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10/16【2AW】アンドリュー&入江が真霜&花見からタッグ王座奪取 新ユニットに初ベルト

『ReOStaff株式会社プレゼンツ GRAND SLAM in 後楽園ホール』東京・後楽園ホール(2020年10月16日)
2AWタッグ選手権試合 ○THE・アンドリュー“キング”拓真&入江茂弘vs真霜拳號&花見達也×

 アンドリュー&入江が真霜&花見から2AWタッグ王座を奪取。新ユニット「THE・アンドリューキングダム」に早くも初のベルトをもたらした。

 ダイナソー拓真が9・22千葉大会でTHE・アンドリュー“キング"拓真に改名し、新ユニット「THE・アンドリューキングダム」を結成。滝澤、入江、CHANGO、本田の布陣でベルト総獲りをぶち上げたアンドリューはこの日、入江と組んでタッグ王者・真霜&花見に挑戦した。

 試合は真霜と入江の真っ向勝負で幕開け。入江がタックル合戦に競り勝って気を吐き、アンドリューが花見に攻め立てられても、セコンドの本田とCHANGOも介入。ここから挑戦者組は花見に的を絞って試合を支配。入江が重たいエルボーで圧倒し、ロープの反動を利してのボディプレス、ブラックホールスラムの猛攻を浴びせた。

 王者組も花見が同士討ちを誘って真霜につないだ。フロントハイキックで入江を場外に蹴落とした真霜は、セコンド勢を次々にフェンスに投げつけて巻き返す。アンドリューにはレッグラリアット、入江にはトラースキック、サッカーボールキックで攻め込んだが、入江がビーストボンバーを叩き込んで逆転。アンドリューも逆水平で続き、本田とCHANGOが押さえつけた真霜にストンピングを連発。そこへ入江が串刺しサマーソルトアタックを放った。

 アンドリューがパイルドライバーによる仕上げを狙うと、真霜がアンクルホールドで切り返した。花見との合体スタナーをさく裂させ、入江が飛び込んでもダブルジャンピングハイキックで蹴散らして流れを取り戻した。

 ここで真霜から勝負を託された花見は応えようとランニング低空エルボースマッシュを放ち、コブラクラッチで絞め上げる。さらにスイングDDT、公認ハイフライバムで勝機を作ったものの、CHANGOがレフェリーを場外に引きずりおろして3カウントは入らず。入江がバックフリップで花見を鎮圧し、真霜を分断すると、花見にビーストボンバーをさく裂。すかさずアンドリューがパイルドライバーで突き刺して3カウントを奪った。

 8・2後楽園大会での戴冠以来2度の防衛を重ねてきた真霜&花見が陥落。アンドリュー&入江が第5代王者に君臨した。入江の大暴れによって勝利をつかんだアンドリューは「どうだ貴様ら! これが王様の力だ。そして私の、いや、THE・アンドリューキングダムの強さだ。もう私はずーっとチャンピオンだ。さぁ、間抜けなお前たちも私たちの凄さがわかっただろ。改めて私の名前を言おうじゃないか!」と勝ち誇った。

 だが、最上とともに現れた梶がミサイルキックを見舞ってアンドリューのマイクを妨害。「キング、お前がやりたかったのはこれか? ねば〜らんどNEOを抜けてまでやりたかったのが王様になりたかったのか?」と疑問符を連発した梶は「お前はキングでも王様でも何でもないんだ。お前はダイナソー拓真、恐竜なんだよ」と断言。「今出てきたってことはわかるよな? ねば〜らんどNEOの梶トマト、最上九がお前たちのベルトに挑戦してやるよ。キング、お前は変な催眠術にかかってんだよ。俺たちが恐竜に戻してやるから楽しみにしとけ。そのベルト、ピッカピカに磨いとけよ」と挑戦状を叩きつけた。

 これにはアンドリューも激怒。「黙れ馬鹿者が! バカのトマトにアホンダレの最上が! 挑戦したいだと!? 私は王様だぞ! お前らごときが挑戦するなんて、この王様の私にこんなことしやがって!」と錯乱気味にまくしたてた。当初は受ける気がないようだったが、最上が「俺らの挑戦から逃げんの? そうか、俺からシングルマッチで負けて、ねば〜らんどNEOを逃げて、やりたかったのがそんなヘタレな王様かよ」と高笑いとともに挑発すると、アンドリューは「うるさぁーい!」と絶叫。「いいだろう、やってやるよ! お前らなんぞ、この入江氏がペチャンコだバカヤローが! ここは私の舞台だ!」と受けて立つと、「私は王様であり、チャンピオンなんだ。あんな奴らにビビりはしない。私は王様、THE・アンドリュー“キング"拓真だ!」と吠え、梶&最上迎撃へ向けて気勢を上げていた。

【アンドリューの話】「何だ、ここは? こんなところで何で私はインタビューを受けなくちゃいけない!? どいつもこいつも私の凄さをまるでわかってない! どうなってんだ? 何だ、あの試合後の無礼な態度は!? そうだ、そうだな。私はチャンピオンであり、王様なんだ、そんな焦る必要はなかった。よし、改めて私が王様、そしてチャンピオンのTHE・アンドリュー“キング"拓真様だ。そしてTHE・アンドリューキングダムのメンバー、入江茂弘だ。いいか、これから私たちはずーっとチャンピオンだ。王様にはチャンピオンというのがふさわしいからな。そしてあのバカなトマトに、ボンクラの最上に、この私に取った無礼な態度、試合でしっかりと入江がわからせてやる。以上だ。どけ!」

【試合後の真霜&花見】
▼花見「あぁクソ!」

▼真霜「オイ、ふざけやがってコノヤロー。負けたよ。負けだよ。いいよ、それは認めてやる。だけどよ、新タッグチャンピオン、キング&入江組? 違うだろ? アンドリューキングダムだっけ? アンドリューキングダム(王様)以外だ、新タッグチャンピオンはよ。あいつら全員で来い。オイ、2AW。リマッチを要求するぞ。ああいう手でくるならよ、こっちもそのつもりでいってやる。リマッチを組め」

▼花見「やってやるぞ! このままで終わるか! 反則、介入、そんなことされても、それ以上に強くなってやるよバカヤロー!」


【梶&最上の話】
▼梶「リング上でも言ったけど、キング、お前な、ねば〜らんどNEO抜けてやりたかったことがキング? 王様? いいえ、お前はダイナソー拓真、恐竜なんだよ。そうだよな。変な催眠術にかかってんだよ。だから次はねば〜らんどNEO、俺とモガ二人であいつらから獲ってやるよ。なぁ、モガ?」

▼最上「おぉ、いってやるよ。今回は逃げずにちゃんと挑戦に応じたもんな。何言ってるかわかんなかった。いつになるかわかんないけど、逃げずにベルト磨いて待っとけよ」

▼梶「ピッカピカにしとけよ、コノヤロー!」

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