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11/8【NOAH】蝶野が“杉浦軍最高顧問"で11・22横浜来場 “M's”丸藤は松井珠理奈さん招へいで対抗

『PREMIUM PRELUDE 2020』東京・後楽園ホール(2020年11月8日)
○杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン&NOSAWA論外vs丸藤正道&YO-HEY&吉岡世起&大原はじめ×

 杉浦軍vsM's allianceによるGHCタッグ王座戦「(王者)杉浦貴&桜庭和志vs丸藤正道&船木誠勝(挑戦者)」が行われる11・22横浜武道館大会に、蝶野正洋が杉浦軍の最高顧問として来場することが電撃決定。武藤敬司も一員の“M's"と向き合うことになった。一方で丸藤は“対抗策"として松井珠理奈さんの招へいに成功した。

 横浜タッグ王座戦に向けて、後楽園の8人タッグマッチで前哨戦。船木は不在だったものの、杉浦&桜庭と丸藤が随所で激しくやり合った。最後は杉浦が丸藤組の大原を予選スラムで沈めて快勝したが、“サプライズ"は試合後に待っていた。

 杉浦&桜庭と丸藤がにらみ合ったところで場内が暗転。ビジョンに映し出されたのは“黒のカリスマ"蝶野だった。

 VTR内でサングラスを黒光りさせた蝶野は「プロレスリング・ノア設立20周年おめでとうございます。今でも忘れないことは創立者・三沢さんの勇気と行動、そして強いリーダーシップです。本当に感謝しています」と切り出したうえで、「新たにスタートした新生ノア、まずはチャンピオン、潮崎選手。『I am』は蝶野だけです。使うのなら、日本語にしてください」と『I am NOAH』を叫ぶ潮崎豪に「(例)私はノアです」などへの変更を要求…。

 続けて「丸藤選手、ひとつアドバイスがあります。人は選んだほうがいいです。近くにハゲタカはいませんか? 武藤敬司を信用してはいけない」と武藤とM's allianceを結成した丸藤にも忠告した。

 さらに「I am チョーノ!」と「ガッデム!」ポーズを勝手に拝借してきた杉浦には、「まったく面識のない杉浦選手。勝手に人の名前を使うのはやめていただきたい。愛犬を使った荒稼ぎ、やりたい放題だと聞いてます」と苦言を呈したものの、「そして最後に11月22日、横浜武道館記念大会、杉浦軍の最高顧問として来場します。ガッテム!」と宣言した。

 最後に“サングラス犬"があしらわれた杉浦軍とARISTRISTによるコラボTシャツの発売を告知して姿を消した黒のカリスマ。「名前を勝手に使うな」と杉浦に苦言を呈しながらも軍団最高顧問に就任し、「荒稼ぎ」と断罪しながらもコラボTシャツを発売するという、相変わらずの理不尽っぷりを発揮した。杉浦にとっても、まさかの本人登場&最高顧問就任で、“想像の斜め上"すぎる展開となったものの、リング上ではとりあえず杉浦軍一同『ガッデム!』ポーズをキメて横浜武道館へと気合?を入れ直した。

 一方の丸藤も即座に動いた。全試合終了後に“M's alliance"メンバーでもあるSKE48・松井珠理奈さんに報道陣の前で電話をかけ、松井さんも「一緒に入場する」ことを承諾。大物芸能人で蝶野に“対抗"した。

 ともあれ、ノアを支え続けてきた杉浦と丸藤、かつて大みそかDynamite!で話題をさらった桜庭と船木。そこに永遠のライバル・蝶野と武藤の対立構図も加わり、松井珠理奈さんも華を添えての“杉浦軍vsM's alliance"。横浜武道館のGHCタッグ王座戦が、壮大なことになってきた。

