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11/22【NOAH】武藤がついに「来年早々の」GHCヘビー挑戦に照準 肉薄・谷口振り切る

『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』神奈川・横浜武道館(2020年11月22日)
○武藤敬司vs谷口周平×

 武藤が谷口の肉薄を振り切って一騎打ちに快勝。ついに「来年早々」のGHCヘビー挑戦を視野に入れた。

 現状打破を狙う谷口が「武藤敬司を体感したい」と直訴して実現した一騎打ち。序盤から貫禄たっぷりのグラウンドで谷口をコントロールしてみせた武藤だったが、燃える谷口も突進力で譲らない。チョークスラムや投げ捨てジャーマン、ダイビングボディプレス…と武藤を攻めまくるや、足4の字固めも阻んでワイバーンキャッチへと持ち込みにかかる。

 だが、武藤も完全には極めさせず。逆に随所のドラゴンスクリューや低空ドロップキックで決定打を阻む。シャイニング・ウィザードを放っても谷口は雄叫びを上げたものの、最後は武藤が前後からのシャイニング弾を連発して3カウントを奪ってみせた。

 試合後には大の字の谷口に自ら“握手"を求めて奮闘を認めた武藤。バックステージに戻ると、ついに“夢実現"へ自らゴーサインを出した。

 かねてからGHCヘビー挑戦を「夢」と視野に入れていた武藤は、「清宮やっつけて、谷口やっつけて、自分の気持ち…少しずつ上がってるからね。かといってもうすぐ58歳だ。時間も許さないってのも分かってんだよ。その中で年内はもう決まってるだろうからな…来年早々あたり、一発、ためて、準備して、驀進する武藤敬司を見せてやろうかな…なんて思ってますよ」と“来年早々"のGHCヘビー挑戦に照準を合わせた。

【試合後の武藤】
▼武藤「昨日の記者会見であいつのことを最短で倒す方法論を探す…って言ったけど、今日これで最短だったんだよ。イメージではねえ…アニマル死んじゃったし、ロード・ウォリアーズばりにバーッと行って、ダーッと片付けようかな…なんて思ってたけど…。なかなかプロレス、勝手が許さないものですよ。清宮やっつけて、谷口やっつけて、自分の気持ち…少しずつ上がってるからね。かといってもうすぐ58歳だ。時間も許さないってのも分かってんだよ。その中で年内はもう決まってるだろうからな…来年早々あたり、一発、ためて、準備して、驀進する武藤敬司を見せてやろうかな…なんて思ってますよ」

――それはGHCヘビーを狙うということ?

▼武藤「そうだろうな。ウン。何戦か試合してみて、早いほうがいいと思ってんだよ。やるならば」

――還暦も近づいてきて…

▼武藤「まだ還暦ははえーよ(笑) もうすぐ58だよ。時間が無いことは確かだよな。日々、常々“昨日の武藤敬司"に負けないように努力してるからな。これが“3年前の武藤敬司"だと負けちゃうんだよ。でも昨日の武藤敬司だとたまに勝てたりする。だから早ければ早いほどいい気がするんだよ、あとは準備していくから。もう少しで(※ノアの状況が)全体的に落ち着きそうだからさ。全体的んTPOもマッチするかもしれないし。素晴らしい体育館でね。初めて試合して。キャリア30何年で初めて試合して。気持ちよかったですよ。プロレスをやるにふさわしい会場ですよ。ぜひここでタイトルマッチやりたいな!なんて思ったよ!」

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