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11/5【DRAGONGATE】新リングネームはボックR清水! 改名初戦で完敗も「進化し続ける」 土井は恒例土井ダーツ開催を表明

『THE GATE OF EVOLUTION 2020』東京・後楽園ホール(2020年11月5日)
○ウルティモ・ドラゴン&吉野正人&ドン・フジイ&新井健一郎vs土井成樹&斎藤了&パンチ富永&ボックR清水×

 リョーツ清水がボックR清水に改名。大事な初戦はウルティモのラ・マヒストラルに沈んだものの、前向きな姿勢を崩さず、「チーム・ボクはまだまだこれからも進化し続けます」とアピールした。

 清水は9・21大田区での金網戦で敗れ、その代償としてリョーツ清水に強制改名された。そして、11・3大阪ではトライアングルゲート王座奪取を逃してキャラクターを剥奪され、再度リングネームが変わることに。

 試合開始前に斎藤が発表したその名前は「ボックR清水」。以前のリングネーム「ビッグR清水」にあやかったもので、斎藤曰く「皆さんが思いつくような簡単なリングネームにしました」とのこと。清水も気に入った様子で、「オイッス!」と仲間たちと一緒に気合いを入れた。

 試合ではチーム・ボクの土井&斎藤&富永と組み、ウルティモ&吉野&フジイ&新井と激突。清水は先発を買って出ると、フジイと肉弾戦を展開。ショルダータックルを正面から受け止め、「オイッス!」と吠えると、逆水平チョップ合戦を繰り広げた。ショルダータックル、ブレーンバスターなどこれまでと変わらぬパワフルな攻撃で拍手を浴びる。

 清水に引っ張られるように、チーム・ボクはノリノリで試合を続けた。流れるような連係攻撃から清水がボディプレスを新井に投下すると、レフェリーのカウントと同時に全員で「オイッス、オイッス、オイッス」と声を合わせる。誰かが捕まると、控えの面々が「スー! スー! スー!」と鼓舞。過剰なアピールで、観客を完全に味方につけた。

 勢いに乗った清水はショルダータックルで相手チームをナデ斬りにすると、大胆にもウルティモにラ・マヒストラルの構え。ここは吉野のカットにあうが、「スー! スー! スー!」と全員で声を合わせて、新井を攻め立てる。斎藤の斎了ロケット、富永のムーンサルトプレス、清水のダイビングボディプレスが立て続けにさく裂した。しかし、フジイにビンタ連打からチョークスラムを食らうと清水は失速。すかさず吉野がトルベジーノでお膳立てすると、ウルティモがラ・マヒストラルで清水を料理した。

 清水の改名初戦は苦い結末に。「だいたい改名して一発目って勝つもんだよ。普通勝って勢いつけないと」(斎藤)、「主役でしょ? 出だしで負ける?」(土井)と指摘されたが、清水の気持ちは沈んでいなかった。土井が12月の後楽園大会で年末恒例の土井ダーツを行うと発表(抽選は12・2、試合は12・15に実施)すると、一緒に「オイッス!」と雄叫び。バックステージでも「チーム・ボクはまだまだこれからも進化し続けます」と前向きだった。

【試合後の土井&斎藤&清水】
▼土井「ボクちゃん、ボクちゃん」

▼清水「すいません」

▼斎藤「改名一発目よ」

▼清水「勝ちたかったんですけど」

▼土井「凄いね、センスが。ボックR清水って、メッチャカッコええやん」

▼斎藤「2分ぐらいで思いつきました。あっと言う間でございました。いやあ、お客さんの反応もよかったから」

▼清水「ありがとうございます」

▼土井「これからチーム・ボク、まだまだあるよ」

▼清水「あります、あります」

▼斎藤「あるよあるよ。いやでも、校長のマヒストラルはやっぱり凄いでしょ?」

▼清水「全然解いてもくれなかったです」

▼土井「ボックちゃんなら、次いけるんちゃう?」

▼清水「次、あるんですか?」

▼斎藤「取っちゃうよ。まだまだいきましょうよ。言っちゃってよ!」

▼清水「チーム・ボクはまだまだこれからも進化し続けます。いくぞ!」

▼全員「オイッス!」

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