10/11【NOAH】藤田半年ぶりノア参戦、豪華杉浦軍カルテット快勝 杉浦&桜庭は北宮&征矢迎撃へ
『N-1 VICTORY 2020 最終戦』エディオンアリーナ大阪・第1競技場(2020年10月11日)
○藤田和之&杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシンvs拳王&マサ北宮&征矢学&稲村愛輝×
藤田が半年ぶりのノア参戦で稲村を粉砕。タッグ王者・杉浦&桜庭は北宮&征矢迎撃を宣言した。
3・29後楽園大会を最後にノアマットから姿を消していた野獣・藤田がこの日、半年ぶりに参戦。杉浦&桜庭&カシンとの杉浦軍カルテットで拳王&北宮&征矢&稲村の金剛と激突した。
のっけから北宮相手にタックル合戦を展開した藤田はラリアットで圧倒。征矢を右腕狙いで攻め立てた。終盤には稲村に容赦なしのサッカーボールキックを連打すると、急角度のパワーボムで料理。杉浦が「とりあえず帰ってきたんでね。調子、藤田さんもよさそうなんで頼もしい」と称えたように、半年ぶりの参戦でも圧倒的な強さをみせつけた。
一方、タッグ王者の杉浦&桜庭は北宮&征矢迎撃を宣言した。二人が戴冠後、挑戦状を叩きつけた北宮&征矢。10・4後楽園大会におけるN-1公式戦で征矢が桜庭に直接勝利し、改めて挑戦を迫っていた。だが、今日は雪辱を狙う桜庭が各種腕関節で征矢を圧倒し、杉浦はエルボー合戦で北宮を押し込むなど王者組の強さが際立った。
試合後、杉浦は「北宮、征矢もうちょっと来いよって。これに挑戦表明してんなら」と不満げ。桜庭も「挑戦は保留したいって感じですね」との意向を示したが、杉浦は「いや、保留はしないよ。やるよ。だって前に来て潰されたからね。こっちがベルト初めて巻いた時に」と迎撃を宣言し、金剛とのタッグ王座戦が決定的となった。
【試合後の杉浦&桜庭&藤田&カシン&論外】
▼杉浦「藤田よく帰ってきた!」
▼カシン「この調子でいくか! この調子でストリートファイトクラブ!」
▼杉浦「いやいや…ほかの団体の宣伝はやめてください(笑)」
▼カシン「11がつ…」
▼杉浦「だから、ほかの団体の団体の宣伝はやめてください」
▼藤田「(※杉浦とカシンにはさまれて)俺どっちつけばいいんだよ? なんだよどうなってんだよ!? NOSAWA! どうなってるか説明しろ!」
▼論外「あとで説明しますんで、いろいろややこしくなってるんで…」
※カシンが去ると、藤田も
▼藤田「じゃあ後はよろしく!」
▼桜庭「言うだけ言って…(笑)」
▼杉浦「とりあえず帰ってきたんでね」
▼論外「野獣がノアに帰ってきたということで」
▼杉浦「あとは北宮、征矢もうちょっと来いよって。これ(GHCタッグ)に挑戦表明してんなら」
――挑戦は保留したい?
▼杉浦「いや、保留はしないよ。やるよ。だって前に来て潰されたからね。こっちがベルト初めて巻いた時に」
――桜庭選手はシングルで征矢に敗れている
▼桜庭「あぁ、そうですね。でかいのに乗られちゃうとどうしても…」
▼論外「ラッキーですよ。ラッキーで勝っただけ」
――今後の杉浦軍については?
▼論外「いやいや…あれが通常通りですよ(笑) ちょっとうれしい感じもします、俺は(笑)」
▼杉浦「藤田も今日久しぶりに帰ってきて楽しそうに暴れてたね。いい感じじゃないの?」
【試合後の北宮&征矢】
▼北宮「いいか!? リーグ戦終わって、下向いてるヒマはねえんだよ! 次だ次! 随分長らく間があいたがな、タッグのチャレンジャーは俺たちなんだよ! さっさと試合組めこの野郎!」
▼征矢「以前も言ったように桜庭和志から金星も取ってんだ、3カウント取ってんだ。タッグのベルトに挑戦する資格はあるだろう。俺たち二人に挑戦させてくれ。一日も早く、挑戦の返事をもらいたい。俺たちはベルト狙ってんだ! なあ!?」
▼北宮「あとは会社の判断、チャンピオンの判断に委ねるだけだ。以上だ!!」