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8/26【新日本】ヒザ攻め完遂…SANADAがサブミッション戦でSHO撃破 KOPW決定戦へ

『SUMMER STRUGGLE 2020』東京・後楽園ホール(2020年8月26日)
「KOPW 2020」1回戦 ○SANADAvsSHO×

 SANADAがヒザ攻めを完遂し、サブミッション戦でSHOを返り討ちにした。

 SANADAとSHOは7・1TVマッチにおけるNEW JAPAN CUP2回戦で対決し、SANADAがScull Endで勝利。舞台をKOPWに代えて56日ぶりとなる再戦が実現した。ルールは双方の提案が一致して「サブミッションマッチ」に決定。サブミッションによるギブアップ、レフェリーストップでのみ決着となる。前回敗れているSHOにとっては雪辱のお膳立ては出来上がっていた。

 やはりSHOの狙いは腕。のっけから飛びつき腕ひしぎ逆十字を狙い、未遂に終わっても腕十字の決め合いを制してSANADAの左腕を絞め上げる。SANADAがロープに逃れても、リストロックやアームロックで腕攻めを続け、SANADAがドラゴンスクリューで反撃してもショルダーアームブリーカーで応戦。SANADAが放ったその場飛びムーンサルトをキャッチして腕ひしぎ逆十字、キーロックで捕らえて優位に立った。

 しのいだSANADAは対抗するように足攻めで反撃に出た。カウンターの低空ドロップキックでSHOの左ヒザを射抜き、ドラゴンスクリュー、低空ドロップキックで徹底攻撃していく。ライオンサルトを投下してから仕掛けた足4の字はSHOがチキンウイングアームロックで切り返して逆転。ショルダーアームブリーカーを連発し、ドロップキックで左腕を狙い撃ち。SANADAのフランケンシュタイナーを食い止め、パワーボム、パワーブリーカーを立て続けに敢行すると、ショックアローの構えに入った。

 これを阻止したSANADAはニークラッシャーでSHOの左ヒザをマットにダイレクトで叩きつけて主導権を奪い返した。ラウンディングボディプレスを両ヒザで迎撃されても、SHOにダメージを与える形に。一転して打撃戦となり、エルボー合戦からSANADAがローリングエルボー、SHOが飛びヒザ蹴りを打ち合うと、SANADAは低空ドロップキックで足攻めを続けた。

 だが、SHOも怒とうの反撃で食い下がる。クロスアーム式パイルドライバー、ロコモーション式ジャーマンの大技攻勢で流れを引き寄せると、腕ひしぎ逆十字で捕らえた。決まらないとみるや三角絞めに移行したが、SANADAは力ずくで持ち上げるとホイップ式TKOをさく裂。うつ伏せ状態のSHOにラウンディングボディプレスを投下すると、足4の字固めで捕らえてギブアップに追い込んだ。

 SANADAがSHOに2連勝。前回は十八番のScull Endで制したが、サブミッションマッチとなった今回は若手時代から得意としている師匠・武藤敬司ばりの足4の字固めで勝負を決めた。8・29神宮球場での4WAYマッチに勝ち上がったSANADAはノーコメント。一方、SHOはSANADAへの雪辱ならず。足を引きずりながらも自力で花道を下がり、「今日の俺はSANADAさん、あんたより弱かった。それだけだ!」と潔く負けを認めていた。

【SHOの話】「今日の俺はSANADAさん、あんたより弱かった。それだけだ!」

※SANADAはノーコメント

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