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10/18【全日本】岩本が最後の前哨戦で亮生完封 「ファイアーバードは出ない」

『2020旗揚げ記念シリーズ』富山・黒部市総合体育センター(サブアリーナ)(2020年10月18日)
○宮原健斗&青柳優馬&青柳亮生vsジェイク・リー&岩本煌史&本田竜輝×

 世界ジュニア王者・岩本が最後の前哨戦で亮生を完封し、「ファイアーバードは出ない」と挑戦者の十八番封じを予告してみせた。

 10・24後楽園大会で亮生を迎え撃つ岩本だが、前夜の大阪大会では初めて食らった亮生のファイアーバードスプラッシュによって大の字となる屈辱を味わったばかり。だが、予告通りしっかり対策を練ってこの日の最終前哨戦を迎えた。

 序盤はエルボー合戦で押し込み、ショルダータックルでねじ伏せるなど優位に立った。中盤に訪れた再激突ではミサイルキック、その場飛び&正調ムーンサルトで亮生に攻勢を許したものの、ファイアーバードを狙ってコーナーに上がったところをデッドリードライブで叩き落として阻止。亮生がハンドスプリングジャンピングエルボーを放っても、これをキャッチしての裏投げで攻撃につなげた。

 最後の前哨戦は岩本が亮生を完封。練りに練っている対策の一端をのぞかせた。それも「あれはホントにタッグじゃなければ、TAJIRIさんがいなければやられててもおかしくないし、ファイアーバードの威力を体感した」と警戒するからこそ。「今日も含めてどんどんあいつの気持ちがイケイケになって、タイトル挑戦が決まった時とは別人になってる」と亮生の急成長も実感してはいるが、「ここで俺が壁として出る杭を打ってあげないとね。若い奴らの今後につながらないんで、あいつらのためにしっかりと出る杭、へこむぐらい打ち付けてやりますよ」と宣言。最後に「亮生覚えとけ。ファイアーバードは出ない」と本番での十八番完封を予告することも忘れなかった。

【試合後の宮原&青柳&亮生】
▼亮生「ホントに世界ジュニア戦に向けて絶好調なんで、あとはファイアーバードで岩本煌史をぶちのめすだけですね」

▼宮原「昨日はコメントブースで一緒にコメントしなかった青柳優馬と宮原健斗がここにいるってことはどういうこと?」

▼青柳「最強タッグ出るってことですよ。復活だ、復活」

▼宮原「OK、次は10月24日、後楽園ホール。俺は世界最強タッグ決定リーグ戦前哨戦。初めて当たるプロレスラーもいるよな。誰だかわかるだろ? そして今日、男子プロレス初だ。黒部にこの全日本プロレス、そして宮原健斗がやってきた。今日10月18日は富山県にとっても歴史的な日だ。富山・黒部、全日本プロレスの第三の故郷と銘ずる」


【試合後のジェイク&岩本&本田】
▼ジェイク「大丈夫か?」

▼本田「失礼しました」

▼ジェイク「お前、今日初メインだったよな。昨日、俺と戦って今日は味方で、そして今日はメインで6人タッグで。お前いい経験してんな」

▼本田「ありがとうございます」

▼ジェイク「ここの面子とやれることなんかあんまりないからさ。けど凄ぇよかったよ。俺もだけど、本田ももっともっと修正する部分あるからさ。これからだよ、これから。頑張ろうぜ」

▼本田「はい」

▼岩本「亮生ね、今日で前哨戦終わり。実は昨日の大阪で負けてはいないけど、一杯食わされたというかね。あれはホントにタッグじゃなければ、TAJIRIさんがいなければやられててもおかしくないし、ファイアーバードの威力を体感したし。何かね、今日も含めてどんどんあいつの気持ちがイケイケになって、タイトル挑戦が決まった時とは別人になってるんで。やっぱ若い奴の成長は凄いけど、ここで俺が壁として出る杭を打ってあげないとね。若い奴らの今後につながらないんで、あいつらのためにしっかりと出る杭、へこむぐらい打ち付けてやりますよ。1週間後、24日。亮生覚えとけ。ファイアーバードは出ない」

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