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9/30【全日本】本田が全日本初シングルも田村がダンロックで完勝 『全日本プロレス 水曜スペシャル』

 9・26小田原大会の第0試合で行われた「田村男児vs本田竜輝」が30日、全日本プロレスTV『全日本プロレス 水曜スペシャル』で配信された。本田は全日本参戦以来、初のシングルマッチとなったが、田村がダンロックで完勝した。

 大森隆男が試験官を務めてのトライアウトに合格した本田は9・12名古屋大会から全日本に参戦している。当初、9・13川崎大会で大森との一騎打ちが組まれていたが、ヨシタツ、立花誠吾の負傷欠場によってカード変更に。この日が全日本参戦5戦目にして初のシングルマッチ登場となった。

 相手はあすなろ杯優勝者で世界ジュニア王座挑戦も経験しているEvolutionの田村。ショルダータックルを連発して先手を取った田村はストンピングやシュミット流バックブリーカーで腰攻めに出ると、早くもダンロックを仕掛けた。

 これは本田がステップオーバー前にロープへ脱出して決めさせない。エルボー合戦を連打で押し込み、串刺しジャンピングエルボー、ノーザンライトスープレックスの連続攻撃で巻き返す。ジャーマンを阻止されても、スピアーで豪快になぎ倒して攻め立てた。

 だが、田村はぶん殴るようなラリアットを叩き込んで主導権を奪い返した。ブレーンバスター、シュミット流バックブリーカーで再び腰攻めを展開。すかさずダンロックで捕らえ、腰をどっしり落として絞め上げて本田をギブアップさせた。

 全日本での初シングルは完敗。「同世代で自分がまだまだ全然足りないってことが凄くわかりました」と差を痛感した本田は、「もっともっと練習して一日でも早く追いつけるように頑張りたいと思います」と誓った。一方、完勝を決めた田村は「自分より全然、体格大きいし、力も全然あっちの方が強い」と肉体とフィジカル面での差を味わったものの、表情には自信にあふれ、「まだまだ負けないんで、これからもどんどん勝っていきます」と宣言してみせた。

【田村の話】「初めて本田竜輝とシングル。自分より全然、体格大きいし、力も全然あっちの方が強いけど、まだまだ負けないんで、これからもどんどん勝っていきます。(本田が)今まで経験したことないことを経験してきたんで、それを活かしてもっともっと上がれるようにイチから頑張っていきたいと思います」

【本田の話】「今日、小田原で田村男児とシングルマッチをやりました。同世代で自分がまだまだ全然足りないってことが凄くわかりました。もっともっと練習して一日でも早く追いつけるように頑張りたいと思います。ありがとうございました」


[試合結果]
◇第0試合◇
▼10分1本
○田村男児
(4分35秒)
×本田竜輝
※ダンロック

[試合経過]
 9・26小田原大会開始に先立ち、田村と本田のシングルマッチが第0試合として行われた。本田にとっては全日本参戦以来、初のシングルマッチで、全日本の若手との初シングルとなった。

 まずは本田がバックを取りにいったが、田村がヘッドロックで捕らえる。ロープに振られてもショルダータックルで突進。倒れない本田になおもタックルで突っ込んでねじ伏せた田村だが、本田もボディスラムで叩きつけて反撃。逆エビ固めで捕らえたが、田村はすぐさまロープに逃れた。

 ならばと本田は串刺し攻撃を狙ったが、阻止した田村はダイビングショルダーを発射。ストンピングを連発し、シュミット流バックブリーカーでもん絶させると、ダンロックを仕掛けたが、本田はステップオーバー前にロープへ脱出。エルボー合戦に持ち込み、連打で押し込むと、串刺しジャンピングエルボーで突っ込む。すかさずノーザンライトスープレックスで攻め立てた。

 田村は2カウントでキックアウト。ならばと本田はジャーマンを仕掛け、阻止されてもスピアーで豪快になぎ倒す。ブレーンバスターは田村が不時着し、ぶん殴るようなラリアットで逆襲。ブレーンバスターで叩きつけ、シュミット流バックブリーカーで腰攻めを続けると、ダンロックで捕らえて本田をギブアップさせた。

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