10/28【NOAH】ノア2年ぶり新人・矢野安崇がデビュー 「ノアジュニアで輝けるスピーディな選手に」
『PREMIUM PRELUDE 2020』東京・後楽園ホール(2020年10月28日)
○岡田欣也vs矢野安崇×
ノア約2年ぶりの新人となる矢野安崇(やの やすたか)のデビューした。
愛媛県今治市出身の矢野は2000年8月10日生まれの20歳で、166cm、74kg。ノアジュニアに憧れて小学5年生の頃からプロレスラーを志し、高校時代はレスリングでインターハイや全国大会出場を経験。卒業後にノア入門を果たし、約1年半の練習期間を経て岡田以来約2年ぶりの生え抜き選手としてデビュー戦を迎えた。
その岡田相手に念願の初マットを踏んだ矢野は、青いショートタイツ姿で登場。テーマ曲なしで花道を走り抜け、コール時には雄叫びを上げると、序盤からドロップキックを繰り出すなどして必死に先輩に食らいついた。
強烈な蹴りを浴び、弓矢固めやコブラツイストで絞め上げられてもしのぎ切り、ドロップキック連発やフライングクロスボディアタックで食い下がってみせた。最後は左ミドルキックからのブロックバスターホールドで3カウントを聞いたが、無事にデビューを終えた若武者に場内も激励の拍手を送った。
「長い間、ずっと練習生をしていたので本当にうれしいです。(練習してきたことを)全部出しきりました!」と話した矢野は、「ノアジュニアで輝けるスピーディな試合ができる選手になりたいと思います」と抱負。「まだちょっと夢を見ている感じがします。これから先輩たちに追いつけるように頑張っていきます!」と夢見心地と厳しい現実のはざまから未来を見据えた。
【試合後の矢野】
――デビュー戦を終えた感想を
▼矢野「長い間、ずっと練習生をしていたので本当にうれしいです」
――練習と実戦は違った?
▼矢野「全然、重みが違います」
――練習してきたことは出せた?
▼矢野「全部出しきりました!」
――改めてどんな選手になっていきたい?
▼矢野「ノアジュニアで輝けるスピーディな試合ができる選手になりたいと思います」
――直近の目標は?
▼矢野「練習で教わったことを、がむしゃらに試合で出していくだけです」
――目標の選手は?
▼矢野「鈴木鼓太郎選手です!」
――ノアジュニアでトップを獲るためにやっていく?
▼矢野「はい!」
――厳しさを知った? それとも今後へ胸が高まる?
▼矢野「まだちょっと夢を見ている感じがします。これから先輩たちに追いつけるように頑張っていきます!」