【試合後の杉浦&桜庭&カシン&論外】
▼論外「よかった」

▼杉浦「いや、よかったって聞いてないから。よかったって」

▼カシン「(桜庭が額から出血を見て)凄い血だ」

▼桜庭「このぐらいなら…」

▼論外「11月22日、杉浦軍の最高顧問として、蝶野正洋さんがやってくる」

▼カシン「ちょっと待った! 待った! 杉浦軍も蝶野正洋もいいけど、なんか忘れちゃいないか? なんか忘れているはずだ。爆破甲子園だ」

▼杉浦「いや、だから他の団体の宣伝は…」

▼論外「真面目に言うと思ったら(笑)」

▼杉浦「他の団体の宣伝はいいですよ。今は11・22のうちの」

▼カシン「ただ、Cyber Agentグループの末端にあるんだ。爆破甲子園はなくなっちゃうぜ?」

▼論外「いやいや、なくなっても…」

▼カシン「いいのか、これで?」

▼論外「いや、最高顧問の蝶野さんがタイトルマッチで一緒に入場してくれるって言ってるんで」

▼カシン「大仁田厚でもいいんじゃないか?」

▼論外「いやいや」

▼カシン「いやいや、大仁田厚でもいいよな?」

▼杉浦「いや、大仁田はダメです」

▼カシン「でも、好きだからしょうがないよ」

※カシンが去っていく

▼論外「好きなんだ(笑)」

▼杉浦「言いたいこと言ってますけど…。まあまあ、入場してもらえるならね。ただ、なんて言った? 愛犬を利用して荒稼ぎ? 荒稼ぎって自分もTシャツ作ってるじゃん、いつの間にか。しかも、うちのケンタ使って、サングラスはめて」

▼論外「杉浦軍の事業拡大にとっては、いいビジネスパートナーなんで。杉浦軍がプロレス界にまた蝶野正洋を引っ張り出してきたってことで。あれですか、蝶野さんとは本当に面識ないんですか?」

▼杉浦「ない」

▼論外「ビジネスマンですね、蝶野さんも。乗っかってきましたね。金の匂いがしたんですよ、やっぱ。武藤敬司にしても、蝶野さんにしても」

▼杉浦「まあまあ、あの辺の年代は。でも、蝶野さんも愛犬家だから、そういう意味ではね」

▼桜庭「正洋ってMじゃないの?」

▼論外「Mですけど、やっぱハゲタカがいるから」

▼桜庭「ああ、なるほど!」

▼論外「やべえな、試合よりもこっちのほうがしんどいですわ。あとはタッグについて」

▼杉浦「そこはきっちり。せっかく蝶野さんが来てくれるので、きっちり防衛して、いい形で終われればいいかな」

▼桜庭「ガッテムやるんですか?」

▼杉浦「勝ったらね。負けてもガッテムでいいや。どっちでもいいや」

――年末の杉浦軍興行第2弾が発表されたが、それに向けては?

▼杉浦「まあ、20周年でもあるしね。なんか面白ことができればいいかなって思ってますよ。えっ、蝶野さんが来るか来ないか? 年末はあの人忙しいじゃん。年末はあの人呼べるかどうか調整しないと。忙しいからね。俺が逆でもいいけど。まあまあ、楽しみにしてくれたら」

【試合後の丸藤】
▼丸藤「今日は前哨戦でも4対4だから。杉浦、本調子じゃないのか? 某サイトの日記で読んだぞ。杉浦貴、珍しく本調子じゃないらしいじゃないか。そして、桜庭和志。なんで無理して俺にチョップで挑んでくる? 俺は絶対に負けない。今日確信したよ。俺と船木さんでベルトを必ず取る。今日はFULL THROTTLEのメンバーと試合は負けたけど、俺らはタイトルマッチで勝てる。そう確信した。ということで、今日もムイビエン」

※杉浦軍の蝶野招へいを受けて、全試合終了後にも改めてコメントを発表。その場で松井珠理奈に電話をかけると

▼丸藤「もしもし。M's allianceの丸藤です」

▼松井「お疲れ様です」

▼丸藤「珠理奈ちゃん、あのね、杉浦軍が蝶野正洋を従えて入場するらしいんだよ」

▼松井「えっ? 蝶野さん?」

▼丸藤「そう。なんで、珠理奈ちゃん、M's allianceとして、僕たちと一緒に入場して、花を添えてくれないかな?」

▼松井「ええ!?」

▼丸藤「そうしないとね、入場から負けちまうんだよ」

▼松井「いいんですか?」

▼丸藤「いいんですかじゃなくて、こっちがお願いしてるんだ」

▼松井「私でいいんですか?」

▼丸藤「お願いします」

▼松井「えー! 嬉しい!」

▼丸藤「やった」

▼松井「いや、M's allianceで何かしたいなってずっと思ってたんですよ。メッチャ嬉しいです。いいんですか?」

▼丸藤「お願いします。11月22日ね?」

▼松井「22日ってことは横浜ですか?」

▼丸藤「そうです。横浜で」

▼松井「えー! 嬉しい。行きます」

▼丸藤「じゃあ、一緒に入場お願いします」

▼松井「お願いします」

▼丸藤「また詳細は連絡します」

▼松井「わかりました。試合お疲れ様です」

▼丸藤「仕事頑張ってください」

▼松井「はーい、頑張ります」

▼丸藤「失礼します」

※電話を切ると

▼丸藤「よし。杉浦軍が蝶野正洋? なんだ、正洋はMだからM's allianceかと思ったら違うんだ? したらもう負けられないよ。松井珠理奈、俺たちと一緒に入場して、花を添えてもらう。松井珠理奈ファンも必見だ! 楽しみにしておいてほしい」

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