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11/21【NOAH】谷口戦へ武藤「最短の方法を見つけて勝ちに行く」 直前会見

 あす(22日)の横浜武道館大会で行われる「武藤敬司vs谷口周平」に向けた会見が21日、都内で開かれ、武藤が「最短の方法を見つけて勝ちに行く」と通告した。

 「あと一歩」が続く谷口が、殻を突き破るべく「武藤敬司を体感したい」と直訴して決まった一戦。直前会見で武藤も「俺が思うに、その素材、その素質からいって、このキャリアにして、すでにもしかしたら常にタイトルマッチ、ベルトに絡んでなきゃいけないような選手ではないかな…なんて思ってるんですけど、なぜこのポジションで足踏みしてるのかな?なんて。たぶん、そのことを自分自身も分かってねぇんだろうな。おそらく周りの人も分かってなくて」と谷口の現状を評した。

 とはいえ「もしかしたら俺と試合することによって何をつかむことができたら…と思ってるかもしれませんが、俺もそう余裕がなくてですね。ましてや俺が育てた選手でもないし。明日は最短の方法を見つけて勝ちにいきます」と宣告。

 今年フリーに転向し、ノアマットに“定着"した感もある武藤は、すでにGHCヘビー級王座挑戦も視野に入れている。「もうすぐ58歳。日々コンディションは悪くなっちゃいますよ。だけど、最短と言った一つの理由はあんまり自分自身ダメージも負いたくないからね」と強調したうえで、「正直、公言してるわけですから。前にベルトが欲しいと。それは一つの夢として思ってます。“マーフィーの法則"じゃないけど、思ってなければ実現できないからね」と改めて見据えた。

 一方の谷口は、やはり会見では緊張気味に言葉少な。「どんな手を使ってでも、最短で負けないようにしてやります」と応戦しつつ、「もう失うものは何もないんで、ここまできたら試合を楽しんで、しっかり結果を出して、次につなげていきたいと思います」と短い言葉に闘志を込めた。

【会見の模様】
――対戦に向けた意気込みを

▼谷口「自分からお願いして組まれたこの試合、武藤敬司をしっかり体感して、試合を戦いたいと思います。そして自分の力をしっかり出し切って勝ちたいと思います」

▼武藤「俺が思うに、谷口選手ですか。その素材、その素質からいって、このキャリアにして、すでにもしかしたら常にタイトルマッチ、ベルトに絡んでなきゃいけないような選手ではないかな…なんて思ってるんですけど、なぜこのポジションで足踏みしてるのかな?なんて。たぶん、そのことを自分自身も分かってねぇんだろうな。おそらく周りの人も分かってなくて、もしかしたら俺と試合することによって何をつかむことができたら…と思ってるかもしれませんが、俺もそう余裕がなくてですね。ましてや俺が育てた選手でもないし。明日は最短の方法を見つけて勝ちにいきます」

――最短の方法と言われたが反論はある?

▼谷口「自分はもう武藤敬司の目の前にいて、どんな手を使ってでも、最短で負けないようにしてやります」

――現在のコンディションは?

▼武藤「もうすぐ58歳。日々コンディションは悪くなっちゃいますよ。だけど、最短と言った一つの理由はあんまり自分自身ダメージも負いたくないからね。だから最短の方法を見つけながら明日は勝とうと思ってます」

――武藤選手自身、ベルトについては?

▼武藤「いやぁもう正直、公言してるわけですから。前にベルトが欲しいと。それは一つの夢として思ってます。“マーフィーの法則"じゃないけど、思ってなければ実現できないからね。常にそれは頭の隅に置いてあります」

――谷口選手は武藤戦の実績を何につなげていきたい?

▼谷口「さっきも言いましたけど、もう失うものは何もないんで、ここまできたら試合を楽しんで、しっかり結果を出して、次につなげていきたいと思います」

――今大会は全世界にPPV配信されるが?

▼武藤「うれしい限りですよ。世界中? 世界の人たちにこの勇姿がみせられるのは非常にうれしいですね」

――世界の人に今の武藤敬司のどんなところをみて欲しい?

▼武藤「元気にリングに立ってる姿をみていただければな、と。もうアメリカでも俺と同じジェネレーション、時代を生きたレスラーってほぼ活動してないから。先日はアニマル(ウォリアー)が死んでしまったし、死んでる人もだんだん多くなってきて、そういう部分では世界中の人に“武藤敬司ここにあり"をみせたいですね」

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