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10/24【NOAH】GHC前哨戦スタート 中嶋眼前で潮崎先制「アイツの笑み、完全にかき消す」

『PREMIUM PRELUDE 2020』新潟・アオーレ長岡アリーナ(2020年10月24日)
○潮崎豪&清宮海斗&谷口周平vs拳王&中嶋勝彦&稲村愛輝×

 11・22横浜武道館大会のGHCヘビー級王座戦「(王者)潮崎vs中嶋(挑戦者)」に向けた前哨戦が、長岡大会からスタート。豪腕ラリアットをぶっ放した潮崎が、中嶋の眼前で勝利を奪って先制し、「あのニヤニヤした笑みを完全にかき消す」と宣告した。

 衝撃の裏切り、金剛入りを果たした中嶋が、勢いそのまま『N-1 VICTORY』を制覇。“AXIZ"の蜜月から一転、最大の怨敵関係となった潮崎と中嶋による一騎打ちが、GHCヘビーを懸けて行われることになった。

 前哨戦第1ラウンドとなったこの日も、のっけから先発して火花。中盤過ぎには、やはり潮崎が逆水平、中嶋が左ミドルの猛打戦を繰り広げたものの、気迫に満ちたGHC王者のチョップが徐々に上回り、挑戦者の不敵な笑みを消していった。

 最後は左ラリアットで稲村を追い込んだ潮崎が、返す刀で中嶋にも豪腕ラリアットを叩き込んで排除。立て続けにゴーフラッシャーからの豪腕ラリアットで稲村をねじ伏せ、中嶋の眼前で3カウントを奪ってみせた。

 N-1では優勝を逃した潮崎だが、GHC前哨戦では中嶋相手に先制。金色のベルトを悠然と見せつけ、「俺がI am NOAHだ。俺がGHCだ!」とマイクで叫んだものの、やはり中嶋は笑い飛ばして花道を下がった。

 決戦まで約1ヶ月。前哨戦も続くが「中嶋勝彦に対する怒り…このまま完膚なきまでに叩き潰す。それしか考えてない。あのニヤニヤした…リング上でするあの笑みをかき消す。俺が完全に消してしまうよ!」と潮崎。続く10・28後楽園大会でも、この日と同カードで前哨戦第2ラウンドが行われる。

【試合後の潮崎】
――中嶋と当たってみて?

▼潮崎「正直、N-1優勝したのに、ヤツが何がしたいか分からんぞ? 絶景? お前の言う絶景とはなんだ。俺は中嶋、お前を倒して、このGHCを防衛して、お前が言う絶景を覆してみせるよ」

――N-1を制覇した中嶋に変化を感じない?

▼潮崎「いや、中嶋勝彦は中嶋勝彦のままだよね。俺にとっては。何も(変化を)感じないよ。このGHCヘビー級のベルトを、タイトルマッチをどう思ってるか。その気持ちというものを感じることができてないよ。このまま何も言わないでいるなら、それでもいいよ。でもそれじゃこのGHCには届かないぞ?」

――自身はどういう勝ち方、倒し方が理想?

▼潮崎「中嶋勝彦に対する怒り…このまま完膚なきまでに叩き潰す。それしか考えてない。あのニヤニヤした…リング上でするあの笑みをかき消す。俺が完全に消してしまうよ!」

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