11/3【NOAH】谷口が“武藤殺法"しのいで横浜・武藤戦へ弾み
『PREMIUM PRELUDE 2020』静岡・キラメッセぬまづ(2020年11月3日)
○谷口周平&吉岡世起vs杉浦貴&NOSAWA論外×
11・22横浜武道館大会での武藤敬司戦が決まった谷口が、“武藤殺法"をしのいで弾みをつけた。
今秋のN-1 VICTORYでは優勝した中嶋勝彦を公式戦で破ったものの、負け越し終戦となった谷口。「何かを体感したい」と武藤に一騎打ちを直訴し、殻を破りきれぬ状況からの脱却を狙う。
この日の沼津大会では吉岡とのコンビで、杉浦&論外組と対決。中盤には論外がドラゴンスクリュー、足4の字固め、シャイニングウィザードといった“武藤殺法"を繰り出してきたが、谷口は崩れない。逆に2発目のシャイニング弾をガードしてしのぐや、最後はチョークスラムからのダイビングボディプレスで論外を撃沈した。
“武藤殺法"を跳ね返して武藤戦へ弾み。「自分でお願いして組まれた試合ですから。武藤敬司をしっかりと体感して…体感するだけじゃなくて、そのうえで武藤敬司を上回っていきたい」と改めて意気込んだ谷口は、「いつも『これをチャンスに、これをチャンスに』って言ってきましたけど、もう後はないと思ってるんで。しっかりモノにしていきたい」と今後こその“完全開花"を静かに見据えた。
【試合後の谷口】
――武藤戦が正式に決まった、率直な思いというのは?
▼谷口「自分でお願いして組まれた試合ですから。武藤敬司をしっかりと体感して…体感するだけじゃなくて、そのうえで武藤敬司を上回っていきたいと思います」
――シャイニング・ウィザードや4の字といった武藤殺法を跳ね返しての勝利だったが、シミュレーションは進んでいる?
▼谷口「そうですね。対戦した時だけじゃなくて、他の試合も見ているので、しっかりと対策立てて、策を考えていきたいです」
――武藤敬司という存在は自身にとってどんな存在?
▼谷口「ホント、かつては雲の上の存在。それを体感することで、自分の位置も高めていきたい」
――殻を破れない状況が続いている
▼谷口「はい、いつも『これをチャンスに、これをチャンスに』って言ってきましたけど、もう後はないと思ってるんで。しっかりモノにしていきたいと思います」
――武藤は『俺にメリットがない試合』とも言っていたが?
▼谷口「試合終わったら、そう思わせないように、やってやりますよ」