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9/7【DDT】秋山が大田区前哨戦で快勝 準烈とALL OUTが9・27後楽園でシングル綱引き戦へ

『Get Alive 2020』東京・後楽園ホール(2020年9月7日)
○秋山準&高木三四郎vs竹下幸之介&勝俣瞬馬×

 秋山が大田区決戦に向けた前哨戦で竹下組に快勝。試合後、秋山のセコンドに付いた大石の提案により、9・27後楽園大会で準烈とALL OUTが綱引きで対戦相手を決めるシングル3番勝負を行うことが決定した。

 全日本からレンタル移籍し、新ユニット・準烈を結成した秋山とALL OUTを率いる竹下は激しい抗争を展開。その決着戦として11・3大田区大会での一騎打ちが決定した。その前哨戦として、秋山は高木と“チーム大老害"を結成し、竹下&勝俣と対戦した。

 序盤はチーム大老害が勝俣に集中砲火。連続ボディスラムなど厳しい攻めを見せる。勝俣がなんとか反撃すると、竹下が巻き返しに転じるが、高木はスタナーでダイブを迎撃し、いい場面で秋山にスイッチし、大田区で戦う2人が向かい合った。

 秋山と竹下はエルボー合戦で火花を散らす。秋山はランニングニーでねじ伏せにかかるが、竹下はブレーンバスターで譲らず。秋山がエクスプロイダーで挽回を図っても、すぐさま立ち上がって強烈なランニングニーをぶち込んだ。

 あとを受けた勝俣がダイビングボディプレスなどで畳みかけたものの、高木がスピコリドライバーで援護すると、秋山はランニングニーから一気呵成。勝俣も粘りを見せたものの、最後は秋山がエクスプロイダーで勝利した。

 大田区決戦の前哨戦で秋山が快勝。試合後、セコンドの大石がマイクを持つと、「大田区で竹下と秋山さんのシングルが決まって、前哨戦が今日で2回目。俺たちの2連勝だ」と秋山に代わって勝ち誇り、「俺は大田区のシングルマッチに秋山さんを最高の状態、最高のコンディションで送り出したい。というわけで、今月の後楽園ホール(9月27日)でも準烈とALL OUTの対抗戦を申し入れます」と提案した。

 大石が提示した形式は3対3のシングルマッチ3番勝負。「準烈は秋山準だけじゃねえ。そういうところを見せたい」と意気込む大石は、綱引きで対戦相手を決める形式を要求すると、ALL OUTの彰人も「僕もここのシングルマッチ(秋山vs竹下)に思うところがあったんですよ。もちろんここはビッグマッチでのシングルマッチ。けど、あくまでも前哨戦はALL OUTvs準烈。ALL OUTは竹下だけじゃないし、準烈は秋山準だけじゃない。秋山さんとやりたいのは竹下だけじゃない。僕だってやりたい。勝俣だってやりたい」と受諾。準烈から秋山、大石、渡瀬が、ALL OUTから竹下、彰人、勝俣がそれぞれ出場することが決まった。

 前哨戦の枠を超えた全面対決に向けて、秋山は「負けたら下がるもんね、勢いが。絶対に勝たないと意味ない。絶対に2勝はしないといけないから。俺は絶対に勝つから。あんたたちのどっちかが絶対に勝たないと」と大石&渡瀬に猛ゲキ。「負けたらお前ら坊主か?」と髪の毛を懸けることまで迫ると、「絶対に勝ちます」(大石)、「どっちかじゃなくていいですよ。どっちも勝ちます」(渡瀬)と2人は必勝を誓った。

 一方、ALL OUTの面々も突然、浮上した秋山とシングルで対戦するチャンスを前に気持ちは高ぶるばかり。「もちろん竹下だけじゃなくて、秋山さんもリング上で自分のプロレスというものを教えるって言ってるんだから、勝俣も僕も学びたいし、当たりたい気持ちはある」(彰人)、「ただ竹下さんの前哨戦で一緒にタッグを組んで戦ってるなんてもういいんだよ。それはもう何年前かで終わったよ。俺が自分の運で、実力で秋山準を引いて、シングルで戦ってやるよ」(勝俣)と吠えれば、それを聞いた竹下も「もし勝俣がシングルで当たろうもんなら、レゴが出てくるかもしれへんし、彰人さんが当たるもんなら、足攻めで関節バッキバキにいくかもしれんし。もしかしたら、大田区の前で俺と秋山さんが当たる可能性もあるから。それやったら、本番は大田区って考えてたけど、フルスロットルで竹下幸之介をぶつけようかな」と予告した。

