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12/4【全日本】崔と最強タッグ2勝目 ヨシタツが葛西のデスマッチ要求を拒否「まっとうなレスリングで勝負しろ」

『2020世界最強タッグ決定リーグ戦』愛知・名古屋国際会議場(2020年12月4日)
「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○ヨシタツ&崔領二vs入江茂弘&イザナギ×

 ヨシタツ&崔がイザナギ&入江を破って2勝目を挙げ、辛うじて優勝圏内に生き残った。ヨシタツは12・13後楽園大会で対決する葛西純からのデスマッチ要求を拒否し、「正々堂々と俺とまっとうなレスリングで勝負してみろよ」と挑発した。

 ヨシタツ&崔とイザナギ&入江はここまで1勝3敗と苦しい星勘定。負ければ絶望的な状況下、両チームが星を潰し合った。まずはヨシタツ&崔がイザナギに的を絞って試合を支配したが、イザナギがドロップキックで反撃すると、入江がテディベア、バックフリップと得意技を連発して挽回した。

 終盤にはイザナギがトラースキックを連発するなどヨシタツ相手に奮戦。入江もビーストスプラッシュで援護射撃し、イザナギは回転十字固めでニアフォールに追い込む。さらにイザナギのトラースキック、入江のバックフリップを立て続けに決め、イザナギがバズソーキックをぶち込んで勝機を作った。

 だが、ヨシタツ&崔はダブルミドルキック、マジックキラーと連係を駆使して流れを引き寄せた。イザナギもCBJ、ヨシタツ幻想(ファンタジー)をことごとく丸め込みで切り返して粘ったものの、ヨシタツはCBJで鎮圧。すかさずヨシタツ狂想曲(ラプソディー)をさく裂させて3カウントを奪った。

 苦戦を強いられたもののヨシタツ&崔が2勝目をもぎ取り、辛くも優勝圏内に生き残った。残り2戦に勝利しても勝ち点8。他力本願の状況だが、ヨシタツは「俺と崔は組むだけで価値があるタッグチームだから。歴史に残る最強タッグだよ。俺たちが出るだけで開催する価値があった」と豪語してみせた。

 また、ヨシタツは12・13後楽園大会で対決する葛西について言及した。この日、葛西が全日本を通じてコメントを出し、「12/13は当然デスマッチルールで戦うんだろうなあ? こっちは、ガラス、画鋲、有刺鉄線、なんでも持っていく用意があるぞ」とデスマッチを要求してきた。これを受けてヨシタツは「ここは全日本プロレス。王道のリングだ。だろ? デスマッチなんてハナからできるわけないんだよ」と拒絶。「それともお前まっとうなレスリングできないのか? 正々堂々と俺とまっとうなレスリングで勝負してみろよ」と挑発した。

【ヨシタツの話】「今日で2勝目か。いいんじゃない。俺と崔は組むだけで価値があるタッグチームだから。歴史に残る最強タッグだよ。俺たちが出るだけで開催する価値があった。そういう大会。あと葛西がデスマッチがどうとかごちゃごちゃ言ってるみたいだけど、ここは全日本プロレス。王道のリングだ。だろ? デスマッチなんてハナからできるわけないんだよ。それともお前まっとうなレスリングできないのか? 正々堂々と俺とまっとうなレスリングで勝負してみろよ。We can do it!」

【試合後の入江、北斗】
▼入江「まだ、まだ4敗でしょ。まだまだですよチクショー。まだ二つ残ってる。これ獲ればいけるでしょ。全日本プロレスのリーグ戦にイザナギ選手と入江茂弘、二人ともインディー出身。この二人でリーグ戦に出れたってことは僕は凄く夢のあることだし、この先、この二人でイザナギ選手がよければ僕はまたイザナギ選手と挑んで、このリーグ戦優勝したいです。それが僕の目標で、僕の夢です。イザナギ選手、よろしくお願いします。まだ新潟も後楽園もあります。いきましょう」

※二人が去ると、イザナギが北斗に連れ戻されてきて、壁に叩きつけられ、ストンピングを連発される

▼北斗「お前、思い出作りに最強タッグ出たかもしれねぇけどよ、ジュニア、アジアタッグの恥さらしだ、お前は」

※イザナギのマスクを剥いでイザナギを踏みつける

▼北斗「こんなの剥いでもよ、飽きたな。明日からは何かよ、違ぇのを剥いでやろうかな。このどうしようもねぇオッサンよ。ボコボコにしてやるよ。覚悟しとけ」


【葛西のコメント】「ヨシタツが俺っちから逃げず、戦うと返答したのは意外だったな。アイツはオレっちの事を知らないのかな? それとも、ただのバカなのか? 経験のないデスマッチを『やれる』などとバカにした。ホンモノのデスマッチってもんを知らないんだろ? アイツは。12/13は当然デスマッチルールで戦うんだろうなあ? こっちは、ガラス、画鋲、有刺鉄線、なんでも持っていく用意があるぞ。アイツは『世界』を見てきたんだろ? オレっちから言わせたらアイツの見てきた『世界』は小さい。この世にはアイツの知らない『世界』があるってのを教えてやる。自称ワールドフェイマス、自称デスマッチファイターの返答を待つ」

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