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8/2【NOAH】丸藤と“セルフ・チェーン式"逆水平合戦 GHCへ潮崎先勝「すべて受け止めて勝つ」

『NOAH the SPIRIT 2020』東京・新木場1st RING(2020年8月2日)
○潮崎豪&原田大輔&YO-HEYvs丸藤正道&大原はじめ&小峠篤司×

 8・5後楽園大会のGHCヘビー級王座戦に向けた前哨戦で王者・潮崎と挑戦者・丸藤が、互いの左腕を握り合う“セルフ・チェーンデスマッチ"ともいうべき逆水平合戦を展開。ノーガードで猛烈な火花を散らし、試合を制した潮崎が「すべてを受け止めたうえで飲み込む」と、“ザ・ノア"な旗揚げ20周年記念日へ豪腕に力を込めた。

 7・18後楽園大会で丸藤が新兵器“真・虎王"で潮崎を粉砕。旗揚げ20周年記念日となる8・5後楽園大会での王座戦が決まり、「I am NOAH」の潮崎に、丸藤が「I am “REAL" NOAH」と通告していた。

 新木場メインの6人タッグマッチで前哨戦。やはり強烈な逆水平合戦が展開されたものの、中盤にはさらにエスカレート。互いの左腕をつなぎ合ったうえで、腕を引っ張りながらの逆水平合戦を展開した。

 真夏の汗しぶきが飛び、互いの胸板は真っ赤、痛々しい破裂音が何度も響き渡ると、“声援禁止"の場内に思わずため息が漏れる。いわゆる“チェーンデスマッチ"ではチェーンで互いの手首がつながれるが、この日は“セルフ・チェーンデスマッチ"式で、互いが『NOAH』としての意地とプライドを真っ向からぶつけ合った。

 最後は潮崎がカウンターの豪腕ラリアット一撃で、相手方の“リーダー"こと小峠を粉砕。試合後の潮崎は、迷うことなくベルトを見せつけながら丸藤とにらみ合い、覚悟のほどを無言で雄弁に伝えた。

 「今日は梅雨明けの暑い中、ご観戦ありがとうございました! 一言だけ。俺がノアだ。I am NOAH!」。そうマイクで締めくくった潮崎は、「相手がチョップを使おうが、ヒザを使おうが、何を使おうが、俺はこの右腕ひとつで倒していくよ。プライドも含めて全部受け止めたうえで、俺が飲み込んでいきますよ」と極限まで削り合う“ザ・ノア"なGHC戦を旗揚げ20周年記念日に捧げることを宣言した。

 続く8・4後楽園大会では「旗揚げ20周年記念試合」がスタンバイ。清宮海斗&鈴木鼓太郎と組んで、丸藤&杉浦貴&小川良成組と当たる。“ノア生え抜きvsノア旗揚げメンバー"の構図で、丸藤との最後の前哨戦に臨む。

【試合後の潮崎】
――丸藤との前哨戦だったが?

▼潮崎「ノアのね、中心に立ってきた男。それはもう認めているし、何も言うことは無いし。丸藤正道は丸藤正道。I am “REAL" NOAH、そう言えるだけの男だと思うよ。5日は、初めてタイトルマッチで丸藤正道と向き合いますけど、この間やられてるんで」

――左腕を握りあったまま逆水平を打ち合った

▼潮崎「それも丸藤正道だからこそできることだし、相手がチョップを使おうが、ヒザを使おうが、何を使おうが、俺はこの右腕ひとつで倒していくよ。それだけ彼も自信がある技だとは思うけど、プライドも含めて全部受け止めたうえで、俺が飲み込んでいきますよ」

――当日は20周年の記念日となるが、どんな日にしたい?

▼潮崎「20周年。ノアが旗揚げして20年。俺は旗揚げからいたワケじゃないし、一緒に時間を刻めなかった時期もあったけど、俺が…ノアだ。俺の自信は誰も折れない。I am NOAH!」

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