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7/26【新日本】永田が鈴木との再戦実現へ「俺が会社を動かしてやる」

『SUMMER STRUGGLE 2020』東京・後楽園ホール(2020年7月26日)
○鈴木みのる&DOUKIvs永田裕志&上村優也×

 永田が「お前が名前を言ったところで会社は動かないから、俺が動かしてやるよ」と鈴木との再戦実現へ動くと明言し、TVドラマ『半沢直樹』ばりの「倍返し」を予告した。

 永田と鈴木はNEW JAPAN CUP1回戦(6・17TVマッチ)で約7年ぶりに一騎打ち。壮絶な打撃戦の末に永田が勝利したものの、当然、鈴木は納得せず、因縁が再燃し、連日激しくやり合っている。前夜の名古屋大会では鈴木が「おい、新日本プロレス! 鈴木みのる対永田裕志…“永田裕志公開処刑"、シングルマッチ組めよ」と要求。永田も受け立つ構えを見せ、再戦の機運が高まっていた。

 今大会では第3試合で鈴木がDOUKIと、永田が上村とそれぞれ組んで対戦。2人はゴングを待たずにエルボーやビンタを打ち合って乱闘状態に。パートナーが割って入るが、2人は場外でエルボー合戦を継続。その後もことあるごとに殴り合い、鈴木はマイク用のケーブルで永田の首を絞め上げる場面も見られた。

 上村が鈴木軍の集中攻撃を浴びてローンバトルを強いられたが、自力で反撃すると、永田がリングイン。再び鈴木と対峙し、ここでも壮絶なエルボー合戦を展開した。鈴木のスリーパーに捕まったものの、ゴッチ式パイルドライバー狙いを読んでエクスプロイダーでぶん投げた。永田は上村がタッチをアピールしても応じず、なおもエルボー合戦で火花。フロントネックロックに捕まって自陣に押し込まれると、ようやく上村にスイッチした。

 上村も鈴木にこれでもかとエルボーを乱射し、投げっぱなしかんぬきスープレックスで見せ場を作ったものの、鈴木はこん身のエルボー一撃で上村をねじふせると、ゴッチ式パイルドライバーで試合を制した。

 試合後、鈴木と永田が視殺戦を展開。ここでもエルボーやビンタを打ち合って気持ちをぶつけ合い、場外やバックステージでも乱闘を繰り広げた。しつこい鈴木に激怒した永田は「何であいつイラついてんだよ。王様なんだろ? 自称。デンと構えてりゃいいじゃねぇかよ。たかだか俺に負けたぐらい、それがどうした?」と吐き捨て、「俺と戦いたいんだろ? もっと誠心誠意心を込めて会社に訴えてみろよ。そんな偉そうにしてないで。かわいそうだから言ってやるよ。お前が名前を言ったところで会社は動かないから、俺が動かしてやるよ。新日本プロレス、永田裕志vs鈴木みのる組めよ。シングル思う存分やってやるよ」と再戦実現に動くと明言した。

 「いいの食らったよ、今日も。いいものたくさんもらった。勝ちも持ってかれたよ。俺は俺に何をしてもいい。ただやられたらやり返す! 倍返し! そして、返り討ちだ!」とTVドラマ『半沢直樹』ばりに予告した永田。再戦が実現すれば、NEW JAPAN CUP以上の死闘になりそうだ。

【鈴木の話】「オイ永田よ。いつまで待たせるんだよ。オイ! 俺の、いやいや、日本中の、世界中のプロレスファンがお前が野垂れ死ぬとこ見たがってるぞ! 永田よ! 新日本プロレスよ。答えを出せ! 場所を示せ! いつどこでだ!? 永田とシングルマッチ。ぶっ飛ばさせろ。ブチのめしてやる!」

【DOUKIの話】「かわいそうだな、ボコボコにされて。それしか言うことねぇよ」

【永田の話】「何イライラしてんだ? 何であいつイラついてんだよ。王様なんだろ? 自称。デンと構えてりゃいいじゃねぇかよ。たかだか俺に負けたぐらい、それがどうした? お前の言うことなんか、会社動かねぇじゃないか。俺と戦いたいんだろ? もっと誠心誠意心を込めて会社に訴えてみろよ。そんな偉そうにしてないで。かわいそうだから言ってやるよ。お前が名前を言ったところで会社は動かないから、俺が動かしてやるよ。新日本プロレス、永田裕志vs鈴木みのる組めよ。シングル思う存分やってやるよ。いいの食らったよ今日も。いいものたくさんもらった。勝ちも持ってかれたよ。俺は俺に何をしてもいい。ただやられたらやり返す! 倍返し! そして、返り討ちだ!」

【上村の話】「今日、鈴木みのるとタッグマッチでやれたんで。凄い光栄なことだと思いません。俺の目標の1つは鈴木みのるとシングルマッチをして勝つことなんで。それと1つ言っておきたいことがあるんですけど。昨日、石森さんとシングルマッチで戦って、試合後、石森さんが"いつでも相談に乗ってやるよ"って言ってたの、僕見たんで。僕がそんな伸び伸びやってないように見えますか? あなたこそどうなんですか? 僕には悪ぶってるようにしか見えないですけどね。そんな生意気なこと言われて、たぶん黙ってないでしょう。何回でも言ってやります。またシングルマッチまで這い上がってみせます、そして勝ちます! 僕は別にBULLET CLUBとか鈴木軍とか、そんなんじゃないんで。本隊なんで。ただ本隊って言ってもいい子ちゃん坊ちゃんしてるわけじゃないんで。ありがとうございました」

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