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12/2【DRAGONGATE】モチフジがハルク狩りでツインゲート挑戦へ 望月が「ビッグサプラ〜イズ」予告

『FANTASTIC GATE 2020』東京・後楽園ホール(2020年12月2日)
○ドン・フジイ&望月成晃vsYAMATO&奥田啓介vsKAZMA SAKAMOTO&B×Bハルク×

 “モチフジ"望月&フジイがツインゲート王者・ハルク狩りを果たし、タイトル挑戦を表明。ハルク&KAIが「イージーな試合で、楽に防衛記録を伸ばしてやるからよ」と受けて立つ構えを見せると、望月はハルクの言い方を真似て、「モチフジでまたビッグサプラ〜イズ、起こしてやるからな」と予告した。

 DRAGONGATEマットでは若い選手の活躍が目立ち、最近鳴りを潜めていたベテラン勢。しかし、元ツインゲート王者でもある望月&フジイは11・28仙台大会のタッグ4WAYを制し、復活への手応えを掴んでいた。

 今宵はDRAGONGATE世代のYAMATO&奥田、R・E・Dのハルク&KAZMAと3WAYで激突。激しくせめぎ合う両チームを横目に、無理に戦いには加わらず、体力を温存して、ベテランらしく漁夫の利を得た。

 そして、ここぞという場面で横やり。望月がトップロープ越えのノータッチトペを放てば、フジイもスキを突いてハルクにラリアットをぶち込んで好機に持ち込む。すかさず望月はハルクに一角蹴りをグサリ。フジイのジャーマンは決まらず、望月の三角蹴りは誤爆に終わるが、そこは老かいなベテラン。慌てずにハルクのファーストフラッシュをかいくぐったフジイが外道クラッチで値千金の3カウントを奪い取った。

 現ツインゲート王者から勝利を挙げたフジイを称えた望月は「いやあ、久々にモチフジで快勝だ。これで仙台と合わせて2連勝。最近は若いヤツの台頭で、ちょっとばかし隅に追いやられてるけど、今日はツインゲートチャンピオンのB×Bハルクに勝ったよ」と満足げ。舌鋒をハルクに向け、「ツインゲートチャンピオンのハルク。俺らまた勝っちゃったよ。お前からなにか言うことはないのか?」と挑発した。

 ハルクは「おい、オッサン。オッサン、オッサン。お前ら、今日たまたま勝ったからってよ。なんだよ? 2人でツインゲート挑戦しようぜって思ってるのか? ふざけんじゃねえよ。ツインゲートはそんな甘くねえよ。二軍落ちしたお前らが今さらしゃしゃり出てくるな。二軍落ちしたお前らがやすやす挑戦できるタイトルじゃねえんだよ」と拒否。しかし、パートナーのKAIと言葉を交わすと、防衛は手堅いと確信し、「俺たちも鬼じゃねえからな。よしわかった。お前ら挑戦受けてやる。イージーな試合で、楽に防衛記録を伸ばしてやるからよ」と一転して受けて立つ構えを見せた。

 「その代わり、覚悟してこい。二軍落ち、三軍落ちじゃねえぞ。選手外まで叩き落としてやるからな」とハルクは余裕タップリに通告したが、望月は早くも臨戦態勢。「おい、その二軍に負けたB×Bハルクよ。イージーな試合だと? おい、モチフジ相手にイージーな試合ができるかどうかは、まあ、楽しみにしとけよ」と言い返し、「このちょっとばかし若返りすぎたDRAGONGATE、モチフジでまたビッグサプラ〜イズ、起こしてやるからな」とハルクの言い回しを拝借して、ベルト獲りを予告した。

【試合後の望月&フジイ】
▼フジイ「会心!」

▼望月「会心の勝利だよ。仙台の時に久々組んで、俺ら4WAYとか3WAYとか結構苦手なんだけどね、これで結果を出せたってことはね、ツインゲートのベルトに呼ばれてる。三軍抗争中だけども、三軍抗争に俺ら関係ないから。久々モチフジで地殻変動起こしてやるから。ねぇ?」

▼フジイ「あいつらが…決定? 決定!」

▼望月「ホントね、イージーかどうかは昔のモチフジがチャンピオンだった時代のツインゲートのタイトルマッチ全部見返してみろよ。楽な試合なんか一つもねぇからな」

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