてまいりました。4対4でやりますよということを決めて、あと詳細は後日でってことで、社長になった私の権限でぜひとも、そこにおります松本選手も試合に出ますので、せっかくベルトを持ってますので、ぜひそのベルトをかけてやっていただきたいと思うんですけど、工藤EPいいですか? 爆女王のベルトかけていただいて」

▼工藤EP「もちろんです。今まで本人もベルトをもって力たまってると思うので、ぜひ開催していただきたいと思うので」

▼アジャ「松本選手もよろしいですか?」

▼松本浩代「はい。お願いします」

▼アジャ「ただ、あれですよ。私、同じチームにいるんですけど、やっぱり超花火の社長としては早いとこそのベルトを取り返さないといけないという部分もありますので、その気持ちも持って私は同じチームではありますけど、勝った人がチャンピオンというルールは基本的に変わらないと思うので、私も当然、同じチームですけど狙っていきますので、よろしくお願いします」

▼松本「お願いします。みなさん、はじめまして。破壊する女、そして第7代爆女王の松本浩代です。今アジャさんと工藤さんが言ってくださったように、前回2月ベルトを獲りまして、そこからの初防衛戦が8月に決まって、まずはそこがうれしく思います。その決まった試合がOZアカデミーという団体の年間最大のビッグマッチの横浜文体で防衛戦をできることが本当にうれしく思います。それとアジャさんが以前からおっしゃっていたように、地方創生ということで、私も爆女王として、そしてイチプロレスラーとして、本当にたくさんの場所にプロレスのパワーをもっていって、そこで皆さんと一緒に盛り上がりたい、そして一緒に元気になりたいと思ってますので、まずはその横浜文体でこのベルトをしっかり防衛して、そちらにも自分も一緒に行きたいと思ってますので、まずは防衛をしっかり果たしていきたいなと思っております。あと先ほど決まった工藤さんの育成プロジェクト。お二人の35年の凄い力を捧げられる、伝えられる、新人を育てるプロジェクトが凄く驚きで、凄いことだと思うんです。今の時代の中でもこれだけの歴史を積んできた選手はいないと思いますので、新しい選手がそこで生まれて、新しい女子プロレスラーが生まれて、この超花火から新しい女子プロレスの輪が広がっていくんだなと思うと本当にワクワクしています。なのでこれからの超花火、爆女王いろいろ期待してほしいなと思います」

▼永尾颯樹「僕はデビューしたての新人ではありますが、これからもっと練習を積んでプロレス界の一番を目指していきたいと思っております。よろしくお願いします」

▼馬場拓海「ZERO1新入団の馬場拓海です。こういった場所でいいニュースをお届けできて、このいい流れに乗って僕がZERO1を明るい未来へ導いていけたらと思います。よろしくお願いします」

▼北村彰基「プロレスリングZERO1北村彰基です。ZERO1が新しくスタートします。そして僕も今までのZERO1の歴史に新しいものを作っていきます。そしてZERO1は僕が守ります。皆さん、応援よろしくお願いします!」

▼岩崎永遠「プロレスリングZERO1岩崎永遠です。これからもしっかりZERO1の看板を背負って、自分がZERO1を引っ張っていきたいと思いますので、皆様、引き続き応援のほどよろしくお願いします。今日はありがとうございました」

▼SUGI「新しくZERO1が生まれ変わる。私も生まれ変わらないとなと思っております。引き続きZERO1ジュニアを私が引っ張っていきたいと思っています」

▼横山佳和「時は来た。それだけだ」

▼菅原拓也「ZERO1の菅原拓也です。プロレスの力を通じて皆さんに何かを伝えるのがプロレスラーの使命だと思うので、今まで以上に頑張ります。お願いします」

▼火野裕士[ZERO1の火野裕士です。いろんな選手が辞めたりとか、コロナとかで落ち込んでることが多かったけど、仲間を信じて、自分がやれることを頑張ってれば、必ず何とかなるとポジティブにね、ずっとやってきました。そうしたらね、やっぱり大谷さんや、田中さん、オッキーさんのおかげで素晴らしい会社と手を組むことができました。本当に素晴らしい会社なんでね。その会社とZERO1、これは目指すは日本一じゃないですよ。世界一目指して頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

▼田中将斗「選手会長になりました田中将斗です。このたびファンの方やご支援いただいている方たちに凄く心配をおかけしましたが、このように素晴らしい状態になり、ZERO1もう一度、業界のトップを目指して頑張りたいと思います。やっぱそこを目指さないと。協力していただいた、僕らを生かしていただいたダイコーさんには僕ら後悔してほしくはないので、僕らはそこを目指して頑張りたいと思います。あと今までサポーターズクラブとして応援していただきましたが、それをZERO1 BASEとして、これはファンクラブという形でこれからもご支援していただきたいと思います。これからもよろしくお願いします」

