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11/15【新日本】コブが電撃『THE EMPIRE』入り オーカーンは「堕ちた太陽」棚橋を公開処刑

『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』愛知県体育館(2020年11月15日)
「WORLD TAG LEAGUE 2020」公式戦 ○ジェフ・コブ&グレート-O-カーンvs棚橋弘至&ヘナーレ×

 コブが電撃『THE EMPIRE』入り。オーカーンと組んでのタッグリーグ公式戦初戦を、わずか148秒で制してみせた。一方でオーカーンは棚橋を“公開処刑”に処した。

 “X"とされていたオーカーンのパートナー。オスプレイ新軍団『THE EMPIRE』の新メンバーとされていたが、花道から姿を現したのはコブだった。

 3年連続の出場となった棚橋&ヘナーレ組と激突。いきなり奇襲を仕掛けたものの、棚橋組も息の合った連係で譲らない。ドラゴンスクリュー&バックフリップの同時発射、エルボードロップ&トマホークチョップの同時投下、そしてダブルの逆エビ固め…と逆にコブに集中砲火を仕掛けた。

 だが、オーカーンがアイアンクローでまとめて顔面をきしませてカット。さらには奇声を上げながらモンゴリアンチョップを連発するや、エリミネーターで棚橋を戦線離脱へと追い込んだ。

 孤立したヘナーレも孤軍奮闘したものの、オーカーンが二段蹴りで鎮圧するや、コブが一気に必殺のツアー・オブ・ジ・アイランドを発射。わずか148秒で試合を決めた。

 試合後に荒ぶったのはオーカーン。ヒザ十字固めで棚橋の左ヒザを絞め上げ、さらにパイプイスを振り下ろして公開処刑に処した。うずくまる現・新日本の象徴的存在を眼下におさめたオーカーンは「愚民ども! これがグレート-O-カーンとジェフ・コブ、『THE EMPIRE』の力だ!」と地声で新帝国の威勢を叫んだ。

 「ガチムチ!」と叫んでいた陽気な笑顔もすっかり消えたコブは、不敵なノーコメントで控室へ。棚橋を“公開処刑"に処したオーカーンは「貴殿が名レスラーであることは、十分存じあげております。だけどな! 貴様ごときを尊敬したことは1度たりともない! 負けてばっかり、ケガしてばっかり、欠場してばっかりのヤツを、堕ちた太陽をどうやって尊敬しろというんだ?」と敬意と不敬が同居したコメントで、逸材にも“宣戦布告"した。

【試合後のオーカーン&コブ】
▼オーカーン「棚橋弘至がな、貴殿が名レスラーであることは、十分存じあげております。だけどな!貴様ごときを、尊敬したことは1度たりともない!負けてばっかり、ケガしてばっかり、欠場してばっかりのヤツを、堕ちた太陽をどうやって尊敬しろというんだ?このあたりでは、欠場してくれるな」

▼コブ「..................(※無言のまま指に巻いていたテーピングを剥がす)。............(※ビデオカメラに視線を向けるも言葉は発せず。そのまま控室へ)」

【ヘナーレの話】「(※後頭部を押さえながら)8カ月ぶりの試合だ。負けてしまったけど、恥じることはない。それにしても強烈なスラムだった。ジェフ、どうしちゃったんだよ?俺たち、仲良かったはずだったのに。ああ、訳がわからない。なんであんな醜いゴミみたいなO-カーンと結託したんだ?俺がニュージャパンマットから離れてる間に、いろんなことが変わってしまった。EVILはナイトーを裏切って、オスプレイはオカダを裏切った。それに簡単に成功できる道を選んで離れていった選手もいる。でも俺は、こうして変わらずここで闘っている。いつだって俺は、簡単な方じゃなく、あえて厳しい道を選ぶ。だから時に負けることがあろうとも、自分の心が求めるままを迷うことなく突き進んでく。ファン、そしてニュージャパンのみんな、俺を信じてくれ。8カ月ぶりにやっと試合できたんだ。次に向かってくぞ!」
※棚橋はノーコメント

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