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10/6【新日本】18秒…矢野まさかの“瞬殺負け"でG1最短タイム更新 後藤が2勝目

『レック Presents G1 CLIMAX 30』広島サンプラザホール(2020年10月6日)
Bブロック公式戦 ○後藤洋央紀vs矢野通×

 “瞬殺の仕事人"の異名をとる矢野が、G1・Bブロック公式戦で後藤にわずか18秒で敗退。“G1試合時間最短記録"をまさかの敗北で更新した。

 今G1でも、あれよあれよの丸め込みを連発して3勝1敗と好調な矢野は、広島で後藤と対決。CHAOS同門対決だけにクリーンに握手を求めた。

 無論、後藤は警戒して拒否。ならばと“ユーチューバー"として『チャンネル登録』Tシャツを後藤(※矢野チャンネル出演経験あり)にプレゼントして気を引こうとした。

 …が、後藤はポイッと投げ捨てるや後頭部にラリアットをズバリ。すかさず後藤式で丸め込み、まさかまさかの3カウントが数えられた。

 その時間、わずか18秒。これまでのG1最短タイムだった「鈴木健想vs安田忠夫」(2002年8月3日、大阪府立体育会館)の“37秒"を19秒も更新する新記録が誕生した。

 瞬殺の仕事人が、逆に瞬殺されて新記録達成。「何もかも意味がないじゃないか! 何もかもだよ! これも! これも! 意味がねぇだろ、バカヤロー! クソーーーーーッ! チキショーーーーーーッ!」とコウメ太夫ばりに叫びつつ、KOPWのトロフィーや、タイツの中に隠し持っていたテーピングを投げ捨てた矢野は、“未使用”に終わったアイテムを眼下に天を仰いだ…。

【後藤の話】「(※NEVER無差別級6人タッグベルトを左肩に掛け、厳しい表情を一切崩さず)悪いけど、矢野に付き合うつもりはない。俺はこの『G1』に、懸けてんだよ。次も勝つ! 必ずだ。以上!」

【矢野の話】「(※立ち止まることなく、コメントスペース内を右へ左へうろうろしながら)オイオイオイ、待ってくれ、待ってくれ、待ってくれ! 仕切り直しだ、仕切り直し! 仕切り直し! 何もかも意味がないじゃないか! 何もかもだよ!(※手にしていたKOPWのトロフィーを床に置いて、タイツの中からテーピングを取り出して投げ捨てながら)これも! これも! 意味がねぇだろ、バカヤロー! クソーーーーーッ! チキショーーーーーーッ!」

プロ格 情報局