▼大谷「本日は本当に長い時間お付き合いいただきましてありがとうございました。皆さん、会見前、激しくなっていた雨がすっかりとやみました。これからのZERO1をお天気の神様も応援してくれていると僕は思っております。また立ち上がる我々を天国の橋本さんにみてもらいたいです。これからもZERO1一生懸命頑張りますので、皆さん、ZERO1、そしてプロレスをよろしくお願いいたします。最後は今リングの中心で頑張ってます火野裕士に3、2、1、ZERO1で締めてもらいたいと思います。よろしく」

▼火野「ちょっと緊張しますね。いきますか。ZERO1を作っていただいた天にいる橋本さんに感謝ですね。橋本さん、ありがとうございます。ZERO1再スタート、世界一のZERO1を目指して、みんないくぞ! 3、2、1、ゼロワーン! ありがとうございました!」

【会見後の大谷】
▼大谷「今までにないプロレス、特に映像をみせるとか、そういったものがもしかしたら出てくると思うんですね。いろんなアイデア、思いつかないアイデアをたくさん持っておられるんですよ。その中でいい意味で我々は頭を柔らかくして、なくしてはいけないものを守りながら、新しいものも絶対必要になってくる。新しいジャンルになると思うんですよ。新しいものに積極的に挑戦していきたいですね。あれ嫌だ、これ嫌だじゃなくて、取り組んでみて初めてわかるよさ、素晴らしさがあると思うんで。今回、この新しいZERO1にかかわってくださっている皆様を信用して、信頼して与えられたものすべて一生懸命、取り組んでいきたいと思います。必ず新しい何かが生まれると思います」

――その中で変わらない部分は?

▼大谷「これは僕個人なんですけど、何年経っても僕は橋本真也が作ったZERO1を守りたいんですよ。これは僕個人の考え方ですけど、どんなにプロレスが新しくなっても、橋本真也が作ったZERO1を守り続けたい気持ちは変わらないですね。変わらないし、リング上が新しい映像プロレスになっていったとしても、やられてもやられても立ち上がる姿、見てくださった方に勇気を与える形は変えたくないですね。頑張る姿、立ち上がる姿を見てくださった方々に伝えるのは変えたくないですね」

――ZERO1がなくなるんじゃないかと心配する声も合ったが?

▼大谷「本当にネガティブな話題が出てしまって、SNSを通じてとか、直接僕にも本当にたくさんの言葉をいただいたんですよね。ZERO1をずっと応援してる人たちが、ZERO1はなくしちゃいけないよ、何か我々にできることはないの?って。お客さんからそういう声をかけられるたびに本当に心震えましたね。でも神長会長とお話を続けている中で、本決まりでないのに勝手に言うのは無責任ですからね。何も言えない自分がずっと心苦しいのもありました。会長がよし、やろうと言ってくださって、心配してくださった人にも伝えられたのも今日うれしかったですね。この会見の内容を見て、聞いて、少しでもZERO1を応援してくれた人に安心してもらいたい。そして元気と勇気、そして安心を伝えられるプロレスでありたいなと思いますね。安心を届けたいと思います」

――ZERO1だからこそなくなってほしくないとの声もあるが?

▼大谷「僕は勝手にですけど、僕はあの人に任されてると思ってるんで。橋本さんに任されてZERO1を続けてるわけですから。僕あの方の性格よくわかってるんでね。もし、あの方がパッと今生き返ったら、間違いなく『まだやってるのか』と言いますよ。わかってますよ、そんなことは。でも、あの人が作ったZERO1を守りたい。それが僕の信念というか、何が何でもZERO1を続けたいという思いですね。どっかで聞いてくれてたと思うんでね、この会見を。喜んでくれるといいですね。喜ばないかな。『まだやってんのか?』と言われるかな。前向きな会見を皆さんにお伝えできて本当にうれしいですね。プロレスは元気です。プロレスはみんな頑張ってるもん」

――橋本さんの命日に再出発を発表できたのもよかったのでは?

▼大谷「そうですね。命日ということもありますけど、たぶん、あの方、来られてたと思うんで。聞いてくれてたと思いますね。姿を現したら照れ隠しで『まだやってんのか? やめろよ、そろそろ』と言いそうですけどね。あなたが作ったZERO1を僕が守り続けてますから。もう何年も言い続けてますから言い続けたいですね。ウチの選手で橋本さんを知ってる、絡んだことある人ってホント数人なんですよ。田中…菅原もあんまり絡んでないかな。もしかしたら耕平、高岩が抜けたから、少ないかもしれないけど、破壊王イズムというものを伝えていきたいですね。それが僕の役目かもしれないですね」

――ZERO1危機の報道もあったが?

▼大谷「心配させたのが申し訳ないと同時に会見を見て、聞いて、安心してもらえたらうれしいです。勝手に思ってますけどね。ZERO1をなくしちゃいけないんですよ。橋本真也が作ったものをなくしちゃいけないんです。亡くなった今でも橋本真也が背負ってるプロレスがあるんですよ」

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