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11/17【大日本】アンディがジュニア前哨戦で王者・吉野圧倒、眼前で前挑戦者・関札狩り

東京・後楽園ホール(2020年11月17日)
○アンディ・ウー&橋本和樹&佐藤孝亮vs吉野達彦&竹田光珠&関札皓太×

 アンディがBJWジュニア前哨戦で王者・吉野を圧倒し、最後は眼前で前挑戦者の関札を撃破。「俺がベルト獲れば大日ジュニア変わるんで、大日ジュニアに新しい風を吹かせます」と自信満々に戴冠後を見据えた。

 元WRESTLE-1のアンディがストロングJ戦線に参入。11・23大阪大会でBJWジュニア王者・吉野に挑戦する。この日、両者が関札&竹田、和樹&佐藤とそれぞれ組んでの前哨戦に臨んだ。

 いきなり吉野とアンディが先発で対峙。アームホイップで投げ合い、ドロップキックを同時に放つなど一進一退にせめぎ合う。中盤に訪れた2度目の激突ではアンディがコルバタで吹き飛ばし、スピンキックのフェイントから水面蹴りをお見舞い。負けじと吉野もラリアットで反撃したが、アンディは三角飛びプランチャで攻勢を続けた。

 その後もアンディはトラースキック、スイングDDTで吉野を攻め込んだ。ジャンピングニーで応戦した吉野がファルコンアローで突き刺しても、旋風脚で徹底抗戦。意地の吉野もランニングニーをぶち込んで何とかダブルダウンに持ち込んだが、アンディ優勢の印象を残した。

 最後は関札の猛攻をしのいだアンディが飛鴻で快勝。王者・吉野の眼前で前挑戦者を撃破して勢いをみせつけた。試合後、吉野と対峙してベルト獲りポーズを決めたアンディは「今日は相手が違うけど、本番も吉野ああいう感じでやられるから」と再現を予告。「俺がベルト獲れば大日ジュニア変わるんで、大日ジュニアに新しい風を吹かせます」とベルト獲りに自信をのぞかせた。

 一方、王者・吉野はアンディの変則的な動きに翻ろうされた感があるが、「変なところから蹴りが来るという部分では、今日手を合わせておいてよかったなって感じがします。もうこれで大丈夫です。研究終了」とキッパリ。これで対策が練られるというもので、「ああいう訳わかんない奴から獲ってベルトを守って年を越したいと思います」とこちらも自信満々に豪語してみせた。

【アンディの話】「今日は前哨戦やけど、俺はタイトルマッチのつもりでやったから。今日は相手が違うけど、本番も吉野ああいう感じでやられるから。俺がベルト獲れば大日ジュニア変わるんで、大日ジュニアに新しい風を吹かせます」

【吉野の話】「否定はしないですよ。いい選手が挑戦者に名乗りを上げてくれた。否定しない。ただ、意味がわかんない。意味がわかんない選手が来ましたよ。大日本プロレスこうじゃないと面白くない。ああいう訳わかんない奴から獲ってベルトを守って年を越したいと思います。訳わかんなかったですね。訳わかります? ああいう和樹みたいなまっすぐ蹴ってくる選手じゃないというのが、変なところから蹴りが来るという部分では、今日手を合わせておいてよかったなって感じがします。もうこれで大丈夫です。研究終了。勝ちます」

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