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10/1【新日本】ザック2勝目 後藤を技あり239秒殺

『レックPresents G1 CLIMAX 30』新潟・アオーレ長岡(2020年10月1日)
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 ○ザック・セイバーJr.vs後藤洋央紀×

 ザックが後藤をわずか239秒殺で2勝目をもぎ取った。

 ここまで1勝2敗と黒星先行の後藤とザックが星を潰し合った。両者はかつて2017年4月の両国大会でNEVER無差別級王座をかけて対決し、当時王者だった後藤が勝利。ザックは2018年3月、ここ長岡でNEW JAPAN CUP優勝を遂げている。ゲンのいい舞台で4戦目を迎えた。

 序盤からザックは飛びつき腕ひしぎ逆十字で絡みつき、短期決戦に出る。ミドルキック連打を浴びせ、右肩にテーピングを施した後藤の右腕を狙い撃ち。フロントハイキックで右腕を射抜き、卍固めで捕らえる。耐えた後藤が牛殺しを狙っても食い止め、ラリアットもフロントハイキックで右腕を射抜いて阻止。すかさずランニングローキックで蹴り飛ばした。

 後藤も痛む右腕でラリアットを叩き込む決死の反撃に出る。牛殺しを敢行し、ミドルキックで蹴り飛ばす。すかさずGTRの構えに入ったが、この早い仕掛けの先に落とし穴が待っていた。ザックがサムソンクラッチで切り返し、ヨーロピアンクラッチに移行。ガッチリ固められた後藤は返せず、3カウントが入った。

 勝負タイムは3分59秒。理詰めの腕攻めから相手の勝負どころを丸め込みで切り返す会心の勝利。2勝目を挙げたザックは「知ってるか? あいつ、G1のGは後藤のGとかほざいてるらしい」とあざ笑った。10・6広島大会の5戦目ではかつてブリティッシュ王座を巡って抗争を展開したSANADAと対決する。一方、後藤は3敗目。次戦は矢野とのCHAOS対決を控え、ここで立て直したいところだ。

【ザックの話】「(※コメントルームに登場するが、しばらく水のペットボトルをもてあそんで)知ってるか? あいつ、G1のGはゴトーのGとかほざいてるらしい。(水をゴクリと飲んで)ハハハハ! ハハハハ! ハハハハハ!」

※後藤はノーコメント

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