8/10【NOAH】“STINGERvsFT"開戦 鼓太郎ピンの吉岡がシングル、小峠&大原がタッグ挑戦を表明
『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.3』神奈川・横浜文化体育館(2020年8月10日)
○吉岡世起&小峠篤司&大原はじめvs小川良成&岡田欣也&鈴木鼓太郎×
STINGERとFULL THROTTLEの抗争がついに開戦。GHCジュニア王者の鼓太郎を下した吉岡がタイトル挑戦を表明すると、小峠&大原も小川&HAYATAが持つジュニアタッグ王座に狙いを定めた。
立ち上がった当初からリーダー問題が発生し、“エンジン全開"とならなかったFULL THROTTLEだったが、ユニット内対決を経て、小峠がリーダーに正式就任。一枚岩となったところで、次なる目標を模索していたが、ビッグマッチの横浜文体で答えが出た。
小峠&大原&吉岡のフルメンバーで、STINGERの鼓太郎&小川に岡田を加えたトリオで激突。相手にはジュニア王者の鼓太郎、ジュニアタッグ王者の小川がいようとも、今のFULL THROTTLEは気持ちで負けない。磨きのかけた好連係で真っ向から渡り合って熱戦を繰り広げた。
怒とうの合体攻撃連発で鼓太郎を追い詰めると、吉岡は必殺のクラッシュドライバーの構えに。鼓太郎はうまく切り返すと、エンドレスワルツを狙ったが、吉岡は裏をかいて飛びつき十字固めでクルリ。GHCジュニア王者から3カウントをもぎ取った。
結果を出した吉岡は「鈴木鼓太郎から3つ獲ったぞ。ということは…ということはだ。鼓太郎さん、あんたの持つGHCジュニアのベルト、次に俺が挑戦させてもらいますよ」と挑戦表明をぶち上げる。一方、鼓太郎は「そんなにイキんなよ、若いの。しょうがないよ。ヘタクソなレフェリーが3つ叩いちゃったから負けは負けだ。相手してやるけどな、お前の手がこのベルトに届くことはないんだよ。なんでかわかるか? 俺が持ってるからだ」と受諾しつつも吉岡を挑発した。
もし正式決定すれば、吉岡にとっては待望の初挑戦となる。そんな吉岡に刺激を受けた小峠は、ハイテンションで「OK、シングルは吉岡が狙っていくから。あとはFULL THROTTLEが全開になるために、大原はじめとリーダーの小峠篤司が小川とHAYATAの持つジュニアタッグのベルトに挑戦を表明する!」とアピール。小川は無視して去っていったものの、小峠は「今度必ず選手権まで持っていこう! 期待しとってください」と最後まで前向きだった。
これまで元RATEL'S勢との抗争が続いていたSTINGERだったが、ついにFULL THROTTLEと開戦することが決定的に。血気盛んなリーダーの小峠は「最後の横浜文体という舞台で完全に勢いついたね、FULL THROTTLE。このままタイトルマッチ組まれるところまで持っていって、俺らが一気にジュニアナンバーワンチームになるから!」と主役奪取を予告した。
【試合後の小峠&大原&吉岡】
▼吉岡「3つ取ったぞ、3つ取った! 俺が取って、チームとしても全部取りにいく。お願いしますよ!」
▼小峠「今日は吉岡が取ってくれたから! 最後の横浜文体という舞台で完全に勢いついたね、FULL THROTTLE。このままタイトルマッチ組まれるところまで持っていって、俺らが一気にジュニアナンバーワンチームになるから!」
▼大原「これからジワジワとSTINGERを俺たちの手で追い込む。それに(小峠に)STINGERに対していろいろあるんじゃないの? あるでしょ? 徐々に追い込んでベルトまでエンジン全開フルスロットルで行くから。だから必ず(吉岡に)シングル獲って。これだけギラギラした野心を持ってるのは、今のノアジュニアに誰にもいない。吉岡が獲って、俺たちはこれからタイトルマッチ決めて、獲りにいくから! これからもエンジン全開フルスロットルでいくんで、楽しみにしといてください。というわけで今日も…ムイビエン!」
▼小峠「…大原が全部言ってくれた! さすが!!」
