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10/10【DDT】人望デスマッチは大混乱でノーコンテスト 彰人がディーノに11・3大田区でのシングル対決要求

 『DDT TV SHOW! #9』が10日、DDT TV SHOWスタジオで行われ、男色ディーノと高木三四郎の“人望デスマッチ"は大混乱の末にノーコンテストに。彰人がディーノに一騎打ちを要求し、11・3大田区会での対決が決まった。

 この日の第2試合はディーノと大社長・高木による“人望デスマッチ"。ルールは慕っている者は何人でも試合に参加できるというもの。つまり、両者の人望が試されることになった。

 高木は若手の中村圭吾をセコンドに帯同して登場。ところが、開始から間もなく中村があっさり裏切ってしまう。ここで映像撮影をしていた今成夢人が乱入し、ディーノにラリアットを一閃。援軍を得た高木は「今成を買収したんだ。俺を大谷(晋二郎)さんみたいに、“三さん"と呼んでくれ!」と叫び、今成とのダブルクロスラインを見舞った。

 勢いづいた高木は大谷の得意技である顔面ウォッシュを披露したが、今成が「晋さんをバカにするな!」と反逆し、ストンピング攻撃に出る。高木が苦しまぎれに「ギャラ倍だ! 誰か来てくれ」と叫ぶと、金に釣られた今林AP、井上マイクリングアナが次々に乱入。今林APがスタナー、井上リングアナがラリアットをディーノ相手に繰り出した。

 その後も高木は手段を選ばない。ディーノのパイルドライバーを決められても、1万円札を取り出して松井幸則レフェリーを買収した。カウントを叩くのを止めた松井レフェリーは、サブレフェリーの木曽大介が代わりにカウントを始めても妨害。さらにラリアットを見舞おうとしたが、木曽レフェリーは裏アキレス腱固めで切り返した。

 ここで、リング周辺にいた選手たちが総出で介入し、リング上は収拾がつかない状況に。そこに慌てて彰人が現れて試合を止め、無効試合となった。「アンタたち、神聖なリングで何やってくれてるんですか!」と叫んだ彰人は「2人とも人望なんてゼロじゃない。男色さんは別として、高木さんは社長なのに人望ゼロ。さっさと社長業に戻ってください。ほかの業務があるでしょう」と高木に退場を促した。返す刀でディーノに向かって「最近試合してて、『これでいいや』って思ってないですか? 『まっする』に嫉妬したんじゃないですか?」と疑問符を連発した。

 さらに彰人は「あなたが世間に届く何かを見せてくれると思うんで、もっとハチャメチャにやってください。サイバーファイト副社長としての言葉です」と注文をつけると、「プロレスラー彰人として、ディーノさんにあこがれて、プロレスに入って、DDTに入りました。新木場(1stRING)や後楽園でシングルで試合したけど、11・3大田区であなたと(シングルで)試合したい。最高の作品を作りましょう」と熱い思いとともに一騎打ちを要望した。これにはディーノも「ビッグマッチで挑むというのはわかってるの? 覚悟しといて」と受諾。11・3大田区大会で両者のシングル対決が実現することになった。

☆11/3(火・祝)東京・大田区総合体育館『Ultimate Party 2020』13:00開場、14:30開始

▼シングルマッチ
彰人
vs
男色ディーノ


【彰人の話】「男色さんがいたから、DDTに入ったということがある。節目節目で試合したけど、今の男色さんとしかできない試合をする。もっと大きい舞台でシングルをやらせてほしい。一レスラーとして、彰人としてのチャレンジとして。こんなおもしろいプロレスがあるんだって、プロレスに興味ない人にも届くようなものを目指していきたい」

【ディーノの話】「今ここで重要なのは、彰人が私をシングルで、ビッグマッチの舞台で指名したということ。今ならいけると思ったのか。あんまり甘く見ない方がいいわよ。アンタは男色ディーノをビッグマッチで指名した。このことが重くのしかかるでしょう」

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