【試合後の秋山&高木】
▼高木「おい、見たか? コノヤロー。大老害、連係ばっちしだぞ、お前。ねえ、秋山さん?」

▼秋山「後ろから来るのは…。あれはちょっとキツかった」

▼高木「あれはたぶんビデオ判定しても、当たってないような気はしてました」

▼秋山「若干当たったような気がするんですよ。まあまあまあ、やる気が一番で」

▼高木「そうだよ。細かいことは言わないよ。でも、今日見てわかっただろ? 大老害が次に組む時は、もっともっと凄い敵が現れた時だよ。ねえ、秋山さん?」

▼秋山「まあまあまあまあ」

▼高木「ただ、秋山さんは準烈とALL OUTの戦いに専念してください」

▼秋山「竹下とあるから」

▼高木「私はまた秋山さんがピンチに陥った時に…」

▼秋山「ピンチの時?」

▼高木「よくあるじゃないですか。秋山さんがピンチに陥ったりとか、いろいろ煮詰まったりした時にまた現れますから」

▼秋山「わかりました」

▼高木「でもな、若造ども。俺と秋山さんの大老害見たらわかるだろ? お前ら次にたてついたらこうしてやる」

※秋山と一緒に「若造」と刻まれたTシャツを引き裂くと

▼高木「もう若造の字もなくなっちゃったよ。お前らこうしてやるからな。お前らはただの『造』だ。あとは準烈をよろしくお願いします」

※高木と入れ替わって、大石と渡瀬が現れると

▼秋山「勝手に決めて。俺のためにやる? あれは俺のためなのか?」

▼大石「秋山さんのためです」

▼秋山「ウソだ」

▼大石「ウソじゃない」

▼秋山「じゃあ、絶対に勝たないと意味ないってことだ。負けたら下がるもんね、勢いが。絶対に勝たないと意味ない。絶対に2勝はしないといけないから。俺は絶対に勝つから。あんたたちのどっちかが絶対に勝たないと」

▼大石「絶対に勝ちます」

▼渡瀬「どっちかじゃなくていいですよ。どっちも勝ちます」

▼大石「お前、いいこと言う! さっきも言ったけど、準烈は秋山準だけじゃねえ。秋山準だけじゃねえ! 秋山準だけじゃねえ!! 俺たちもいるってことを9月27日後楽園ホール大会で見せます」

▼秋山「じゃあ、あれか。負けたらお前ら坊主か?」

▼大石「はい!」

※秋山が去っていくと

▼渡瀬「負け越したら頭丸めましょう」

▼大石「そう、負け越したら!」

▼渡瀬「頭丸めるよ」


【試合後の竹下&勝俣&彰人】
▼竹下「次は大石さんの提案で、3対3の綱引き」

▼彰人「綱引き抽選のシングルマッチだね」

▼勝俣「ややこしいね。綱引き抽選ってちゃんと言えよ」

▼彰人「けど、大石さんが言わんとすることはわからなくもない。やっぱり大田区までは長い。そこでずっと秋山準と竹下幸之介の前哨戦に我々が巻きこまれたという形になる。僕ら的にはやっぱり面白くない。大石さんの主張は物凄くわかる。あの人たちはたぶん、準烈には秋山準だけじゃなくて、俺らも成長してるんだぞ、俺らがいるんだぞというのを見せたいというのはある。そういうのも表した対戦形式」

▼勝俣「要は運も実力のうちってことだろ? 秋山を引けばいいんだろ、俺が」

▼彰人「そうだね。やりたいならそこで引けばいい」

▼勝俣「絶対引いてやる」

▼彰人「竹下はもう決まっているけど、もちろん竹下だけじゃなくて、秋山さんもリング上で自分のプロレスというものを教えるって言ってるんだから、勝俣も僕も学びたいし、当たりたい気持ちはあるよね。いい提案なんじゃない?」

▼勝俣「そうですね。そう考えると、いい提案だと思います」

▼彰人「ただ、それで秋山さんが最高のコンディションで出れるかはまったくわからない」

▼竹下「まあね、もし勝俣がシングルで当たろうもんなら、レゴが出てくるかもしれへんし、彰人さんが当たるもんなら、足攻めで関節バッキバキにいくかもしれんし。もしかしたら、大田区の前で俺と秋山さんが当たる可能性もあるから。それやったら、本番は大田区って考えてたけど、フルスロットルで竹下幸之介をぶつけようかな」

▼勝俣「それも運命だからね。俺もこの波に乗って、やっぱり自分も結果を残したい。ただ竹下さんの前哨戦で一緒にタッグを組んで戦ってるなんてもういいんだよ。それはもう何年前かで終わったよ。俺が自分の運で、実力で秋山準を引いて、シングルで戦ってやるよ」

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