プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/9【リアルジャパン】初代タイガーが11ヶ月ぶりに来場 来年のカムバックを約束

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.7』東京・神田明神ホール(2020年11月9日)

 初代タイガーマスクが11ヶ月ぶりにリアルジャパンの大会に来場。「来年は40周年なんで、私も頑張って、リングの上にカムバックしたいと思います」と観客の前で約束した。

 原因不明の病を患い、昨年12月の後楽園大会以降、会場から遠ざかっていた初代タイガーが、リアルジャパンとして8ヶ月ぶりの“有観客"となる神田明神ホール大会のオープニングに姿を現した。新間寿会長に車椅子を押される形で初代タイガーが登場すると、場内は大きな拍手に包まれた。

 リングには上がらず、リングサイドで車椅子に乗ったままあいさつ。「皆さんこんばんは。ご来場いただきまして、本当にありがとうございます。こういう厳しい中、プロレスファンの皆さん、ご来場ありがとうございます」と観客に感謝の意を表した。

 新間会長から「コロナに負けず、来年は40周年のデビューの記念であります。今年のカムバックはできませんでしたが、来年は40周年を自分自身の節目として、必ずやカムバックしてくれると私は思っています」と激励された初代タイガーは、「来年は40周年なので、ぜひ私も頑張って、リングの上にカムバックしたいと思います」と宣言した。

 車椅子姿なのは病気の影響ではなく、「ちょうど昨日なんですけど、200kgのウェイトを持ちながらスクワットをやっていたら、足をおかしくしてしまいまして。左が悪かったのが右も悪くなって、両方悪くなってしまいました」とあくまでもトレーニングのしすぎと説明。「これが終わったら、またすぐに練習始めますんで。来年、リングの上で会いましょうね。皆さんの期待に応えたいと思います」と前向きに語った。

 ストロングスタイルとチャリティー活動の両面で佐山イズムを継承することになったSareeeから花束を贈呈された初代タイガー。「プロレスを来年から変えていきます。いよいよ新しいスタイルのプロレスがこれから皆さんの前に入っていくと思います」とストロングスタイルのさらなる進化にも意欲を見せ、最後に「ストロングスタイルも面白くなければ意味がない。来年はスーパー・タイガーの年にしていきたいと思います。ぜひスーパー・タイガーと間下、そしてその他に関わる選手たちを、プロレスが大好きな皆さんは応援してあげてください」と愛弟子たちに期待を示した。

プロ格 情報局