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11/22【NOAH】桃の青春陥落…小川&HAYATAが1ヶ月でJrタッグ奪回 鼓太郎&オリエンテ迎撃へ

『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』神奈川・横浜武道館(2020年11月22日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○小川良成&HAYATAvs原田大輔&小峠篤司×

 “STINGER"小川&HAYATA組が、“桃の青春タッグ"原田&小峠組に雪辱。約1ヶ月ぶりにGHCジュニアタッグ王座を奪回し、鈴木鼓太郎&サルバヘ・デ・オリエンテ組の挑戦を受けることが決定的となった。

 10・11大阪大会以来、約1ヶ月ぶりのリターンマッチ。序盤から“桃の青春"が合体攻撃などで快調に押し込んだものの、小川&HAYATAも緻密な腕攻めで巻き返すシーソーゲームとなった。

 中盤には原田とHAYATAがハイレベルな先の読み合いを繰り広げたが、終盤にかけて好機を切り開いたのは桃の青春だった。原田が豪快な空中キャッチ式バックドロップ、小峠がコウモリ吊り落としでSTINGERサイドを押し込むや、二段蹴り→開脚式パイルドライバー、原田ダイビングエルボードロップ→小峠ダイビングボディプレスといった連係もことごとく決まって、小川を追い込んだ。

 だが、好機と見た小峠が、カットに来たHAYATAをキルスイッチで排除…したかと思った次の瞬間。そのまま小川が足をクロスさせてのエビ固めで腰を落として押さえ込み、ギリギリで3カウントが数えられた。

 “小川魔術"さく裂。満を持しての復活で長期政権が続くかと思われた“桃の青春"から、わずか約1ヶ月でベルトを奪い返した。

 とはいえ、余韻に浸る間もなく次なる挑戦者が登場。STINGERを離脱し、鼓太郎と謎のマスクマン・オリエンテと手を組んだ鼓太郎だ。

 11・14浜松大会で特別レフェリーを買って出た鼓太郎は、超高速カウントで宮脇の勝利をアシスト。小川を敗戦へと導いた。オリエンテとともに現れ、マイクをつかんだ鼓太郎は「宮脇より弱い小川さん。宮脇より弱いんだから、俺の挑戦断れませんよね。受けてもらえますか?」と挑発しながら挑戦表明。怒りの小川も殴りかかって乱闘、視殺戦に発展し、今度はHAYATAがマイクを握って「次は…お前や!」と承諾した。

 かくして「小川&HAYATAvs鼓太郎&オリエンテ」のGHCジュニアタッグ王座戦が決定的に。鼓太郎は「STINGERは俺たちがつぶす」と息巻いたものの、小川は「フッ…(笑) まぁいろいろ、楽しみにしててください」と一笑に付していた。


【試合後の小川&HAYATA】
――約1ヶ月ぶりにベルトが戻ってきた?

▼小川「そうだね…なんか『新しいノアジュニア創る』とか言ってたけど、また俺たちのところに返ってきて…全然新しくないよね。新しいとか言ってるけど、こうやってずっとベルトをキープしてるのは俺とHAYATAだよ。シングルのベルトもそう。去年からずっと俺とHAYATAがベルト独占してるんだからさ。それ見たって、誰がノアのジュニア創ってるか…俺たち二人だし。全部、形ができたところに入ってきて、オイシイところだけ持ってこうなんて…それは無理だよ」

――改めてHAYATA選手は頼もしいパートナー?

▼小川「そうだね。HAYATAがパートナーだからこそ、すぐリマッチ行こうと思ったし。“いらないパートナー"(鼓太郎)は切り捨てたし」

――その元パートナーが新マスクマンを連れてきて挑戦を表明してきた

▼小川「そうだね…やっぱり“バカなプロレスラー"はね、激しく色んなこと言ったりとか、文句しか言えないからね。次どこでやるか分からないけど、その結果はすぐに分かると思うし」

――鼓太郎は『STINGERは俺たちがつぶす』と

▼小川「フッ…(笑) まぁいろいろ、楽しみにしててください」

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